• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/01/31 17:30

<オーディオベース>テクニカルブレーンの新フォノイコ/アクティブとパッシブを切り替えできるスピーカー

個性的なアイデア溢れる学生達の手作りスピーカーも展示
季刊AudioAccessory編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オトナのための秘密基地をコンセプトにしたイベント「TOKYO AUDIO BASE 2020」が本日1月31日に開幕した。川越に拠点を置くテクニカルブレーンは昨年に引き続き2度目の出展。昨年DYNAUDIO JAPANと共同ブースを展開し、今年は初めて単独ブースを持つことになった。なかなか試聴の機会の少ない完全DC・無帰還の回路設計の世界観を楽しむことができる。

テクニカルブレーンのブースの様子。背面のログコテージは同社の工房兼カフェ「Canaan」

ブースでは同社のモノラルパワーアンプ「TBP-ZERO/EX2」2台でMAGICOのスピーカーを駆動。コントロールアンプは「TBC-ZERO/C」で、フォノイコライザーには新製品「TEQ-Zero/s」を組み合わせてシステムを構成。電源には高周波ノイズを削減することができるというDENKENSEIKIの「Noisecut AVR」を持ち込んでいるのもこだわりだ。終日、テクニカル・ブレーン代表の黒澤直登氏によるデモンストレーションが行われている。

完全DC無帰還アンプにこだわるテクニカルブレーン。左は最新フォノイコライザーのTEQ-Zero/s

フィデリティムサウンドのブースでは、47研究所と共同開発した、アクティブとパッシブを切り替えできるスピーカー「Duo5Active Black Cherry」が初登場。同スピーカーでは、ユニットにマークオーディオを使用し、47研究所が開発した「4706Gain Card」をモディファイしたモノラルアンプが左右独立で搭載されている。電源も専用リニア電源を用意し、CDプレーヤーとこのスピーカーを組み合わせるだけというシンプルなシステムも実現可能だ。

フィデリティムサウンドのブース。パッシブタイプのNC5HSS_Walnutとアクティブ・パッシブ切り替え可能なDuo5Active Black Cherry

Duo5Active Black Cherryの背面。スイッチでアクティブとパッシブを切り替えできる。ボリュームつまみは背面についており、左右別々に設定が必要

また、今回初の試みとして、大学のオーディオサークルによる自作アイテムの発表の場、オーディオカレッジコンソーシアムのブースも展開された。こちらは、学生が自由な発想でマークオーディオ「OM-MF519」のエンクロージャーを制作したもので、芝浦工業大学、東京都市大学、和歌山大学が参加している。

Room Vで展示されているオーディオカレッジコンソーシアム。自由な発想で製作された手作りスピーカーが楽しい

合体ロボのような外観を持つ「SO-1」はスター・ウォーズにインスパイアされて設計されたものとのこと。本体とパイプで連結された3つの機構によって低音の増幅を図っているそうだ。また、皮製品の加工を趣味として手がけるという東京都市大学の学生は、皮をキャビネットとしたスピーカーを制作。ユニットとターミネーターの間はほぼ中空ということで、スピーカーから音が出ると皮の震えが感じられるのも新鮮。他にも、トランスミッションライン方式を採用した芝浦工業大学オーディオ研究会のスピーカーや、自作イヤホン、ヘッドホンなども展示されていた。

斬新なデザインだが音質にもこだわって設計されているという

皮のエンクロージャーで作られたスピーカー

そのほか、物販エリアでは、ティートックレコーズ、コンバック、フォンテック、オクタヴィアレコードなど各レーベルこだわりの高音質盤のセールのほか、各社オーディオ雑誌の購入も可能。会期最終日となる明日2月1日にミニライヴ&試聴会を行うギタリスト井上仁一郎さん、ヴァイオリニストの窪田真佑子さんのCDもここで購入できる。

2Fでは話題の高音質レーベルが集結。最新MQA-CDからオーディオ専門誌まで購入可能

本イベントの会期は明日2月1日17時まで。会場はお茶の水のホテルマイステイズで、入場無料。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Shokz初のイヤーカフ型TWS「OpenDots ONE」クラファンに、限定サコッシュ付きプランが追加
2 ハイクオリティでコスパ抜群な4K Mini LED液晶レグザ「85Z770N」を徹底視聴!Hi-Fiオーディオも組み合わせた
3 テクニクス「SL-1200」をデザインモチーフにした機械式腕時計が販売開始。トーンアームが分針
4 【インタビュー】VGP総合金賞受賞、エプソンの「dreamio」シリーズで広がるホームプロジェクターの可能性
5 TCL、最上位7.1.4chサウンドバーのクラファンを4/1より開始。Dolby Atmos/DTS:Xの立体音響に対応
6 キングインターナショナル、4/25に事業を終了。海外高音質レーベルを日本に紹介
7 Amazon、テレビや家電の設置/回収が“110円”で利用できるキャンペーン実施中
8 アキュフェーズ、上位機の技術を踏襲したAB級プリメイン「E-3000」。新サイズに再設計
9 【moraアニソンTOP10】米津玄師×羽生結弦まさかのコラボで話題、『メダリスト』主題歌がトップ!
10 世界初!特殊ガラス振動板搭載のフルレンジ・ユニットがクラファン展開中。清涼感ある高域表現に惚れる
3/14 10:25 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX