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公開日 2010/10/07 10:44
【CEATEC】HDMIポート切替を30%高速化する「InstaPort S」登場 − 日本では来春に搭載機が発売か
TVとモバイル機器を便利につなぐ「MHL」も紹介
Silicon Image. Inc. は、CEATECの本会場である幕張メッセにほど近いアパホテルに一室をとり、プライベートショウを開催。HDMI関連の新技術を紹介している。
Silicon Imagesのほかノキア、サムスン、ソニー、東芝でワーキンググループを構成する、テレビとモバイル機器(スマートフォンやタブレットPC、カメラ、ムービーカメラなど)間を接続する規格「MHL(Mobile High-Definition Link)」は昨年のプライベートショウでも披露されたが、同規格に対応したチップが今年10月4日から出荷開始となった。今回のプライベートショウでは、MHLが改めて紹介された。
MHLの利点としては、5ピンで構成可能でminiUSBポートと兼ねられること、モバイル機器など小さな筐体にも装備できること、1080pの伝送にも対応すること、また接続時にモバイル機器へ充電を行えること、テレビのリモコンでモバイル機器を操作できることが挙げられる。Silicon Imagesの説明員は「モバイル機器に保存した映像をテレビで楽しむ場合、通常はモバイル機器側でデコードを行うため、バッテリーがすぐに減ってしまうという問題があった。しかしMHLを使えば接続しつつ充電も可能で、その点をクリアできる」とメリットを語る。
MHLチップは、モバイル機器に搭載する「SiI9244」と、テレビに搭載する「SiI9381A」、そしてMHLをHDMIに変換する「SiI9292」の3つが用意されている。来年には各社から搭載製品が発売されるのではないか、とのことだ。
■スイッチング時間を30%高速化した「InstaPort S」が登場
HDMIポート間のスイッチング時間を短縮する「InstaPort」対応のプロセッサーは、既に全世界で5,000万以上の出荷があったという。このスイッチング時間を更に30%高速化した「InstaPort S」が、この度登場した。海外では既に搭載製品が発売されているとのこと。日本向け製品では、来春に搭載機が登場するものと予想される。
Silicon Imagesのほかノキア、サムスン、ソニー、東芝でワーキンググループを構成する、テレビとモバイル機器(スマートフォンやタブレットPC、カメラ、ムービーカメラなど)間を接続する規格「MHL(Mobile High-Definition Link)」は昨年のプライベートショウでも披露されたが、同規格に対応したチップが今年10月4日から出荷開始となった。今回のプライベートショウでは、MHLが改めて紹介された。
MHLの利点としては、5ピンで構成可能でminiUSBポートと兼ねられること、モバイル機器など小さな筐体にも装備できること、1080pの伝送にも対応すること、また接続時にモバイル機器へ充電を行えること、テレビのリモコンでモバイル機器を操作できることが挙げられる。Silicon Imagesの説明員は「モバイル機器に保存した映像をテレビで楽しむ場合、通常はモバイル機器側でデコードを行うため、バッテリーがすぐに減ってしまうという問題があった。しかしMHLを使えば接続しつつ充電も可能で、その点をクリアできる」とメリットを語る。
MHLチップは、モバイル機器に搭載する「SiI9244」と、テレビに搭載する「SiI9381A」、そしてMHLをHDMIに変換する「SiI9292」の3つが用意されている。来年には各社から搭載製品が発売されるのではないか、とのことだ。
■スイッチング時間を30%高速化した「InstaPort S」が登場
HDMIポート間のスイッチング時間を短縮する「InstaPort」対応のプロセッサーは、既に全世界で5,000万以上の出荷があったという。このスイッチング時間を更に30%高速化した「InstaPort S」が、この度登場した。海外では既に搭載製品が発売されているとのこと。日本向け製品では、来春に搭載機が登場するものと予想される。