HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2011/02/23 18:47
2010年4Qの薄型テレビ出荷、ソニーがLGを抜いて2位に − 3D液晶テレビではトップシェア獲得
1位はサムスンが堅持
米Display Searchは、2010年第4四半期(9〜12月)の、薄型テレビグローバル出荷台数を発表した。
メーカー別のシェアでは、サムスン電子が21.2%のシェアを獲得し、1位の座にとどまった。サムスン電子は、2010年の1年間を通じて1位を継続したが、第4四半期に限ると、前年比の伸びは2%にとどまった。
LG電子に代わって2位の座を奪い返したのはソニー。第4四半期のシェアは14.2%で、出荷台数の前年比は34%となった。3位にはLG電子が入り、対前年比は18%と高い伸びを記録したものの、シェアは12.7%と前年の13.5%から落とした。
全体の出荷台数は約7,760万台で、前年同期比に比べて15%増加した。出荷が落ちた地域は中国のみで、前年比2%減。CRTテレビの急激な落ち込みを、液晶テレビやプラズマの伸びで補いきれなかった。国内市場はエコポイント効果で、前年比100%以上の増加となり、1,000万台以上を出荷した。
パネルの種類別で見ると、液晶テレビは前年比26%増の約6,351万台となり、LEDバックライト搭載機の比率が初めて30%を超えた。一方で、120Hz駆動のモデルは全体の4分の1以下にとどまった。
一方のプラズマは前年比20%増の約566万台。Display Searchは「42インチ程度など、同じサイズのテレビの場合、液晶テレビの価格が下がっているにも関わらずポジティブな結果」と分析している。
3Dテレビの動向については、今回から新たな調査プロセスに改善。それによると、世界の2010年第4四半期の薄型テレビ販売金額のうち、3Dテレビが約9%を占めたという。さらに日本国内の、40インチ以上の120Hzパネル搭載液晶テレビに限ると、20%近くに達しているという。
3D対応の液晶テレビでは、ソニーが出荷台数ベースで、2010年第4四半期のトップブランドとなった。一方、パナソニックは3D対応プラズマテレビのトップになった。ただしDisplay Searchは「液晶とプラズマを合わせた3D対応薄型テレビ全体ではサムスン電子がリーダーだ」と指摘している。
メーカー別のシェアでは、サムスン電子が21.2%のシェアを獲得し、1位の座にとどまった。サムスン電子は、2010年の1年間を通じて1位を継続したが、第4四半期に限ると、前年比の伸びは2%にとどまった。
LG電子に代わって2位の座を奪い返したのはソニー。第4四半期のシェアは14.2%で、出荷台数の前年比は34%となった。3位にはLG電子が入り、対前年比は18%と高い伸びを記録したものの、シェアは12.7%と前年の13.5%から落とした。
全体の出荷台数は約7,760万台で、前年同期比に比べて15%増加した。出荷が落ちた地域は中国のみで、前年比2%減。CRTテレビの急激な落ち込みを、液晶テレビやプラズマの伸びで補いきれなかった。国内市場はエコポイント効果で、前年比100%以上の増加となり、1,000万台以上を出荷した。
パネルの種類別で見ると、液晶テレビは前年比26%増の約6,351万台となり、LEDバックライト搭載機の比率が初めて30%を超えた。一方で、120Hz駆動のモデルは全体の4分の1以下にとどまった。
一方のプラズマは前年比20%増の約566万台。Display Searchは「42インチ程度など、同じサイズのテレビの場合、液晶テレビの価格が下がっているにも関わらずポジティブな結果」と分析している。
3Dテレビの動向については、今回から新たな調査プロセスに改善。それによると、世界の2010年第4四半期の薄型テレビ販売金額のうち、3Dテレビが約9%を占めたという。さらに日本国内の、40インチ以上の120Hzパネル搭載液晶テレビに限ると、20%近くに達しているという。
3D対応の液晶テレビでは、ソニーが出荷台数ベースで、2010年第4四半期のトップブランドとなった。一方、パナソニックは3D対応プラズマテレビのトップになった。ただしDisplay Searchは「液晶とプラズマを合わせた3D対応薄型テレビ全体ではサムスン電子がリーダーだ」と指摘している。