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公開日 2010/11/17 19:12
<Inter BEE>エイム電子はHDMI関連機器を一挙展示/DXアンテナが液晶テレビ新モデルなど出展
ミリ波を使用したワイヤレス伝送システムも
国内外の放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2010」が、本日から3日間、千葉・幕張メッセで開催されている。本稿では出展ブースの中から、エイム電子、DXアンテナ、マスプロ電工、NHKメディアテクノロジーの展示レポートをお届けする。
■エイム電子
エイム電子は、昨年から今年にかけて発売したHDMI接続関連の各種製品を展示している。同社説明員は、「HDMI接続に関連する事項をほぼ全てカバーできるよう取り組んでいる。関連製品をトータルでサポートをできることが強みだ」と語った。
会場には業務用機器だけでなく、HDMI分配器「AVS-PR(関連ニュース)」や、HDMIワイヤレストランシーバー「AEX-W20(関連ニュース)」なども出展。
「AVS-PR」は解像度1,920×1,200で、3D映像の伝送に対応する。出力2系統/4系統/8系統の3機種を揃えており、特に2系統のタイプは「別々の部屋にあるプロジェクターとテレビの双方に映像を出力したい」といった家庭内の環境で使用する声も多いという。また、昨年発売された「AEX-W20」は、ミリ波を使用したワイヤレス伝送システムとしては国内初の製品。現在の実勢価格は7万円前後となっており、「家庭内で使用する機器として手が届きやすくなってきている」と同社説明員は語る。
また、最長30mのイコライザー付ケーブル「AVC-LDシリーズ」や、純銀導体を使用したフラグシップモデル「Reference【R】Series」など、同社が展開するHDMIケーブル各種も展示。同社説明員は、「一般的に30mのHDMIケーブルがあるということ自体が知られていない。このためAVC-LDシリーズも出展し、認知度の向上を狙っている」と語った。
■DXアンテナ
DXアンテナは、地デジ放送に関する放送局・行政向けの各製品をメインに出展。また、11月に発売された液晶テレビ「HLV-265」の実機を展示した。
「HLV-265」は26V型。バックライトはCCFLで、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載。アクトビラ ビデオ・フルにも対応し、エコポイントの対象製品となる。また同社は、CEATECで公開されたLEDバックライト搭載の22/19V型テレビ(関連ニュース)の発売も近日中に予定している。
また、地デジ放送の受信障害を回避する「共聴用同一チャンネル干渉限定装置」を参考出品。本機は多くのテナントが入ったビル・マンションや、放送電波が届きにくい地区単位での使用を想定し、開発された製品となる。「一般家庭に個人で導入する製品にしていくかどうかはコストの問題があり、検討段階」とのこと。
■マスプロ電工
マスプロ電工は、地デジ放送の際の電波障害を軽減する装置「回り込みキャンセラー」を使用した地上デジタル放送用送信機など、業務用送信機器をメインに展示している。ワンセグ用の電波で映像を伝送するエリアワンセグなど、開発中のシステムを併せた精力的な展示を行っている。
■NHKメディアテクノロジー
(株)NHKメディアテクノロジーは、ブースに足を運んだ来場者を業務用カメラで撮影し、リアルタイム3D中継システムで伝送、ディスプレイに表示するデモを実施した。こちらのデモには多くの来場者が足を止め、ブース内のモニターに映し出される自身の3D映像に見入っていた。
同社は、長年3D映像の制作に取り組んできたノウハウを持っており、現在BS・CSで放送されている3Dコンテンツについても、多くのものを同社が手がけている。今回の展示では、同社の製作によるプロ野球の3D放送や倖田來未の3Dライブ映像などを見ることができる。
同社の放送技術本部営業推進部マネージャー・和田浩二氏は、今後の3Dコンテンツへの取り組みに対して、「最優先すべきは"質の高い3D"であること」だとし、「3Dがスタンダードな映像スタイルになるためには、光軸のズレなどを軽減し、さらに質の高い映像として磨き込んでいくことが重要だ」と語った。
■エイム電子
エイム電子は、昨年から今年にかけて発売したHDMI接続関連の各種製品を展示している。同社説明員は、「HDMI接続に関連する事項をほぼ全てカバーできるよう取り組んでいる。関連製品をトータルでサポートをできることが強みだ」と語った。
会場には業務用機器だけでなく、HDMI分配器「AVS-PR(関連ニュース)」や、HDMIワイヤレストランシーバー「AEX-W20(関連ニュース)」なども出展。
「AVS-PR」は解像度1,920×1,200で、3D映像の伝送に対応する。出力2系統/4系統/8系統の3機種を揃えており、特に2系統のタイプは「別々の部屋にあるプロジェクターとテレビの双方に映像を出力したい」といった家庭内の環境で使用する声も多いという。また、昨年発売された「AEX-W20」は、ミリ波を使用したワイヤレス伝送システムとしては国内初の製品。現在の実勢価格は7万円前後となっており、「家庭内で使用する機器として手が届きやすくなってきている」と同社説明員は語る。
また、最長30mのイコライザー付ケーブル「AVC-LDシリーズ」や、純銀導体を使用したフラグシップモデル「Reference【R】Series」など、同社が展開するHDMIケーブル各種も展示。同社説明員は、「一般的に30mのHDMIケーブルがあるということ自体が知られていない。このためAVC-LDシリーズも出展し、認知度の向上を狙っている」と語った。
■DXアンテナ
DXアンテナは、地デジ放送に関する放送局・行政向けの各製品をメインに出展。また、11月に発売された液晶テレビ「HLV-265」の実機を展示した。
「HLV-265」は26V型。バックライトはCCFLで、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載。アクトビラ ビデオ・フルにも対応し、エコポイントの対象製品となる。また同社は、CEATECで公開されたLEDバックライト搭載の22/19V型テレビ(関連ニュース)の発売も近日中に予定している。
また、地デジ放送の受信障害を回避する「共聴用同一チャンネル干渉限定装置」を参考出品。本機は多くのテナントが入ったビル・マンションや、放送電波が届きにくい地区単位での使用を想定し、開発された製品となる。「一般家庭に個人で導入する製品にしていくかどうかはコストの問題があり、検討段階」とのこと。
■マスプロ電工
マスプロ電工は、地デジ放送の際の電波障害を軽減する装置「回り込みキャンセラー」を使用した地上デジタル放送用送信機など、業務用送信機器をメインに展示している。ワンセグ用の電波で映像を伝送するエリアワンセグなど、開発中のシステムを併せた精力的な展示を行っている。
■NHKメディアテクノロジー
(株)NHKメディアテクノロジーは、ブースに足を運んだ来場者を業務用カメラで撮影し、リアルタイム3D中継システムで伝送、ディスプレイに表示するデモを実施した。こちらのデモには多くの来場者が足を止め、ブース内のモニターに映し出される自身の3D映像に見入っていた。
同社は、長年3D映像の制作に取り組んできたノウハウを持っており、現在BS・CSで放送されている3Dコンテンツについても、多くのものを同社が手がけている。今回の展示では、同社の製作によるプロ野球の3D放送や倖田來未の3Dライブ映像などを見ることができる。
同社の放送技術本部営業推進部マネージャー・和田浩二氏は、今後の3Dコンテンツへの取り組みに対して、「最優先すべきは"質の高い3D"であること」だとし、「3Dがスタンダードな映像スタイルになるためには、光軸のズレなどを軽減し、さらに質の高い映像として磨き込んでいくことが重要だ」と語った。