• ブランド
    特設サイト
公開日 2009/04/10 15:13

オンキヨー、「ドルビープロロジックIIz」搭載機などAVアンプ2機種を国内投入

エントリー機とミドルクラス機の2製品
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オンキヨー(株)は、「ドルビープロロジックIIz」を採用した「TX-SA607」など、エントリー/ミドルクラスのAVアンプ2機種を4月24日より発売する。詳細は下記の通り。

・「TX-SA607」 ¥84,000(税込)
・「TX-SA507」 ¥63,000(税込)

TX-SA607(シルバー)

TX-SA607(ブラック)


TX-SA507

■両機種共通の特徴

両機種ともにHDMI ver.1.3aに対応。x.v.Colorに加え36ビットのDeep Colorに対応している。同社のエントリークラス機としてHDMI ver.1.3aに対応したのは「TX-SA507」が初めて。「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」などHDオーディオにも対応している。

HDMI端子を活用した「RI HD」機能を搭載し、ハイビジョンTVなどとのシステム連動が可能。電源スタンバイ連動や自動入力切換え、TVのリモコンによる本機のボリューム調整とテレビスピーカー/シアタースピーカーの再生切換えが行える。対応機器との接続確認とリンクの設定を自動で行える「RIHD自動検出設定」も装備されている。なお、レグザリンクに対応した東芝“REGZA”との組み合わせでは、独自のコントロールコマンドによりHDMI入力拡張切換えの操作も可能だ。

回路間での電気的・電磁的なノイズ干渉を抑えることができるよう、プリアンプ部とパワーアンプ部を分離してレイアウト。さらに、パワーアンプ回路は、ICチップに頼らずパーツを吟味して自在に回路設計ができるディスクリート構成を採用しているほか、充分な電流容量をもつ銅バスプレートを採用して、電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を実現しているという。

筐体には、楕円状のプレスラインを設けた新設計「オーバルシャーシ」を採用。底面の強度を高め、振動の折り返しを分散させることで振動によるノイズ発生を抑制する。

自動音場補正機能「Audyssey 2EQ」および自動音量補正機能の「Audyssey Dynamic Volume Technology」を搭載。TV番組放送時の本編とCM時に発生する音量差などを自動で補正する。

■新技術「ドルビープロロジックIIz」採用の「TX-SA607」

「TX-SA607」は新技術の「ドルビープロロジックIIz」を世界で初めて採用したAVアンプ。3月にOnkyo USAより海外発売がアナウンスされていた製品(関連ニュース)の国内投入が正式発表された格好だ。

「ドルビープロロジックIIz」は、フロントL/Rスピーカーの上部に設置するフロントハイスピーカーを加えることで、これまでのサラウンドシステムの水平方向の表現に加え、垂直方向も含む三次元的な空間表現が可能な新フォーマット。

本機には7チャンネルのパワーアンプを搭載。定格出力は各チャンネル120W(6Ω、20Hz〜20kHz、THD0.08% 以下、1ch 駆動時)で、実用最大出力は各チャンネル185W(6Ω、1kHz、1ch 駆動時)。ダイレクトモード時の周波数特性は5Hz〜100kHz。

7chパワーアンプと9chスピーカー出力端子を装備しているため、フロントハイとサラウンドバックの両方のスピーカーを同時に接続した状態でも、従来の7.1ch環境と、サラウンドバックの代わりにフロントハイを使用した状態の7.1ch環境を切り換えることができる。

HDMI端子を入力用に6系統、出力用に1系統装備。HDMIビデオアップスケーリングに対応しており、アナログ入力の映像信号を1080iや720p信号等にしてHDMI端子から出力できる。

カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を用意している。

■5チャンネルのパワーアンプを搭載した「TX-SA507」

「TX-SA507」は5チャンネルのパワーアンプを搭載。定格出力は各チャンネルル100W(6Ω、20Hz〜20kHz、THD0.08% 以下、1ch 駆動時)で、実用最大出力は各チャンネル160W(6Ω、1kHz、1ch 駆動時)。ダイレクトモード時の周波数特性は5Hz〜100kHz。

HDMI端子は入力4系統、出力1系統を装備。カラーバリエーションはシルバーのみでの展開だ。

「DTS Surround Sensation」と「Theater-Dimensional」を搭載しており、前方のスピーカーだけでもバーチャルサラウンド音場が楽しめる。そのほか、Pure Audioモードも搭載している。

【問い合わせ先】
オンキヨーコールセンター
TEL/050-3161-9555

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-SA607
  • 発売日2009年4月24日
  • 価格¥84,000(税込)
●実用最大出力;185W×7(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz ●HDMI端子:入力6/出力1 ●映像入出力端子:D4入力2/出力1、コンポーネント入力2/出力1、コンポジット入力5/出力2 ●音声入出力:デジタル入力4、アナログ入力8/出力2、7chプリ出力1、サブウーファープリ出力2 ●外形寸法:435W×176H×329Dmm ●質量:11.8kg
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-SA507
  • 発売日2009年4月24日
  • 価格¥63,000(税込)
●実用最大出力;160W×5(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz ●HDMI端子:入力4/出力1 ●映像入出力端子:D4入力2/出力1、コンポーネント入力2/出力1、コンポジット入力4/出力2 ●音声入出力:デジタル入力4、アナログ入力7/出力2、サラウンドバックプリ出力2、サブウーファープリ出力2 ●外形寸法:435W×151.5H×329Dmm ●質量:9.5kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX