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公開日 2009/11/18 17:31
NEC、デジカメ動画撮影時のズーム/フォーカス音を軽減する技術
小型ビデオカメラにも応用可能
NECは、デジタルカメラなどで動画撮影を行う際に記録される、ズームやオートフォーカス時のモーター音を軽減する技術を開発した。
本技術では、カメラやレンズの種類に合わせてあらかじめ用意した雑音をもとに、駆動時に発生する雑音特性に似せた音を自動生成。生成した擬似雑音を、マイクで収集した音から減算することで雑音を抑圧できるという。さらに、カメラやレンズ特性の経年変化や個体差に応じて擬似雑音を微調整することも可能。またこれらの技術でも抑圧しきれないレンズや鏡胴の断続的な動作で生じる雑音についても、音量の増大と周波数帯域の広がりにより自動検出し、抑圧することができるという。
同社ではこの技術により、雑音を気にせずにモーターを高速に動作させ、よりスムーズなズームやフォーカスが可能になり、デジカメでも快適な動画撮影が可能になる、としている。さらにビデオカメラでも、筐体の小型化によってマイクとモーターを近接配した場合でも、より雑音が少ない動画撮影ができるようになると説明している。
本技術では、カメラやレンズの種類に合わせてあらかじめ用意した雑音をもとに、駆動時に発生する雑音特性に似せた音を自動生成。生成した擬似雑音を、マイクで収集した音から減算することで雑音を抑圧できるという。さらに、カメラやレンズ特性の経年変化や個体差に応じて擬似雑音を微調整することも可能。またこれらの技術でも抑圧しきれないレンズや鏡胴の断続的な動作で生じる雑音についても、音量の増大と周波数帯域の広がりにより自動検出し、抑圧することができるという。
同社ではこの技術により、雑音を気にせずにモーターを高速に動作させ、よりスムーズなズームやフォーカスが可能になり、デジカメでも快適な動画撮影が可能になる、としている。さらにビデオカメラでも、筐体の小型化によってマイクとモーターを近接配した場合でも、より雑音が少ない動画撮影ができるようになると説明している。