• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/02/08 16:29

Sonus Faber、“ルミナ”に最新技術を投入した「Lumina II Amator」「Lumina V Amator」

“Homage”コレクションで導入された最新技術を投入
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ノアは、同社が取り扱うイタリアSonus Faber(ソナス・ファベール)ブランドより、2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー「Lumina II Amator」と3ウェイ4スピーカー・フロア型スピーカー「Lumina V Amator」を3月5日より発売する。価格は「Lumina II Amator」が272,800円(ペア・税込)、「Lumina V Amator」が638,000円(ペア・税込)。仕上げはウェンゲ・グロス、ウォルナット・グロスに加えて、レッド・グロスも加わっている。

「Lumina II Amator」

「Lumina V Amator」

“ルミナ”はラテン語で「光」を意味するとともに、「LUXURY」「MINIMAL」「NATURAL」のそれぞれの頭文字2つを組み合わせたもの。すべて北イタリア・ヴィチェンツァの工房にて手作業で組み上げられている。

Lumina II AmatorとLumina V Amatorは、「Lumina II」「Lumina V」(いずれも日本未発売)のモデルをベースに、“Homage”コレクションで導入された最新技術を取り入れた特別モデル。フロントバッフルには、同社の上位モデル「Amati G5」や「Stradivari G2 Anniversary」にも搭載された、木目を45度の角度に合わせながらグロス塗装を施した仕上げを採用している。

クロスオーバーネットワークも再設計されており、新回路「Interactive Fusion Filtering(インタラクティブ・フュージョン・フィルタリング)」を搭載。各ユニットのポテンシャルを存分に発揮させるために、高周波干渉を抑え、トランジェント特性を改善しているとする。さらに、フロア型の「Lumina V Amator」に搭載される「Hybrid IFF - Paracross Topology」(パラクロス・トポロジーとのハイブリッド)では、ミッドレンジとトゥイーターの逆起電力を減少させることで、よりスムーズな応答を実現する。

Lumina V Amatorのクロスオーバーネットワーク

内部構造についても、「Lumina V Amator」の中高域の内部チェンバーは、Sonus Faberの上位モデルで採用される“リュート形状”を模した密閉型となっている。内部定在波を制するとともに、剛性の向上、ウーファーの背圧の影響を排除しており、より自然で繋がりの良いつややかなサウンドを実現すると説明。またいずれもボトム・バスレフ構造で、バイワイヤリングに対応する。

Lumina V Amatorの中高域のチェンバーはリュート形状になっている

両モデル共通のトゥイーターは29mm径ソフトシルクドームで、独自のアローポイントDADテクノロジーを採用。Lumina II Amatorのミッドウーファーは150mm径で、セルロースパルプ、その他天然繊維を自然乾燥させた素材をベースにした高品位ダイヤフラムを採用。剛性の高いカスタムメイドのバスケットに収められている。

両モデル共通のトゥイーターユニット

Lumina II Amator用ミッドウーファー

Lumina V Amatorのミッドレンジも同様に150mm径で、セルロースパルプなどを素材にしたダイヤフラムを採用。センターキャップにはアルミニウム製の同軸フェーズプラグを搭載し、インパルス応答を改善しながら相互変調歪を低減する。ウーファーは165mm径ペーパーコーンで、高耐入力ダイアフラムと高剛性バスケットを採用している。

Lumina V Amator用ミッドレンジ

Lumina V Amator用ウーファー

Lumina II Amatorのサイズは180W×263D×304Hmm、質量は5.8kg(1本)。クロスオーバー周波数は2,600Hz、周波数特性は55〜24,000Hz、インピーダンスは4Ω、音圧レベルは86dB。Lumina V Amatorのサイズは280W×373D×1049Hmm、質量は22.5kg(1本)。クロスオーバー周波数は260Hz/2,850Hz、周波数特性は38〜24,000Hz、インピーダンスは4Ω、音圧レベルは89dB。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 エディオン、ブラックフライデーセールを12/1まで開催中。ネットショップ限定の割引クーポンも
4 7万円以下で叶う、アナログプレーヤーとスピーカーの組み合わせ!オーディオテクニカ「AT-LP70X/AT-LP70XBT」&「AT-SP3X」
5 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
6 Leben、往年の名機をリファインした真空管プリメインアンプ「CS300XS」
7 フルテックの電源ボックス&ノイズフィルター、音質改善の効果をアナログ再生で実践!
8 AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」
9 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
10 オクターヴ、モノラル真空管パワーアンプ「MRE 220 SE」。ダンピングファクターをHigh/Low切り替え可能
11/20 10:34 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX