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公開日 2010/01/18 11:00
ビクター、“ウッドコーンオーディオ”初のピアノブラックモデルを発売 − EX-BR3/EX-BK1の2機種
エンクロージャー素材にMDFを採用
日本ビクター(株)は、振動板素材に“木”を採用した“ウッドコーンスピーカー”搭載オーディオシステムのピアノブラックモデル「EX-BR3」「EX-BK1」を2月上旬に発売する。
両モデルともに、木目を活かしたナチュラル仕上げのスピーカーにシルバーを基調とした配色のアンプを組み合わせたスタンダードモデル「EX-AR3」「EX-AK1」をベースに、今回新たに「シリーズにブラックモデルを望む多くのファンのリクエストを受けて開発した」(ビクター広報)というカラーバリエーションモデル。スタンダードモデルに注ぎ込まれた高音質技術を継承しながら、ブラックモデル独自の改良も加えられている。
・「EX-BR3」/¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
EX-AR3をベースに、センターユニット部はアルミ素材にブラックフィニッシュを施し、スピーカーはピアノブラック塗装としている。本機ではスピーカーに9cmのウッドコーン・フルレンジユニットを搭載。センターユニットはDVDビデオ&オーディオやCDの再生が楽しめるほか、本体前面に設けられたUSB接続にMP3/WMAファイルを保存したフラッシュメモリーなどをつないで音楽ファイルの再生が楽しめる。CDからUSBへのMP3録音機能(ビットレートは128kbps固定)も行えるほか、FM/AMチューナーも搭載する。
スタンダードモデルではエンクロージャー素材に無垢木材を採用していたが、本機ではMDFが用いられている。本機の発表に先駆けて、ビクターがマスコミ向けに開催した製品説明会には、同社のウッドコーンオーディオシステムの開発を指揮するホーム・エンタテインメント事業部 パーソナルAV統括部 技術部 開発グループ シニアエンジニアリングスペシャリストの今村智氏が登壇した。今回のエンクロージャー素材変更の理由について、今村氏は「無垢素材のまま黒鏡面仕上げを施そうとすると、木目が波打つような模様が浮き出てしまうためMDFを採用した」と説明する。MDF素材の上に何層にも重ね塗りされたうえ、2回の工程にわたるハンドバフ研磨を行い、本体背面を含むエンクロージャー全体に高級感のある黒鏡面塗装が施されている。
エンクロージャー内部も「MDFの採用により音質が変わったため、本機独自に改良を加えている」(今村氏)という。特に音質に変化が生じた“上方向への音の広がり”をEX-AR3と同様のクオリティへチューニングするため、内部に繊維方向を上下に合わせたチェリー材の響棒を追加配置し、音の広がりを改善している。
また、アンプ部でもブラック塗装により音質の変化が発生したため、特に上方向への音の広がりを改善し、質感を向上させるため、シャーシとアースの変更を行っている。
・「EX-BK1」/¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
ウッドコーンオーディオシステムのエントリーモデルに位置づけられる「EX-AK1」をベースに開発されたブラックモデル。スピーカーには8.5cmのフルレンジ・ウッドコーンユニットを採用。DVD/CDの再生が楽しめるほかFM/AMチューナー、ヘッドホンサラウンド機能も搭載する。
先述のEX-BR3と同じく、スピーカーのピアノブラック化に伴いエンクロージャー素材が無垢木材からMDFに変更されている。これに伴う音質チューニングに関しては、エンクロージャー内部にチェリー材の響棒を追加配置して上方向の広がりを改善している。
また本機の場合はアンプのブラック塗装による音質変化をシャーシとアースの変更で調整したほか、天板を固定するための4本のワッシャーを変更。これまで「前2本を銅/後2本を真鍮」としていたものを、「4本全て銅」としたことで高域のヌケや上方向への音の広がりを確保した。
EX-BR3とEX-BK1の違いについてはそれぞれスタンダードモデルどうしの違いと同じになるが、チェリー響棒の配置と本数、BR3のベースに設けられた「竹響板」、ならびに吸音素材をBR3では「メイプル木材」としたのに対してBK1では「羊毛・フェルト素材」としている点などになる。他にもスピーカーユニットの構成やセンターユニットのベースレイアウト、ドライブのトレイの仕様などが異なる。
その他、両モデルともにセンターユニット部には独自の高音質・高出力デジタルアンプ“DEUS(デウス)”を採用。第3世代となるDEUSは、電源部、アンプ部、それぞれのブロックをシールドし、相互干渉を排除することでピュアな音質を獲得している。またビクターエンタテイメントと共同で開発された独自の高音質化技術“K2テクノロジー”も同様に搭載する。デジタル圧縮によって欠落した音楽情報を独自のアルゴリズム処理により再生成し、DVDオーディオからポータブルオーディオまで臨場感あふれる音場感を実現している。
ビクターでは新製品「EX-BR3」の発売を記念した「特別モニターキャンペーン」を1月20日から1月25日13時まで開催する。本キャンペーンでは、EX-BR3の商品モニターに協力することで製品を特別モニター価格で商品を購入が可能になる。購入価格の決定方法は購入希望価格の「入札制」となり、入札下限価格54,800円(税込)〜入札上限価格79,800円(税込)の範囲で応募可能となる。募集人数は300名限定。
詳しくは下記のサイトにて確認いただきたい。
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/home/ex-br3/cp/index.html
【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
両モデルともに、木目を活かしたナチュラル仕上げのスピーカーにシルバーを基調とした配色のアンプを組み合わせたスタンダードモデル「EX-AR3」「EX-AK1」をベースに、今回新たに「シリーズにブラックモデルを望む多くのファンのリクエストを受けて開発した」(ビクター広報)というカラーバリエーションモデル。スタンダードモデルに注ぎ込まれた高音質技術を継承しながら、ブラックモデル独自の改良も加えられている。
・「EX-BR3」/¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
EX-AR3をベースに、センターユニット部はアルミ素材にブラックフィニッシュを施し、スピーカーはピアノブラック塗装としている。本機ではスピーカーに9cmのウッドコーン・フルレンジユニットを搭載。センターユニットはDVDビデオ&オーディオやCDの再生が楽しめるほか、本体前面に設けられたUSB接続にMP3/WMAファイルを保存したフラッシュメモリーなどをつないで音楽ファイルの再生が楽しめる。CDからUSBへのMP3録音機能(ビットレートは128kbps固定)も行えるほか、FM/AMチューナーも搭載する。
スタンダードモデルではエンクロージャー素材に無垢木材を採用していたが、本機ではMDFが用いられている。本機の発表に先駆けて、ビクターがマスコミ向けに開催した製品説明会には、同社のウッドコーンオーディオシステムの開発を指揮するホーム・エンタテインメント事業部 パーソナルAV統括部 技術部 開発グループ シニアエンジニアリングスペシャリストの今村智氏が登壇した。今回のエンクロージャー素材変更の理由について、今村氏は「無垢素材のまま黒鏡面仕上げを施そうとすると、木目が波打つような模様が浮き出てしまうためMDFを採用した」と説明する。MDF素材の上に何層にも重ね塗りされたうえ、2回の工程にわたるハンドバフ研磨を行い、本体背面を含むエンクロージャー全体に高級感のある黒鏡面塗装が施されている。
エンクロージャー内部も「MDFの採用により音質が変わったため、本機独自に改良を加えている」(今村氏)という。特に音質に変化が生じた“上方向への音の広がり”をEX-AR3と同様のクオリティへチューニングするため、内部に繊維方向を上下に合わせたチェリー材の響棒を追加配置し、音の広がりを改善している。
また、アンプ部でもブラック塗装により音質の変化が発生したため、特に上方向への音の広がりを改善し、質感を向上させるため、シャーシとアースの変更を行っている。
・「EX-BK1」/¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
ウッドコーンオーディオシステムのエントリーモデルに位置づけられる「EX-AK1」をベースに開発されたブラックモデル。スピーカーには8.5cmのフルレンジ・ウッドコーンユニットを採用。DVD/CDの再生が楽しめるほかFM/AMチューナー、ヘッドホンサラウンド機能も搭載する。
先述のEX-BR3と同じく、スピーカーのピアノブラック化に伴いエンクロージャー素材が無垢木材からMDFに変更されている。これに伴う音質チューニングに関しては、エンクロージャー内部にチェリー材の響棒を追加配置して上方向の広がりを改善している。
また本機の場合はアンプのブラック塗装による音質変化をシャーシとアースの変更で調整したほか、天板を固定するための4本のワッシャーを変更。これまで「前2本を銅/後2本を真鍮」としていたものを、「4本全て銅」としたことで高域のヌケや上方向への音の広がりを確保した。
EX-BR3とEX-BK1の違いについてはそれぞれスタンダードモデルどうしの違いと同じになるが、チェリー響棒の配置と本数、BR3のベースに設けられた「竹響板」、ならびに吸音素材をBR3では「メイプル木材」としたのに対してBK1では「羊毛・フェルト素材」としている点などになる。他にもスピーカーユニットの構成やセンターユニットのベースレイアウト、ドライブのトレイの仕様などが異なる。
その他、両モデルともにセンターユニット部には独自の高音質・高出力デジタルアンプ“DEUS(デウス)”を採用。第3世代となるDEUSは、電源部、アンプ部、それぞれのブロックをシールドし、相互干渉を排除することでピュアな音質を獲得している。またビクターエンタテイメントと共同で開発された独自の高音質化技術“K2テクノロジー”も同様に搭載する。デジタル圧縮によって欠落した音楽情報を独自のアルゴリズム処理により再生成し、DVDオーディオからポータブルオーディオまで臨場感あふれる音場感を実現している。
ビクターでは新製品「EX-BR3」の発売を記念した「特別モニターキャンペーン」を1月20日から1月25日13時まで開催する。本キャンペーンでは、EX-BR3の商品モニターに協力することで製品を特別モニター価格で商品を購入が可能になる。購入価格の決定方法は購入希望価格の「入札制」となり、入札下限価格54,800円(税込)〜入札上限価格79,800円(税込)の範囲で応募可能となる。募集人数は300名限定。
詳しくは下記のサイトにて確認いただきたい。
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/home/ex-br3/cp/index.html
【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
関連リンク
- ジャンルハイコンポ
- ブランドVICTOR
- 型番EX-BR3
- 発売日2010年2月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
●実用最大出力:40W+40W ●音声入力:アナログ×2、光デジタル×1 ●音声出力:アナログ×2、光デジタル×1、ヘッドホン×1、サブウーファー×1 ●映像出力:D2×1、S×1、コンポジット×1 ●その他端子:USB×1、AVコンピュリンク×1 ●再生可能メディア:DVDオーディオ/DVDビデオ/DVD-R・RW/CDなど ●サウンド:K2テクノロジー、3Dフォニック、BASS/TREBLE音質調整
- ジャンルハイコンポ
- ブランドVICTOR
- 型番EX-BK1
- 発売日2010年2月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
●実用最大出力:30W+30W ●音声入力:アナログ×1 ●音声出力:光デジタル×1、ヘッドホン×1、サブウーファー×1 ●映像出力:D2×1、S×1、コンポジット×1 ●再生可能メディア:DVDオーディオ/DVDビデオ/DVD-R・RW/CDなど ●サウンド:K2テクノロジー、3Dフォニック、BASS/TREBLE音質調整