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公開日 2006/09/29 14:45
<新人編集者オザワ(♀)が行く!>ビクターの4K3DシアターをCEATECより一足先に体験!
入社当初、ワンセグ放送とポッドキャストを混同していたり、D端子とDVI端子の違いが分からなかったりした私ですが、早いものでPhile-webに配属されてから3カ月。多くの方のご指導のもと、日々研鑽を積んでいます。
さてさて、10月3日から開催される「CEATEC 2006」。各企業ブースの出展内容が次々と明らかになっていますが、私がとりわけ気になっているブースがひとつ!「Presence to achieve The Perfect Experience」をテーマに3D映像などを上映する、日本ビクター(株)のブースです。
「3Dシネマ」をご存知の方は多いかと思います。昨年の12月、舞浜のシネマイクスピアリで「チキン・リトル」の3Dシネマが上映されたのは記憶に新しいところですよね。
しかし今回ビクターブースで上映されるのは、ただの3D映像ではありません。
フルHD(1920×1080)の約4倍、4096×2160ドットの解像度を持つあの「4K2K D-ILAプロジェクター」を2台使っての「4K3Dシアター」なのです!
しかもこれ、世界初上映。
そのうえ上映する映像が、NCSA(米国立スーパーコンピュータ応用研究所)のプロジェクトチームがスーパーコンピューター3000台を使用して作った「トルネード」「宇宙の進化」「銀河合体」「天の川への旅」の超ハイテク映像4本立てと聞いては、子供の頃「宇宙戦艦ヤマト」と「STAR WARS」に情熱を注いだ私の血が燃え尽きるほどヒート!無限に広がる大宇宙を、超高解像度の3Dで体験できる機会なんてそうそうありません。
なんと今回、この4K3Dシアターを一足早く体験できるという情報を入手!早速ビクターの久里浜技術センターへ行って来ました。
■4K2Kプロジェクター×2の迫力に驚く
高柳記念ホールに入ると、左手には300インチの大スクリーン、目の前に4K2Kプロジェクターが2台!これが思っていたよりずっと大きく、縦に重ねると私(身長153cm)の目線の高さとほぼ同じくらい。
4K3Dシアターは、特殊な分光フィルターを内蔵した4K2Kプロジェクターを2台使用し、分割したRGBの色波長をそれぞれ左右交互に振り分ける「Infitec 波長分光方式」を採用。鑑賞の際は、特定の波長を受け取る特殊なフィルターのついたメガネを装着します。ちなみにこの眼鏡は1つ250ユーロ。日本円にすると37,500円…高い!
左右の目で色の波長の違う映像を観て、頭のなかでミックスして立体視を得る原理は、昔学年誌などの付録にあった、赤と青の眼鏡をかけて観るアレ(アナグリフ方式というそうです)と同じですね。
しかしInfitec波長分光方式のすごいところは、フルカラーの3D映像が得られることに加え、頭を動かしても立体視が崩れないところ!コントラスト比も高く、スクリーンも通常のものと同じで大丈夫というから驚きです。
■遂に4K3D映像が目前に!
まずは4Kカメラを使用して撮影した2D映像を視聴。ビクターのお膝元・横浜みなとみらいの風景が300インチの大画面いっぱいに、すみずみまでくっきり映し出されます。屋形船に乗って桟橋の下をくぐるシーンでは、波で揺れる船上のカメラの映像に合わせて、自分の体が揺れているような錯覚を起こすほど。2Dでこれだけすごいものを見せていただくと、3Dへの期待はいやがおうにも高まります。
解説して下さるビクターの方の指示を受け、3Dメガネを装着。映像が流れはじめると…みえる!
スクリーンから2〜3mのところに座っていたのですが、すぐ手前まで映像空間が迫ってくるのはもちろん、スクリーンの向こう側に広がる深い深い空間をありありと感じることができます。奥からこちらめがけてシャワーのように降ってくる星粒が体に当たっているように感じられ、思わずイタタッ!と言葉が出てしまうほど。
ちりちりした光の粒が集まってだんだんと星になっていく神秘さ、ふたつの銀河がぶつかりあいひとつになるダイナミックさ、星の海の中にダイブして、ぼうっと煙る光が体にまとわりつくような感覚を、あたかも自分がその場に居て観ているようなリアルさで感じることができました。
■4K3Dを体験するには
4K3Dシアターを体験するためには、事前にブースで配られる整理券を受け取る必要があります。整理券には限りがあり、来て下さった方全員に観て頂くことができないかも知れないとのこと。「もしかしたらもう二度と観られないかも…」というつぶやきも小耳に挟んでしまいました。CEATECで観る機会を逃すと、体験できる日はいつになることか…。早めにビクターブースを訪れることをお薦めします!
今回私が体験した4K3Dシアターの音声は4chだったのですが、CEATECの会場では5.4chにグレードアップ。迫力ある音響で4K3Dの興奮が増すことうけあいです。
ビクターブースでは4K3Dのほかに、先日発表した「呼吸球スピーカー」(関連ニュース)の試聴なども用意しています。CEATEC 2006はビクターブースで未だかつてないPerfect Experienceをその身で感じるべし!
(Phile-web編集部・オザワ(♀))
さてさて、10月3日から開催される「CEATEC 2006」。各企業ブースの出展内容が次々と明らかになっていますが、私がとりわけ気になっているブースがひとつ!「Presence to achieve The Perfect Experience」をテーマに3D映像などを上映する、日本ビクター(株)のブースです。
「3Dシネマ」をご存知の方は多いかと思います。昨年の12月、舞浜のシネマイクスピアリで「チキン・リトル」の3Dシネマが上映されたのは記憶に新しいところですよね。
しかし今回ビクターブースで上映されるのは、ただの3D映像ではありません。
フルHD(1920×1080)の約4倍、4096×2160ドットの解像度を持つあの「4K2K D-ILAプロジェクター」を2台使っての「4K3Dシアター」なのです!
しかもこれ、世界初上映。
そのうえ上映する映像が、NCSA(米国立スーパーコンピュータ応用研究所)のプロジェクトチームがスーパーコンピューター3000台を使用して作った「トルネード」「宇宙の進化」「銀河合体」「天の川への旅」の超ハイテク映像4本立てと聞いては、子供の頃「宇宙戦艦ヤマト」と「STAR WARS」に情熱を注いだ私の血が燃え尽きるほどヒート!無限に広がる大宇宙を、超高解像度の3Dで体験できる機会なんてそうそうありません。
なんと今回、この4K3Dシアターを一足早く体験できるという情報を入手!早速ビクターの久里浜技術センターへ行って来ました。
■4K2Kプロジェクター×2の迫力に驚く
高柳記念ホールに入ると、左手には300インチの大スクリーン、目の前に4K2Kプロジェクターが2台!これが思っていたよりずっと大きく、縦に重ねると私(身長153cm)の目線の高さとほぼ同じくらい。
4K3Dシアターは、特殊な分光フィルターを内蔵した4K2Kプロジェクターを2台使用し、分割したRGBの色波長をそれぞれ左右交互に振り分ける「Infitec 波長分光方式」を採用。鑑賞の際は、特定の波長を受け取る特殊なフィルターのついたメガネを装着します。ちなみにこの眼鏡は1つ250ユーロ。日本円にすると37,500円…高い!
左右の目で色の波長の違う映像を観て、頭のなかでミックスして立体視を得る原理は、昔学年誌などの付録にあった、赤と青の眼鏡をかけて観るアレ(アナグリフ方式というそうです)と同じですね。
しかしInfitec波長分光方式のすごいところは、フルカラーの3D映像が得られることに加え、頭を動かしても立体視が崩れないところ!コントラスト比も高く、スクリーンも通常のものと同じで大丈夫というから驚きです。
■遂に4K3D映像が目前に!
まずは4Kカメラを使用して撮影した2D映像を視聴。ビクターのお膝元・横浜みなとみらいの風景が300インチの大画面いっぱいに、すみずみまでくっきり映し出されます。屋形船に乗って桟橋の下をくぐるシーンでは、波で揺れる船上のカメラの映像に合わせて、自分の体が揺れているような錯覚を起こすほど。2Dでこれだけすごいものを見せていただくと、3Dへの期待はいやがおうにも高まります。
解説して下さるビクターの方の指示を受け、3Dメガネを装着。映像が流れはじめると…みえる!
スクリーンから2〜3mのところに座っていたのですが、すぐ手前まで映像空間が迫ってくるのはもちろん、スクリーンの向こう側に広がる深い深い空間をありありと感じることができます。奥からこちらめがけてシャワーのように降ってくる星粒が体に当たっているように感じられ、思わずイタタッ!と言葉が出てしまうほど。
ちりちりした光の粒が集まってだんだんと星になっていく神秘さ、ふたつの銀河がぶつかりあいひとつになるダイナミックさ、星の海の中にダイブして、ぼうっと煙る光が体にまとわりつくような感覚を、あたかも自分がその場に居て観ているようなリアルさで感じることができました。
■4K3Dを体験するには
4K3Dシアターを体験するためには、事前にブースで配られる整理券を受け取る必要があります。整理券には限りがあり、来て下さった方全員に観て頂くことができないかも知れないとのこと。「もしかしたらもう二度と観られないかも…」というつぶやきも小耳に挟んでしまいました。CEATECで観る機会を逃すと、体験できる日はいつになることか…。早めにビクターブースを訪れることをお薦めします!
今回私が体験した4K3Dシアターの音声は4chだったのですが、CEATECの会場では5.4chにグレードアップ。迫力ある音響で4K3Dの興奮が増すことうけあいです。
ビクターブースでは4K3Dのほかに、先日発表した「呼吸球スピーカー」(関連ニュース)の試聴なども用意しています。CEATEC 2006はビクターブースで未だかつてないPerfect Experienceをその身で感じるべし!
(Phile-web編集部・オザワ(♀))