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公開日 2004/08/31 18:13
リオ・ジャパン、クラス最軽量の5GB HDD内蔵ポータブルオーディオプレーヤーなど発表
●リオ・ジャパンは、5GB HDD内蔵のデジタルオーディオプレーヤー「Rio Carbon」を10月中旬より発売すると発表した。価格はオープンだが同社eStoreでは29,800円で販売される。
また、同時にスポーツタイプのフラッシュメモリー型デジタルオーディオプレーヤー「Rio Forge」も発売する。128MBモデルと256MBモデルが用意され、どちらもオープンだが、eStoreでの販売価格は128MBが15,800円、256MBが19,800円となっている。
「Rio Carbon」は、Rioファミリーとして初めての5GB HDD内蔵デジタルオーディオプレーヤー。HDDはシーゲート社製の1インチタイプを採用。本体は手のひらに収まる小型サイズで、重さは88gとiPod miniの103gより軽い。
OSはWindowsとMacintoshに両対応。再生できる音声フォーマットはWMA、MP3、Audibleとなっている。MicrosoftのDRM(デジタル著作権管理)技術をサポートしており、WMA形式でデータ提供を行っている音楽配信サイトを利用し、データをRio Carbonに転送して楽しめる。
電源には内蔵のリチウムイオン充電池を利用。1回の充電で約20時間の連続再生が可能で、iPod miniの8時間を大きく凌ぐ。ボイスレコーディング機能も備え、内蔵モノラルマイクを利用し、最大3,300時間の音声録音が可能。PCとの接続はUSB2.0を採用し、高速で楽曲データの転送が行える。
液晶ディスプレイはモノクロでバックライトを搭載。日本語、英語、仏語等の多国語表示に対応している。
操作は、本体の右側面に用意されたメニューボタンと、その上に装備したダイヤル式のボタンで行う。左手で持った場合、人差し指1本で操作が行える。再生・停止や巻き戻しボタンは前面下部に備えている。
オーディオ管理ソフトウェアには独自の「Rio Music Manager(Ver.2.85)」を付属。また、iTunes(ver.4.2以上)のプラグインも付属し、iTunesと本機を組み合わせての使用も可能だ。さらに、ソフトを利用せずに、本体を外付けディスクとして認識させ、ファイルのドラッグ&ドロップによって楽曲を転送することもできる。
「Rio Forge」は、フラッシュタイプならではの音跳びがしないという特長や、手にしっくりなじむラバーコーティング、耐久性の高いステンレスフェイスプレートなど、スポーツシーンに最適な仕様を盛り込んだデジタルオーディオプレーヤー。前述のように128MBモデルと256MBモデルが用意される。本体色は128MBがレッド、256MBがグレーとなる。重量は50g。
耳にしっかりかかるスポーツタイプのイヤホンと便利なアームバンドを同梱し、ストップウォッチ機能も搭載した。再生できる音声フォーマットはWMA、MP3、Audible。SDカード/MMCのメモリスロットを使用することで、256MBモデルの場合、最大1.25GBまでメモリを拡張できる。単4アルカリ乾電池1本で約20時間の連続再生、FMチューナー、ブックマーク機能、レジュ―ム機能も搭載しており、256MBモデルにはFM録音機能が搭載されている。
このほか、DRMへの対応、USB2.0インターフェース、Win/Macへの両対応、iTunesプラグインなど、Carbonの特徴の多くを本機も備えている。
本日東京都内にて、両製品の発表会が行われた。リオ・ジャパン ゼネラルマネージャーの矢野間 也寸志氏は、まず同社の概要を説明。リオ・ジャパンが米国Digital Networks North America(DNNA)のRio事業担当部門であること、日本国内におけるRio製品の企画、マーケティング、カスタマーサポートを行っていることを説明した。なお、DNNAはデノンとマランツの持株会社であるD&Mホールディングスの米国子会社であるD&MホールディングスUSに新設されたデジタル開発部門で、Rio、ReplayTV、エシェントという3つのブランドを有している。
少々ややこしいが、一番上にD&Mホールディングスがあり、その下にD&MホールディングスUS、そのデジタル開発部門がDNNA、その日本国内におけるRio事業担当部門がリオ・ジャパンという構図になる。
また同氏は、「ポータブルオーディオプレーヤーの市場が急激に拡大しつつある」と指摘。「2005年にはMDとポータブルオーディオプレーヤーが逆転するという見方もある」とした。Rioの取り扱い店舗数についても「特に地方の量販店で扱いが急激に増えており、今年末には1,100店舗に達する」と現状を説明した。
続いて米DNNA社リオ事業担当部門プレジデントのヒュー・コニー氏が製品の詳細を説明。大まかには上で説明した通りだが、同氏はiPod miniやNOMAD MUVO2、gigabeat G5との比較表を用意し、主要機能でRio Carbonが他モデルを凌駕していることを強調した。また、iPodへの対抗策を問われた同氏は「ルック&フィールの面でもプレミアム感を強調しており、iPodとは異なったマーケティング展開を行う」とし、「iTunes Music Storeに縛られたiPodと異なり、Rio製品は様々な音楽配信サイトに対応している。特に日本においてはiTunes Music Storeが立ち上がっておらず、我々は大きなアドバンテージを持っている。プロモーション展開においても、Rio単体で行うのではなく、マイクロソフトや音楽配信サイトと共同で行うことを検討している」と戦略を語った。
なおPhile-webでは、矢野間氏とヒュー・コニー氏への特別インタビューを行い、同ブランドの詳細な事業戦略について話を聞いた。近日中に当ニュース欄にて掲載する予定だ。
【問い合わせ先】
リオ・ジャパン
サポートセンター
Tel/0570-00-2111
(Phile-web編集部)
また、同時にスポーツタイプのフラッシュメモリー型デジタルオーディオプレーヤー「Rio Forge」も発売する。128MBモデルと256MBモデルが用意され、どちらもオープンだが、eStoreでの販売価格は128MBが15,800円、256MBが19,800円となっている。
「Rio Carbon」は、Rioファミリーとして初めての5GB HDD内蔵デジタルオーディオプレーヤー。HDDはシーゲート社製の1インチタイプを採用。本体は手のひらに収まる小型サイズで、重さは88gとiPod miniの103gより軽い。
OSはWindowsとMacintoshに両対応。再生できる音声フォーマットはWMA、MP3、Audibleとなっている。MicrosoftのDRM(デジタル著作権管理)技術をサポートしており、WMA形式でデータ提供を行っている音楽配信サイトを利用し、データをRio Carbonに転送して楽しめる。
電源には内蔵のリチウムイオン充電池を利用。1回の充電で約20時間の連続再生が可能で、iPod miniの8時間を大きく凌ぐ。ボイスレコーディング機能も備え、内蔵モノラルマイクを利用し、最大3,300時間の音声録音が可能。PCとの接続はUSB2.0を採用し、高速で楽曲データの転送が行える。
液晶ディスプレイはモノクロでバックライトを搭載。日本語、英語、仏語等の多国語表示に対応している。
操作は、本体の右側面に用意されたメニューボタンと、その上に装備したダイヤル式のボタンで行う。左手で持った場合、人差し指1本で操作が行える。再生・停止や巻き戻しボタンは前面下部に備えている。
オーディオ管理ソフトウェアには独自の「Rio Music Manager(Ver.2.85)」を付属。また、iTunes(ver.4.2以上)のプラグインも付属し、iTunesと本機を組み合わせての使用も可能だ。さらに、ソフトを利用せずに、本体を外付けディスクとして認識させ、ファイルのドラッグ&ドロップによって楽曲を転送することもできる。
「Rio Forge」は、フラッシュタイプならではの音跳びがしないという特長や、手にしっくりなじむラバーコーティング、耐久性の高いステンレスフェイスプレートなど、スポーツシーンに最適な仕様を盛り込んだデジタルオーディオプレーヤー。前述のように128MBモデルと256MBモデルが用意される。本体色は128MBがレッド、256MBがグレーとなる。重量は50g。
耳にしっかりかかるスポーツタイプのイヤホンと便利なアームバンドを同梱し、ストップウォッチ機能も搭載した。再生できる音声フォーマットはWMA、MP3、Audible。SDカード/MMCのメモリスロットを使用することで、256MBモデルの場合、最大1.25GBまでメモリを拡張できる。単4アルカリ乾電池1本で約20時間の連続再生、FMチューナー、ブックマーク機能、レジュ―ム機能も搭載しており、256MBモデルにはFM録音機能が搭載されている。
このほか、DRMへの対応、USB2.0インターフェース、Win/Macへの両対応、iTunesプラグインなど、Carbonの特徴の多くを本機も備えている。
本日東京都内にて、両製品の発表会が行われた。リオ・ジャパン ゼネラルマネージャーの矢野間 也寸志氏は、まず同社の概要を説明。リオ・ジャパンが米国Digital Networks North America(DNNA)のRio事業担当部門であること、日本国内におけるRio製品の企画、マーケティング、カスタマーサポートを行っていることを説明した。なお、DNNAはデノンとマランツの持株会社であるD&Mホールディングスの米国子会社であるD&MホールディングスUSに新設されたデジタル開発部門で、Rio、ReplayTV、エシェントという3つのブランドを有している。
少々ややこしいが、一番上にD&Mホールディングスがあり、その下にD&MホールディングスUS、そのデジタル開発部門がDNNA、その日本国内におけるRio事業担当部門がリオ・ジャパンという構図になる。
また同氏は、「ポータブルオーディオプレーヤーの市場が急激に拡大しつつある」と指摘。「2005年にはMDとポータブルオーディオプレーヤーが逆転するという見方もある」とした。Rioの取り扱い店舗数についても「特に地方の量販店で扱いが急激に増えており、今年末には1,100店舗に達する」と現状を説明した。
続いて米DNNA社リオ事業担当部門プレジデントのヒュー・コニー氏が製品の詳細を説明。大まかには上で説明した通りだが、同氏はiPod miniやNOMAD MUVO2、gigabeat G5との比較表を用意し、主要機能でRio Carbonが他モデルを凌駕していることを強調した。また、iPodへの対抗策を問われた同氏は「ルック&フィールの面でもプレミアム感を強調しており、iPodとは異なったマーケティング展開を行う」とし、「iTunes Music Storeに縛られたiPodと異なり、Rio製品は様々な音楽配信サイトに対応している。特に日本においてはiTunes Music Storeが立ち上がっておらず、我々は大きなアドバンテージを持っている。プロモーション展開においても、Rio単体で行うのではなく、マイクロソフトや音楽配信サイトと共同で行うことを検討している」と戦略を語った。
なおPhile-webでは、矢野間氏とヒュー・コニー氏への特別インタビューを行い、同ブランドの詳細な事業戦略について話を聞いた。近日中に当ニュース欄にて掲載する予定だ。
【問い合わせ先】
リオ・ジャパン
サポートセンター
Tel/0570-00-2111
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドRio
- 型番Rio Carbon
- 発売日2004年10月中旬
- 価格\OPEN(予想実売価格29,800円前後)
【SPEC】
●内蔵メモリー:5GB内蔵(HDD) ●S/N比:90dB以上 ●質量:約88g(内蔵充電池含む) ●外形寸法:62.0W×83.0H×15.5Dmm(最大値) ●電源:内蔵型リチウムイオン充電池(USB充電、ACアダプター充電対応) ●再生時間:最大20時間連続再生
●内蔵メモリー:5GB内蔵(HDD) ●S/N比:90dB以上 ●質量:約88g(内蔵充電池含む) ●外形寸法:62.0W×83.0H×15.5Dmm(最大値) ●電源:内蔵型リチウムイオン充電池(USB充電、ACアダプター充電対応) ●再生時間:最大20時間連続再生
- ブランドRio
- 型番Rio Forge
- 発売日2004年10月中旬
- 価格\OPEN
●内蔵メモリー:128MB内蔵/256MB内蔵(フラッシュメモリ) ●外付メモリー:SDカード…1GBまで対応検証済み、MMC…128MBまで対応 ●S/N比:90dB以上 ●質量:約50g(電池含まず) ●外形寸法:68.2W×68.0H×22.5Dmm(最大値) ●電源:単4アルカリ乾電池1本 ●再生時間:最大20時間連続再生