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公開日 2008/07/17 16:49
「CEATEC JAPAN 2008」概要説明会が開催 − “デジタルコンバージェンスの集大成に”
IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2008」が9月30日から10月4日まで、5日間の日程で開催される。本日、主催3団体によるイベント開催概要の記者説明会が催された。
はじめにCEATEC JAPAN主催団体である(社)電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、(社)コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)を代表して、CIAJ専務理事の資宗克行氏が挨拶を行った。
今年のイベントのテーマは「デジタルコンバージェンス、新たなるステージへ。」に決定された。今年で開催9回目を迎えるイベントについて、資宗氏は「昨年ようやく来場者数20万人を突破することができた。今年も20万人突破を目指して、イベントを盛り上げていきたい」と宣言した。また出展の中で地球環境問題をテーマに取り上げることや、海外からのジャーナリストやトレーダーにも多数参加を呼びかけ、グローバルなイベントとしてのアピールを強化する考えも示された。
続いてCEATEC JAPAN 2008の開催概要について、実行委員会 委員長を務める富士通(株)パブリックリレーションズ本部 宣伝企画室 担当部長の松本豊氏が説明を行った。
松本氏は始めに、今年の開催テーマについて「“デジタルコンバージェンス”がキーワードになって3回目の開催になるが、今年はその集大成と呼べる出展内容を実現したい」と意気込みを語った。昨年のイベントと今年のイベントで、内容が変更される諸点については「昨年は1〜11ホールを使って展示を行ったが、来場いただいた方々から移動距離について不便という声をいただいた。今年は出展者数、小間数ともに増加が見込まれているが、展示ホールは1〜8ホールの範囲でコンパクトにしつつ、回遊性の高いホールレイアウトを実現したい」とした。レイアウトに関しては、特別展示・イベント展示専用ホールを別途設けて稼働効率を高めるとともに、雨天対応の屋外休憩コーナーをつくり、ホール間の移動通路を広げるなどして効率化を図る考えであるという。松本氏は「イベントは来年が10周年を迎えるが、今年を良い橋渡しの回にしたい」とし、説明を結んだ。
次に登壇したCEATEC JAPAN運営事務局長の入江二郎氏からは、出展内容のテーマについて説明が行われた。今年のイベントでは“つなぐ”をキーワードに「人をつなぐ」「技術をつなぐ」「次世代をつなぐ」という3つの切り口から、最新のITとエレクトロニクスの魅力を伝えていくという。「“人をつなぐ”というキーワードでは、ネットワーク/モバイル/コンテンツの最前線を紹介したい。“技術”の側面では、オートモーティブやナノテク、日本のものづくりを、“次世代”ではデジタル放送や地球環境、そして人材育成に関する内容が取り扱い、来場者に楽しみやすい出展としたい」と語った。また業界著名人によるキーノートスピーチも、ホール展示に並ぶCEATEC JAPANの大きな見所となるが、入江氏は「開催初日にご登壇いただく富士通会長の間塚氏、日立会長の庄山氏をはじめ、今年も業界著名人によるスピーチが目白押しだ。ぜひ期待して欲しい」とアピールした。
今年のCEATEC JAPANではIT・エレクトロニクス業界における地球温暖化対策への取り組みも、一つのトピックスとして注目を浴びそうだ。本年2月1日に産学官のパートナーシップにより設立された「グリーンIT推進協議会」は、会場の一画に特別展示「グリーンITパビリオン」を出展し、参加企業による省エネやエコロジーへの取り組みに関する展示を紹介していく。本日の記者説明会にはグリーンIT推進協議会運営委員長の亀尾和弘氏が出席し、イベントへの出展内容を紹介した。亀尾氏は「企業の取り組みを表彰するアワード企画や学生論文の表彰なども本パビリオンで実施し、地球温暖化対策の重要性を呼びかけていきたい」と語った。
CEATEC JAPAN運営事務局では7月18日より公式サイトにて入場事前登録とキーノートスピーチの聴講予約受付を開始する予定。入場事前登録を行えば入場料は無料となる。また9月19日までの登録者を対象に、入場証をあらかじめ郵送するサービスも実施される。
(Phile-web編集部)
はじめにCEATEC JAPAN主催団体である(社)電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、(社)コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)を代表して、CIAJ専務理事の資宗克行氏が挨拶を行った。
今年のイベントのテーマは「デジタルコンバージェンス、新たなるステージへ。」に決定された。今年で開催9回目を迎えるイベントについて、資宗氏は「昨年ようやく来場者数20万人を突破することができた。今年も20万人突破を目指して、イベントを盛り上げていきたい」と宣言した。また出展の中で地球環境問題をテーマに取り上げることや、海外からのジャーナリストやトレーダーにも多数参加を呼びかけ、グローバルなイベントとしてのアピールを強化する考えも示された。
続いてCEATEC JAPAN 2008の開催概要について、実行委員会 委員長を務める富士通(株)パブリックリレーションズ本部 宣伝企画室 担当部長の松本豊氏が説明を行った。
松本氏は始めに、今年の開催テーマについて「“デジタルコンバージェンス”がキーワードになって3回目の開催になるが、今年はその集大成と呼べる出展内容を実現したい」と意気込みを語った。昨年のイベントと今年のイベントで、内容が変更される諸点については「昨年は1〜11ホールを使って展示を行ったが、来場いただいた方々から移動距離について不便という声をいただいた。今年は出展者数、小間数ともに増加が見込まれているが、展示ホールは1〜8ホールの範囲でコンパクトにしつつ、回遊性の高いホールレイアウトを実現したい」とした。レイアウトに関しては、特別展示・イベント展示専用ホールを別途設けて稼働効率を高めるとともに、雨天対応の屋外休憩コーナーをつくり、ホール間の移動通路を広げるなどして効率化を図る考えであるという。松本氏は「イベントは来年が10周年を迎えるが、今年を良い橋渡しの回にしたい」とし、説明を結んだ。
次に登壇したCEATEC JAPAN運営事務局長の入江二郎氏からは、出展内容のテーマについて説明が行われた。今年のイベントでは“つなぐ”をキーワードに「人をつなぐ」「技術をつなぐ」「次世代をつなぐ」という3つの切り口から、最新のITとエレクトロニクスの魅力を伝えていくという。「“人をつなぐ”というキーワードでは、ネットワーク/モバイル/コンテンツの最前線を紹介したい。“技術”の側面では、オートモーティブやナノテク、日本のものづくりを、“次世代”ではデジタル放送や地球環境、そして人材育成に関する内容が取り扱い、来場者に楽しみやすい出展としたい」と語った。また業界著名人によるキーノートスピーチも、ホール展示に並ぶCEATEC JAPANの大きな見所となるが、入江氏は「開催初日にご登壇いただく富士通会長の間塚氏、日立会長の庄山氏をはじめ、今年も業界著名人によるスピーチが目白押しだ。ぜひ期待して欲しい」とアピールした。
今年のCEATEC JAPANではIT・エレクトロニクス業界における地球温暖化対策への取り組みも、一つのトピックスとして注目を浴びそうだ。本年2月1日に産学官のパートナーシップにより設立された「グリーンIT推進協議会」は、会場の一画に特別展示「グリーンITパビリオン」を出展し、参加企業による省エネやエコロジーへの取り組みに関する展示を紹介していく。本日の記者説明会にはグリーンIT推進協議会運営委員長の亀尾和弘氏が出席し、イベントへの出展内容を紹介した。亀尾氏は「企業の取り組みを表彰するアワード企画や学生論文の表彰なども本パビリオンで実施し、地球温暖化対策の重要性を呼びかけていきたい」と語った。
CEATEC JAPAN運営事務局では7月18日より公式サイトにて入場事前登録とキーノートスピーチの聴講予約受付を開始する予定。入場事前登録を行えば入場料は無料となる。また9月19日までの登録者を対象に、入場証をあらかじめ郵送するサービスも実施される。
(Phile-web編集部)