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公開日 2011/05/09 14:19
<ヘッドホン祭>ビクター「ツイン」をアピール/PHIATON全機種展示/ラックスDA-200が人気
新ブランド「Fanny Wang」も
5月7日、東京・青山で開催されたフジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドホン祭2011」。本項では、ビクター、クレシンジャパン、ラックスマン、ベスタクス、メースの出展内容を紹介する。
■ビクター
ビクターは、中〜上位機を中心に同社の豊富なラインナップを展示し、持ち込んだプレーヤーで音質を確認することができた。
中でも注目は、今春発売された、2基のユニットを並列配置する「ツインシステムユニット」技術搭載のカナル型イヤホン「HA-FXT90」だ。極小径のマイクロHDユニットを搭載し、中高域と低域を別々のユニットで再生する。
またイヤホンでは、これも同社独自の技術であるウッドドームユニットを装備した「HA-FX700」「HA-FX500」なども出展。ウッドハウジングやウッドドーム振動板を採用したユニークなモデルだけに、発売からしばらく経ったモデルだが高い注目を集めていた。
ヘッドホンでは、スタジオエンジニアと共同開発したというモニターヘッドホン「HA-MX10」が注目を浴びていた。本機は2月上旬に発売されたモデルで、ユニットには“モニタードライバーユニット”を採用。振動板のドーム高やエッジ幅などを、徹底したシミュレーションにより分析しながら試作を重ね、ビクタースタジオでの実聴評価を繰り返して完成させた。
ドライバーは40mm口径、マグネットはネオジウムを採用している。振動板の素材は厚さ23マイクロメートルのPETフィルム。コイルは55マイクロメートルのCCAWを採用している。
■クレシンジャパン
クレシンジャパンは、国内で展開しているPHIATONのヘッドホンとイヤホンを、カラーバリエーションまで含めてすべて展示していた。
PHIATONの母体であるクレシンは、アメリカ、韓国、日本など7カ国に現地販売・生産法人を持つ。OEM/ODMも行っており、その生産数は月産2,000万台に及ぶ。そのクレシンが培った技術やデザイン能力を注ぎ込んだのがPHIATONだ。
音質の高さはもちろん、デザイン面でもカーボングラファイトを採用したり、レッドを大胆にあしらったりなど、既存のヘッドホンの常識を覆す取り組みを行っている。
同社説明員によると、実際に「あの赤いヘッドホンと形容されることも多い」という。今後はチタンコーティングドライバーやバスレフ構造、3m布巻ケーブルなどを採用した最上位ヘッドホン「PS 500」や、40mmと16mmの2基のダイナミックドライバーを同軸配置し、コンパクトに折りたためる「PS 320」など、上位機種の魅力をアピールしていきたいという。
■ラックスマン
ラックスマンのブースで大きくプッシュされていたのは「DA-200」だ。USB入力を含むDAC機能を備えているほか、高品位なヘッドホンアンプやプリアンプ回路も内蔵し、またDDコンバーターとしても使用できるなど、様々な応用が可能なモデルだ。実際に「まだUSB-DAC機能をお使いでなくても、いずれチャレンジしたいとお考えのお客様にもお買い求め頂いています」(同社説明員)という。
ただしDA-200は、人気が非常に高いため、現在品薄で手に入りにくくなっている。「早く供給を潤沢にしてほしい」という来場者の声も聞かれた。
そのほか同社ブースでは、ヘッドホンアンプ「P-200」や「P-1u」も展示。DA-200と合わせ、3種類のシステムの音を体験することができた。
■ベスタクス
ベスタクスは、DJ MAYUMIがプロデュースしたという、ハートの形やクリスタルをあしらった女性向けのキュートなヘッドホン「HMX-1」を展示。プロ用の大口径ユニットを使用し、低音再生能力を高めているほか、携帯に便利なピンク色のポーチも付属しスタイリッシュさにもこだわった。本体色はパールホワイトとピンクの2色。価格はオープンだが実勢価格は9,800円前後。
イヤホンでは、砲弾型のハウジングを採用したカナル型イヤホン「IMX-1」(通称:JET)を展示。価格はオープンで、実勢価格は7〜8,000円前後だ。
JETは11mmの新設計ダイナミックドライバーを採用したモデルで、サウンドアジャストノブでエアダクトを開閉することで、楽曲のコンプレッション感を調整することができるという。
カラーノブは4色を付属し、付け替えて印象を変えることが可能。ケーブル部は2箇所がカールコードになっており、動きやすく、絡みにくい点もポイントとなる。
■メース
メースは、Fanny Wangブランドのヘッドホンをメインに展示していた。
ヘッドホンは愛称が“ON EAR”。「FW-1001BK」「FW-1002WH」「FW-1003PK」とそれぞれ型番が異なるが、異なるのはカラーリングのみという。近日中の発売を予定し、予価は22,000円(税込)。
またヘッドホンのケーブル部には、イヤホンやヘッドホンをもう1台接続できる「DUO JACK」を装備。複数のヘッドホンで同じ音楽を楽しむことができる。
また同社取り扱いのSOUND WARRIORやKRKのヘッドホン、またOliveのネットワークオーディオ機器最上位機「6HD」なども展示し、来場者がその音質を熱心に確認していた。
■ビクター
ビクターは、中〜上位機を中心に同社の豊富なラインナップを展示し、持ち込んだプレーヤーで音質を確認することができた。
中でも注目は、今春発売された、2基のユニットを並列配置する「ツインシステムユニット」技術搭載のカナル型イヤホン「HA-FXT90」だ。極小径のマイクロHDユニットを搭載し、中高域と低域を別々のユニットで再生する。
またイヤホンでは、これも同社独自の技術であるウッドドームユニットを装備した「HA-FX700」「HA-FX500」なども出展。ウッドハウジングやウッドドーム振動板を採用したユニークなモデルだけに、発売からしばらく経ったモデルだが高い注目を集めていた。
ヘッドホンでは、スタジオエンジニアと共同開発したというモニターヘッドホン「HA-MX10」が注目を浴びていた。本機は2月上旬に発売されたモデルで、ユニットには“モニタードライバーユニット”を採用。振動板のドーム高やエッジ幅などを、徹底したシミュレーションにより分析しながら試作を重ね、ビクタースタジオでの実聴評価を繰り返して完成させた。
ドライバーは40mm口径、マグネットはネオジウムを採用している。振動板の素材は厚さ23マイクロメートルのPETフィルム。コイルは55マイクロメートルのCCAWを採用している。
■クレシンジャパン
クレシンジャパンは、国内で展開しているPHIATONのヘッドホンとイヤホンを、カラーバリエーションまで含めてすべて展示していた。
PHIATONの母体であるクレシンは、アメリカ、韓国、日本など7カ国に現地販売・生産法人を持つ。OEM/ODMも行っており、その生産数は月産2,000万台に及ぶ。そのクレシンが培った技術やデザイン能力を注ぎ込んだのがPHIATONだ。
音質の高さはもちろん、デザイン面でもカーボングラファイトを採用したり、レッドを大胆にあしらったりなど、既存のヘッドホンの常識を覆す取り組みを行っている。
同社説明員によると、実際に「あの赤いヘッドホンと形容されることも多い」という。今後はチタンコーティングドライバーやバスレフ構造、3m布巻ケーブルなどを採用した最上位ヘッドホン「PS 500」や、40mmと16mmの2基のダイナミックドライバーを同軸配置し、コンパクトに折りたためる「PS 320」など、上位機種の魅力をアピールしていきたいという。
■ラックスマン
ラックスマンのブースで大きくプッシュされていたのは「DA-200」だ。USB入力を含むDAC機能を備えているほか、高品位なヘッドホンアンプやプリアンプ回路も内蔵し、またDDコンバーターとしても使用できるなど、様々な応用が可能なモデルだ。実際に「まだUSB-DAC機能をお使いでなくても、いずれチャレンジしたいとお考えのお客様にもお買い求め頂いています」(同社説明員)という。
ただしDA-200は、人気が非常に高いため、現在品薄で手に入りにくくなっている。「早く供給を潤沢にしてほしい」という来場者の声も聞かれた。
そのほか同社ブースでは、ヘッドホンアンプ「P-200」や「P-1u」も展示。DA-200と合わせ、3種類のシステムの音を体験することができた。
■ベスタクス
ベスタクスは、DJ MAYUMIがプロデュースしたという、ハートの形やクリスタルをあしらった女性向けのキュートなヘッドホン「HMX-1」を展示。プロ用の大口径ユニットを使用し、低音再生能力を高めているほか、携帯に便利なピンク色のポーチも付属しスタイリッシュさにもこだわった。本体色はパールホワイトとピンクの2色。価格はオープンだが実勢価格は9,800円前後。
イヤホンでは、砲弾型のハウジングを採用したカナル型イヤホン「IMX-1」(通称:JET)を展示。価格はオープンで、実勢価格は7〜8,000円前後だ。
JETは11mmの新設計ダイナミックドライバーを採用したモデルで、サウンドアジャストノブでエアダクトを開閉することで、楽曲のコンプレッション感を調整することができるという。
カラーノブは4色を付属し、付け替えて印象を変えることが可能。ケーブル部は2箇所がカールコードになっており、動きやすく、絡みにくい点もポイントとなる。
■メース
メースは、Fanny Wangブランドのヘッドホンをメインに展示していた。
ヘッドホンは愛称が“ON EAR”。「FW-1001BK」「FW-1002WH」「FW-1003PK」とそれぞれ型番が異なるが、異なるのはカラーリングのみという。近日中の発売を予定し、予価は22,000円(税込)。
またヘッドホンのケーブル部には、イヤホンやヘッドホンをもう1台接続できる「DUO JACK」を装備。複数のヘッドホンで同じ音楽を楽しむことができる。
また同社取り扱いのSOUND WARRIORやKRKのヘッドホン、またOliveのネットワークオーディオ機器最上位機「6HD」なども展示し、来場者がその音質を熱心に確認していた。