HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2011/02/14 15:00
パナソニック、DIGA内番組のシーンを検索・頭出し再生できる新サービス「MeMORA」を開始
DiMORAと合わせて315円/月
パナソニックは、DIGA向けの新ウェブサービス「MeMORA」(ミモーラ)を本日提供開始した。
本サービスは、以前から「DIGAをさらに活用できる“新インターネットサービス”」として告知されていたもの。月額利用料は315円だが、5月31日までは全サービスを無料で利用できる。
なお、月額料金には同社の番組情報提供サービスDiMORA(ディモーラ)のメール通知サービスが含まれている。DiMORAはこれまで無料サービスとして展開してきたが、2011年6月以降、メール通知機能のみ有料化されることになる。DiMORAの番組検索機能やディーガ操作機能は引き続き無料で利用できる。
放送前の番組検索や通知はDiMORA、放送後に録画した番組を再生する際にはMeMORAというように使い分ける。CLUB PanasonicのIDが使用でき、DiMORAと共通のIDでログイン可能。
MeMORAはDIGA内に録画した番組を便利に見るために開発された新サービス。利用する前にあらかじめ所有しているDIGAをIDに紐づけておく必要がある。
MeMORAはPCサイトと携帯サイトの2種類を用意するが、携帯サイトでは一部機能の利用制限がある。なお3月中旬にはスマートフォン向けサイトも用意される予定だ。
■シーン情報を検索しダイレクトに再生指示
MeMORAの最大の特徴は、非常に詳細な番組情報を用意し、これをDIGAの録画情報と紐づけることで、DIGA内の番組の、好みの場所から再生を開始させられる「再生指示」機能だ。同社では「最新のDIGAは4番組同時録画が可能になり、記録容量も増えるなど、以前に比べてHDDに大量の録画番組が蓄積される傾向が強まっている。録り貯めた番組の関連情報を提供することでテレビ番組の価値を向上させ、視聴につなげたい」と説明している。
パナソニックと提携した会社が、番組の「シーン情報」を人力で入力。本編なのかCMなのか、どのようなシーンか、誰が出ていたかといったデータを時間情報と組み合わせ、番組関連情報として蓄積していく。このデータをもとにして、録画した番組の詳細情報が一覧表示できるほか、任意の方法で検索することも可能。好みのシーンを一覧画面や検索結果から見つけたら、ウェブサイトからMeMORAのサーバを経由し、DIGAへ該当シーンから再生するよう指示を送ることができる。
シーン検索は「キーワード」「ジャンル」「検索対象が番組かCMか」といった項目のほか、検索対象の期間や「シーン名/シーン詳細/出演者」といった検索タイプも組み合わせて行うことができる。たとえば「音楽番組で放映された、AKB48が出ているCM」のみを検索したり、「録画番組全体から長友選手に関するシーンだけをピックアップする」といった使い方ができる。前述の再生指示と組み合わせると、検索結果から見たいシーンをすぐに視聴することも可能になる。
実際の再生指示の動作を確認してみる尾t、約2秒程度のタイムラグでDIGAの再生がスタートし、待たされる感覚は少ない。ただしDIGAとテレビの電源ON、テレビの入力切替はあらかじめ行っておく必要がある。
なお、シーンの内容一覧やシーン検索結果からの再生指示に対応しているDIGAは、ブルーレイDIGA今春モデルの主要機種のみ。具体的にはDMR-BZT900/800/700/600/BWT500/BRT300。
なお詳細情報の一覧やシーン検索は、DIGAのHDDに録画した番組が対象。録画していないと一覧画面に表示されないのはもちろん、BDやDVD、SDカードに録画した番組、BDからHDDにムーブバックした番組もシーン表示/検索の対象外となるので注意が必要だ。さらに録画モードが標準画質(XP/SP/LP/EP/FR)で録画された番組、番組編集(部分削除、番組結合、番組分割)を行った番組も再生指示は行えない。
またシーン情報は、首都圏地上デジタル放送のNHK総合および民放キー局が対象。NHK教育テレビには対応していない。
なおシーン情報については「音楽番組、ニュース番組、バラエティ、旅番組などはかなり詳細なデータが用意される。だがドラマやスポーツなどは、それほど詳細なデータが用意されない。たとえばサッカー番組などは前半/後半/ハイライトに分ける程度」(同社)という。ただしサービスは今後順次充実させていく考えで「今後お客様からいただいたフィードバックをもとに、シーン情報の内容やユーザーインターフェースなど、サービス内容を順次ブラッシュアップしていきたい」とのことだ。
首都圏以外の放送局では、全国放送の番組では同じシーン情報が利用できる場合があるが、地域や番組によって、異なる内容が放送されている場合もある。また、CM情報は首都圏民放キー局の番組のみ付与される。
シーン情報は人力で入力しているため、本編のシーン情報については番組放送後およそ2時間後に付与され、利用できるようになる。CM情報は放送後6時間を目安に付与される。
さらに、録画した番組の中からおすすめシーンを表示する「Myディーガ ヘッドライン」機能も用意。ポータルサイトのニュースヘッドラインのように、ニュース/エンタメ/スポーツなどのカテゴリがタブで表示され、該当のおすすめシーンを選択するとそのシーンから頭出し再生が行われる。この機能も特定シーンからの再生指示を行うため、対象機種はDMR-BZT900/800/700/600/BWT500/BRT300のみ。
■再生指示以外はDIGA旧モデルでも利用可能
シーン一覧や検索結果からの再生指示、Myディーガ ヘッドラインはDIGAの今春モデルからの対応となるが、シーン検索やシーンの一覧表示自体は「ブロードバンドレシーバー」の接続に対応したDMR-BW900世代以降のDIGAで利用可能。
またMeMORAでは、録画番組内で紹介された商品や店舗の情報を表示する機能も用意。店舗情報をクリックするとYahoo!地図が立ち上がり、場所を手軽にチェックするといった使い方が可能だ。
そのほか「シーン登録ワード機能」を用意。事前にキーワードをサイト上で登録しておくと、ディーガで録画した番組の番組関連情報から、登録キーワードが含まれるシーンを自動で検索。登録したメールアドレスに検索結果をメールで通知してくれる。この機能自体はDMR-BW900世代以降のDIGAで利用可能。さらに今春発売のブルーレイDIGAでは、メール記載のURLをクリックすると、そのシーンからの再生指示をDIGAに送ることができる。
また気に入ったシーン情報や店舗情報、商品情報は、MeMORAサイト上でブックマーク管理することが可能。ブックマークは5つのフォルダに分類して管理することができる。
さらに携帯電話では、GPSによる位置情報を活用。外出先で、テレビで紹介された近辺の店舗を検索できる。検索対象の店舗は、ブックマーク管理している店舗のほか、ディーガに録画した番組に含まれる店舗など、条件を設定できる。
なおブックマーク管理機能や近辺店舗の検索機能は、4月中旬に提供を開始する予定となっている。
本サービスは、以前から「DIGAをさらに活用できる“新インターネットサービス”」として告知されていたもの。月額利用料は315円だが、5月31日までは全サービスを無料で利用できる。
なお、月額料金には同社の番組情報提供サービスDiMORA(ディモーラ)のメール通知サービスが含まれている。DiMORAはこれまで無料サービスとして展開してきたが、2011年6月以降、メール通知機能のみ有料化されることになる。DiMORAの番組検索機能やディーガ操作機能は引き続き無料で利用できる。
放送前の番組検索や通知はDiMORA、放送後に録画した番組を再生する際にはMeMORAというように使い分ける。CLUB PanasonicのIDが使用でき、DiMORAと共通のIDでログイン可能。
MeMORAはDIGA内に録画した番組を便利に見るために開発された新サービス。利用する前にあらかじめ所有しているDIGAをIDに紐づけておく必要がある。
MeMORAはPCサイトと携帯サイトの2種類を用意するが、携帯サイトでは一部機能の利用制限がある。なお3月中旬にはスマートフォン向けサイトも用意される予定だ。
■シーン情報を検索しダイレクトに再生指示
MeMORAの最大の特徴は、非常に詳細な番組情報を用意し、これをDIGAの録画情報と紐づけることで、DIGA内の番組の、好みの場所から再生を開始させられる「再生指示」機能だ。同社では「最新のDIGAは4番組同時録画が可能になり、記録容量も増えるなど、以前に比べてHDDに大量の録画番組が蓄積される傾向が強まっている。録り貯めた番組の関連情報を提供することでテレビ番組の価値を向上させ、視聴につなげたい」と説明している。
パナソニックと提携した会社が、番組の「シーン情報」を人力で入力。本編なのかCMなのか、どのようなシーンか、誰が出ていたかといったデータを時間情報と組み合わせ、番組関連情報として蓄積していく。このデータをもとにして、録画した番組の詳細情報が一覧表示できるほか、任意の方法で検索することも可能。好みのシーンを一覧画面や検索結果から見つけたら、ウェブサイトからMeMORAのサーバを経由し、DIGAへ該当シーンから再生するよう指示を送ることができる。
シーン検索は「キーワード」「ジャンル」「検索対象が番組かCMか」といった項目のほか、検索対象の期間や「シーン名/シーン詳細/出演者」といった検索タイプも組み合わせて行うことができる。たとえば「音楽番組で放映された、AKB48が出ているCM」のみを検索したり、「録画番組全体から長友選手に関するシーンだけをピックアップする」といった使い方ができる。前述の再生指示と組み合わせると、検索結果から見たいシーンをすぐに視聴することも可能になる。
実際の再生指示の動作を確認してみる尾t、約2秒程度のタイムラグでDIGAの再生がスタートし、待たされる感覚は少ない。ただしDIGAとテレビの電源ON、テレビの入力切替はあらかじめ行っておく必要がある。
なお、シーンの内容一覧やシーン検索結果からの再生指示に対応しているDIGAは、ブルーレイDIGA今春モデルの主要機種のみ。具体的にはDMR-BZT900/800/700/600/BWT500/BRT300。
なお詳細情報の一覧やシーン検索は、DIGAのHDDに録画した番組が対象。録画していないと一覧画面に表示されないのはもちろん、BDやDVD、SDカードに録画した番組、BDからHDDにムーブバックした番組もシーン表示/検索の対象外となるので注意が必要だ。さらに録画モードが標準画質(XP/SP/LP/EP/FR)で録画された番組、番組編集(部分削除、番組結合、番組分割)を行った番組も再生指示は行えない。
またシーン情報は、首都圏地上デジタル放送のNHK総合および民放キー局が対象。NHK教育テレビには対応していない。
なおシーン情報については「音楽番組、ニュース番組、バラエティ、旅番組などはかなり詳細なデータが用意される。だがドラマやスポーツなどは、それほど詳細なデータが用意されない。たとえばサッカー番組などは前半/後半/ハイライトに分ける程度」(同社)という。ただしサービスは今後順次充実させていく考えで「今後お客様からいただいたフィードバックをもとに、シーン情報の内容やユーザーインターフェースなど、サービス内容を順次ブラッシュアップしていきたい」とのことだ。
首都圏以外の放送局では、全国放送の番組では同じシーン情報が利用できる場合があるが、地域や番組によって、異なる内容が放送されている場合もある。また、CM情報は首都圏民放キー局の番組のみ付与される。
シーン情報は人力で入力しているため、本編のシーン情報については番組放送後およそ2時間後に付与され、利用できるようになる。CM情報は放送後6時間を目安に付与される。
さらに、録画した番組の中からおすすめシーンを表示する「Myディーガ ヘッドライン」機能も用意。ポータルサイトのニュースヘッドラインのように、ニュース/エンタメ/スポーツなどのカテゴリがタブで表示され、該当のおすすめシーンを選択するとそのシーンから頭出し再生が行われる。この機能も特定シーンからの再生指示を行うため、対象機種はDMR-BZT900/800/700/600/BWT500/BRT300のみ。
■再生指示以外はDIGA旧モデルでも利用可能
シーン一覧や検索結果からの再生指示、Myディーガ ヘッドラインはDIGAの今春モデルからの対応となるが、シーン検索やシーンの一覧表示自体は「ブロードバンドレシーバー」の接続に対応したDMR-BW900世代以降のDIGAで利用可能。
またMeMORAでは、録画番組内で紹介された商品や店舗の情報を表示する機能も用意。店舗情報をクリックするとYahoo!地図が立ち上がり、場所を手軽にチェックするといった使い方が可能だ。
そのほか「シーン登録ワード機能」を用意。事前にキーワードをサイト上で登録しておくと、ディーガで録画した番組の番組関連情報から、登録キーワードが含まれるシーンを自動で検索。登録したメールアドレスに検索結果をメールで通知してくれる。この機能自体はDMR-BW900世代以降のDIGAで利用可能。さらに今春発売のブルーレイDIGAでは、メール記載のURLをクリックすると、そのシーンからの再生指示をDIGAに送ることができる。
また気に入ったシーン情報や店舗情報、商品情報は、MeMORAサイト上でブックマーク管理することが可能。ブックマークは5つのフォルダに分類して管理することができる。
さらに携帯電話では、GPSによる位置情報を活用。外出先で、テレビで紹介された近辺の店舗を検索できる。検索対象の店舗は、ブックマーク管理している店舗のほか、ディーガに録画した番組に含まれる店舗など、条件を設定できる。
なおブックマーク管理機能や近辺店舗の検索機能は、4月中旬に提供を開始する予定となっている。