• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/02/19 16:47

いつでもどこでもカラオケを楽しむ −「iKaraoke」と行くドライブツアー

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
楽しいひとときには歌がつきもの。CDに合わせて歌うのも勿論楽しいのだが、カラオケと比較した場合爽快感は劣る。何故かというと、メインボーカルにかき消されて自分の声があまり聴こえないから。かといってカラオケボックスに行くのもおっくうだし…。気軽にどこでもカラオケが歌えたら楽しいだろうな、と思うことがしばしばある。

そんな人にお薦めしたいのが、フォーカルポイントコンピュータ(株)が発売する「iKaraoke」だ。価格はオープンだが、直販サイトでは7,980円(税込)で販売されている。

iKaraoke

マイク部。17gと非常に軽量

コネクタ部。ライン出力端子も備える

本機はリードボーカルの音域を小さくする「ボーカルカット」機能を備え、iPodで手軽にカラオケを楽しめるというもの。対応iPodはドックコネクタを備えたiPod 4G/5G/nano/nano 2G/mini。電源はiPod本体から供給される。

また3.5mmステレオミニジャックからのライン出力が可能なので、AUX入力対応のコンポなどでも楽しめる。さらにFMトランスミッターを内蔵しており、カーラジオにiPodの音楽を飛ばして再生することができる。

再生/早送り/早戻しボタン。iPodのリモコンとしても使用可能

裏側はボーカルカットスイッチ

楽しいひとときには歌がつきもの。とりわけ、ドライブの車中では!というわけで、まさしく最適な本機を携えて休日のドライブとしゃれ込んだ。

天気が心配だったが、雨が降らず一安心

セットアップは至ってカンタン。本機をiPodのドックコネクタに挿して、「再生/一時停止」ボタンを2秒ほど長押しすると、メニューが出てくる。そこでまずFMモードかLine Outモードを選択する。今回は車中で使ったので、FMモードを選んだ。続いて周波数を設定。76.0〜90.0MHzまで0.1MHz単位での設定が可能だ。

メニュー画面。マイクの再生/早送り/早戻しボタンで操作する

既存の局となるべく離れた周波数を選ぶ

次に、「Reverb」でマイクのエコーを、「Music」で音楽の音量を「Low/Mid/High/Off」から決める。「Music」の音量をOffにすれば、普通のマイクとして使用も可能だ。全て合わせても、1分もあれば設定が終了する。

曲を再生し、反対側にあるボーカルカットスイッチの「OFF」を選択。ボーカルが上手くカットされて流れてくる音楽に、同乗者から小さく感嘆の声があがった。マイクのエコーもいい感じにかかり、なかなかどうして立派なカラオケ気分が味わえる。前の晩の雨をひきずって怪しかった雲間が開け、車外の景色も明るくなってきた。テンションもあがる。

テンションがあがったところで桜並木をバックに1曲

本機は通常のマイクとしても使用可能なので、何曲か歌った後はMCも入れられる

青空のもとで歌う気持ちは格別のもの

ひとしきり歌ってみたが、ひとつ不満を言えば、もう少し声が大きく聴こえたらいいなあ、という感想を持った。マイクからの音声が少しわかりづらく感じたからだ。エコー、音量ともに「High」に設定しておくと、この点は少し改善される。

全体の感想としては、歌いたい曲がカラオケに入っていない…、ひとりでカラオケボックスに行くのはおっくう…、という悩みを抱えている人にはうってつけの製品だと感じた。原曲の演奏をバックに歌えるのもよい。カラオケバージョンのアレンジに不満のある人も、これなら気分よく歌えるだろう。

ラジカセを持ち歩けば大自然のなかでも歌える。歌詞の世界に近いロケーションで歌えば、こもる気持ちもひとしおというもの。これからのお花見の季節などに、一台あると大いに場が盛り上がるだろう。

以前カラオケで歌ったら軽くひかれて以来封印している「天城越え」をセレクト

人工の滝も浄蓮の滝に思えていつもより喉が鳴る。肩の向こうに燃える(燃えてないけど)山に声が吸い込まれていった…

(Phile-web編集部・小澤)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX