キヤノン、“タッチシャッター”搭載の「IXY 32S」と“主役フォーカス”搭載の 「PowerShot A3300 IS」を発売

キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「IXY 32S」と「PowerShot A3300 IS」を8月4日より発売する。

「IXY 32S」はタッチパネル式液晶モニターを採用し、画面に触れて撮影する「タッチシャッター」を新搭載したモデル。価格はオープンだが、3万円前後での販売が予想される。カラーバリエーションはシルバー、ブラック、ゴールド、ピンク。

カメラ部有効画素数は約1,210万画素で、1/2.3型の裏面照射型CMOSを搭載。レンズは6群7枚構成で、焦点距離4.3(W)-18.8mm(T)、開放F値はF2.0（W）-F5.8（T）。光学ズームは4.4倍で、デジタルズーム（約4.0倍）と合わせて最大約18倍ズームが可能だ。

3.2型・約46.1万ドットのタッチパネル式TFTカラー液晶を搭載。撮りたい被写体をタッチすると露出を合わせ被写体を追尾し、指を離すとシャッターがおりる「タッチシャッター」機能を備えている。また、再生時にカメラの左右部分を軽く叩くと、前後の画像へ素早く切り替わる「アクティブ再生」機能も備えている。

フルHD（24fps）動画の撮影にも対応。また、静止画の撮影時にシャッターを押すと、直前の最大4秒間の動画を自動で記録し、1日ごとに1本のムービーにまとめる「ムービーダイジェスト」を搭載している。

「PowerShot A3300 IS」は、人物以外の主被写体も認識する「主役フォーカス」機能などを搭載したモデル。価格はオープンだが14,000円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはシルバー、ピンク、ブルーの3色で展開する。

カメラ部有効画素数は約1,600万画素で、1/2.3型CCDを搭載。レンズは6群7枚構成で、焦点距離5.0(W)-25.0mm(T)、開放F値はF2.8（W）-F5.9（T）。光学ズームは5倍で、デジタルズーム（約4.0倍）と合わせて最大約20倍ズームが可能。

モニターは約23.0万ドットの3.0型TFTカラー液晶を搭載。ペットや乗り物など人物以外の被写体もカメラが自動的に検出・追尾し、被写体の動きにあわせてピントや露出を最適に設定する「主役フォーカス」を採用。計32シーンの判別が可能な「こだわりオート」を搭載している。

液晶モニターの画面に表示されるバーを左右に動かすだけの簡単な操作で、好みの画像に設定することができる「ライブビューコントロール」も搭載。露出補正やホワイトバランスなどについて特別な知識がなくても仕上がりのイメージを確認しながら設定することができるように配慮した。

動画は1,280×720画素/30fpsでの撮影に対応。そのほか、アイコンを選ぶだけで「トイカメラ風」や「ジオラマ風」といった写真が撮れる「クリエイティブフィルターモード」なども搭載している。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90002