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公開日 2002/02/25 18:58
NTTとスカパーが共同で光ファイバを活用した映像配信共同実験の開始を発表
●日本電信電話(株)[以下NTT]と(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズ[以下SPTV]はNTTが推進する「光マーケットクリエーション活動」の一環として、光映像配信の技術検証を目的とした共同実験を3月から平成15年1月まで実施すると発表した。本共同実験においては、NTTが光映像配信技術の提供及び実験通信設備構築と運用を、SPTVは映像送信設備構築と運用及び配信コンテンツの提供をそれぞれ行う。
本実験ではNTT研究所の開発技術である「B-PON」技術を用い、ピーク100Mbpsの広帯域マルチメディアサービスの低コストによる提供を推進していく。光ファイバによる超高速インターネットで、ストリーミング動画や音楽配信等のリッチコンテンツ、ビデオチャットによる双方向コミュニケーションを自由に楽しめる利用環境を構築する。MPEG-2の圧縮技術を用いた高画質デジタル映像では多チャンネル(最大500チャンネルまで伝送可能)に加えて、通常のインターネット配信とは異なる帯域保証型で遅延なく配信が行える。また映像コンテンツをIP化せず伝送することによって、新たな不正コピー防止措置が不要となる。
具体的な実験フィールドは、超高速インターネットが既に利用可能な東京都新宿区の一般向けブロードバンド・マンションを予定。居住者からサービスモニタを募集して行く。カクモニターユーザーは実験期間中に様々なジャンルのコンテンツを視聴できる。両社の共同実験により、本格的な光ファイバの普及に向けたビジネス・サービスの成長が期待される。
(Phile-web編集部)
本実験ではNTT研究所の開発技術である「B-PON」技術を用い、ピーク100Mbpsの広帯域マルチメディアサービスの低コストによる提供を推進していく。光ファイバによる超高速インターネットで、ストリーミング動画や音楽配信等のリッチコンテンツ、ビデオチャットによる双方向コミュニケーションを自由に楽しめる利用環境を構築する。MPEG-2の圧縮技術を用いた高画質デジタル映像では多チャンネル(最大500チャンネルまで伝送可能)に加えて、通常のインターネット配信とは異なる帯域保証型で遅延なく配信が行える。また映像コンテンツをIP化せず伝送することによって、新たな不正コピー防止措置が不要となる。
具体的な実験フィールドは、超高速インターネットが既に利用可能な東京都新宿区の一般向けブロードバンド・マンションを予定。居住者からサービスモニタを募集して行く。カクモニターユーザーは実験期間中に様々なジャンルのコンテンツを視聴できる。両社の共同実験により、本格的な光ファイバの普及に向けたビジネス・サービスの成長が期待される。
(Phile-web編集部)