HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2012/03/21 19:12
NTT西日本、Huluの映像サービスに対応したセットトップボックス「光BOX+」を発売
リモコンによる簡単操作を実現
西日本電信電話(株)[以下:NTT西日本]は、Huluの提供する映像配信サービスやYouTube動画、インターネットブラウジングなどが楽しめるテレビ用の外付セットトップボックス「光BOX+」を3月22日に発売する。
価格は税込で9,240円。販売地域は富山県/岐阜県/静岡県以西の西日本エリア30府県。
「光BOX+」でできること
本機を無線、または有線でインターネットにつないで、テレビの側にはHDMIで接続すれば、インターネット上のコンテンツを楽しんだり、USBメモリーやSDメモリーカードに保存した動画/音楽/静止画コンテンツの再生なども可能になる。
セットトップボックスのプラットフォームにはAndroid OS 2.3を採用。CPUは1GHzのCortex A8、本体内にシステムとアプリ用に4GBの内蔵メモリーを用意する。WiFiはIEEE802.11b/g/nに対応。
接続端子はUSBを2系統とSDメモリーカードスロットを1系統設けた。外部出力用にはHDMIが1系統ある。USBメモリーやSDカードに保存したFLV/WMV/MKV/Xvid/MP4/WebM/F4V/3GP形式の動画ファイル、WMA/WAV/FAC/OGG形式の音楽ファイル、JPG/PNG/BMP/GIF形式の静止画ファイルが再生できる。
Google playのサービスには対応しておらず、Androidアプリは独自に用意された「光アプリ市場」で提供されるアプリが利用可能。ホームメニューにはプリインストールされたものも含めたアプリのアイコンが並び、付属のリモコンの十字キー操作などで選択して楽しむことができる。
「動画チャンネル」のアプリでは、YouTubeの公式チャンネルから独自のAPIを使って自動取得した無料動画のコンテンツを7ジャンルに分けて表示。テレビ向けにアレンジした快適な操作性で、良質な動画を探す手間を軽減しながら手軽に視聴できるメリットをNTT西日本はアピールしている。
「ニュースチャンネル」はmsn産経ニュースとlivedoorニュースのRSSを参照して最新情報を取得、テレビに最適化されたUIで手軽に見られるようにした。ニュースページの視聴時に、同じ画面内にradiko.jpのウィジェットを起動して「ラジオの番組を聴きながらWebニュースを閲覧」できるようにもなっている。
また「myシアター」の映画情報サービスや、千趣会の運営する「ベルメゾン」のショッピングサービスもアプリからアクセスして利用することができる。その他、ネットワークにつながったプリンターと連携して、テレビの画面に表示したホームページや写真などを印刷することも可能だ。
本体に付属してくる専用リモコンには十字キーのほかにもジャイロセンサーを搭載しており、「ポインター切替」ボタンを押すとテレビの画面に表示されるマウスポインターを動かしながら、ブラウザ上のリンク箇所にポインターを当てて「決定」ボタンでクリック選択といった操作も実現している。
Huluの映像配信サービスに対応
映像配信サービス「Hulu」が利用可能な点も本機の大きな特徴だ。Huluでは2011年9月1日以来、日本国内においても月額1,480円定額という料金プランにてマルチデバイス対応のオンライン映像配信サービスを展開している。2012年3月21日時点ではPC、スマートフォン、タブレット、パナソニックやソニーの対応するテレビ製品で利用することできたが、「光BOX+」の登場により、インターネット接続環境とHDMI端子を搭載するテレビがあれば幅広くHuluのサービスが楽しめるようになる。なお、月額1,480円定額という料金体系は他のデバイスでの利用時と同じになる。
「光BOX+」のホームメニューから「Hulu」のアイコンを選択すると、テレビ向けにカスタマイズされたHuluのトップページが立ち上がり、ハリウッド映画や日本映画、海外の人気ドラマシリーズやBBCのコンテンツなどHuluが用意する豊富な映像サービスが楽しめる。外出先でスマートフォンを使って視聴していた映像を一時停止して、家に帰ってテレビで続きを視聴するといったマルチデバイス対応を活かした「デバイス間視聴連携機能」にも対応している。
NTT西日本とフールージャパンの協業について
本日開催された記者会見には、NTT西日本 代表取締役 副社長の村尾和俊氏が出席し、今回発売するセットトップボックスの開発意図を説明した。村尾氏は「NTT西日本では、“家まるごとデジタル化構想”を推進しながら、フレッツ光のサービスを展開し、700万人+αのユーザーを獲得してきた。しかしながら、昨今は顧客層の伸長に力強さがなくなってきた。一方ではスマートフォンやタブレットなど、モバイルデバイスが成長しているのを横目に見ながら、当社もWiFiを橋渡しとして光ブロードバンドからスマートフォンの世界にビジネスチャンスを広げたいと考えていた。WiFiとスマートフォンの便利さを寄り高める製品として提供する、第一弾が今回の“光BOX+”だ」と語る。
またフールージャパンとの協業については、「昨秋のサービススタート以来、豊富な映像コンテンツを揃え、マルチデバイス対応など日本でのサービスを本格展開してきた」とし、NTT西日本の700万人を超える顧客基盤と充実したサポート体制と組むことで、マルチデバイスによる新たな視聴体験を提供できることのメリットを強調した。フレッツユーザー向けに、Huluのサービスをハイライトした特別キャンペーンも4月中旬頃から実施を予定しているという。
さらにNTT西日本では、今後スカパー!オンデマンドやU-NEXT、ひかりTVなど他の映像配信サービスとの提携を拡大していく考えだという。
フールージャパンからは日本代表代行のジェイソン・リーキーナン氏が出席した。リーキーナン氏は「Huluは米国で2007年に設立後、ユーザーの映像視聴体験をドラマティックに変えることを目指してきた。日本ではHuluのプレミアムなコンテンツを、PC、テレビ、スマートフォン、タブレットでシンプルに利用できる環境を整えてきたが、今回はNTT西日本とのパートナーシップにより、セットトップボックスという新たな対応デバイスが追加されることを大変うれしく思っている」とコメント。インターネット対応機以外のテレビでもHuluのサービスが楽しめるようになる「光BOX+」の登場に期待を表した。
価格は税込で9,240円。販売地域は富山県/岐阜県/静岡県以西の西日本エリア30府県。
「光BOX+」でできること
本機を無線、または有線でインターネットにつないで、テレビの側にはHDMIで接続すれば、インターネット上のコンテンツを楽しんだり、USBメモリーやSDメモリーカードに保存した動画/音楽/静止画コンテンツの再生なども可能になる。
セットトップボックスのプラットフォームにはAndroid OS 2.3を採用。CPUは1GHzのCortex A8、本体内にシステムとアプリ用に4GBの内蔵メモリーを用意する。WiFiはIEEE802.11b/g/nに対応。
接続端子はUSBを2系統とSDメモリーカードスロットを1系統設けた。外部出力用にはHDMIが1系統ある。USBメモリーやSDカードに保存したFLV/WMV/MKV/Xvid/MP4/WebM/F4V/3GP形式の動画ファイル、WMA/WAV/FAC/OGG形式の音楽ファイル、JPG/PNG/BMP/GIF形式の静止画ファイルが再生できる。
Google playのサービスには対応しておらず、Androidアプリは独自に用意された「光アプリ市場」で提供されるアプリが利用可能。ホームメニューにはプリインストールされたものも含めたアプリのアイコンが並び、付属のリモコンの十字キー操作などで選択して楽しむことができる。
「動画チャンネル」のアプリでは、YouTubeの公式チャンネルから独自のAPIを使って自動取得した無料動画のコンテンツを7ジャンルに分けて表示。テレビ向けにアレンジした快適な操作性で、良質な動画を探す手間を軽減しながら手軽に視聴できるメリットをNTT西日本はアピールしている。
「ニュースチャンネル」はmsn産経ニュースとlivedoorニュースのRSSを参照して最新情報を取得、テレビに最適化されたUIで手軽に見られるようにした。ニュースページの視聴時に、同じ画面内にradiko.jpのウィジェットを起動して「ラジオの番組を聴きながらWebニュースを閲覧」できるようにもなっている。
また「myシアター」の映画情報サービスや、千趣会の運営する「ベルメゾン」のショッピングサービスもアプリからアクセスして利用することができる。その他、ネットワークにつながったプリンターと連携して、テレビの画面に表示したホームページや写真などを印刷することも可能だ。
本体に付属してくる専用リモコンには十字キーのほかにもジャイロセンサーを搭載しており、「ポインター切替」ボタンを押すとテレビの画面に表示されるマウスポインターを動かしながら、ブラウザ上のリンク箇所にポインターを当てて「決定」ボタンでクリック選択といった操作も実現している。
Huluの映像配信サービスに対応
映像配信サービス「Hulu」が利用可能な点も本機の大きな特徴だ。Huluでは2011年9月1日以来、日本国内においても月額1,480円定額という料金プランにてマルチデバイス対応のオンライン映像配信サービスを展開している。2012年3月21日時点ではPC、スマートフォン、タブレット、パナソニックやソニーの対応するテレビ製品で利用することできたが、「光BOX+」の登場により、インターネット接続環境とHDMI端子を搭載するテレビがあれば幅広くHuluのサービスが楽しめるようになる。なお、月額1,480円定額という料金体系は他のデバイスでの利用時と同じになる。
「光BOX+」のホームメニューから「Hulu」のアイコンを選択すると、テレビ向けにカスタマイズされたHuluのトップページが立ち上がり、ハリウッド映画や日本映画、海外の人気ドラマシリーズやBBCのコンテンツなどHuluが用意する豊富な映像サービスが楽しめる。外出先でスマートフォンを使って視聴していた映像を一時停止して、家に帰ってテレビで続きを視聴するといったマルチデバイス対応を活かした「デバイス間視聴連携機能」にも対応している。
NTT西日本とフールージャパンの協業について
本日開催された記者会見には、NTT西日本 代表取締役 副社長の村尾和俊氏が出席し、今回発売するセットトップボックスの開発意図を説明した。村尾氏は「NTT西日本では、“家まるごとデジタル化構想”を推進しながら、フレッツ光のサービスを展開し、700万人+αのユーザーを獲得してきた。しかしながら、昨今は顧客層の伸長に力強さがなくなってきた。一方ではスマートフォンやタブレットなど、モバイルデバイスが成長しているのを横目に見ながら、当社もWiFiを橋渡しとして光ブロードバンドからスマートフォンの世界にビジネスチャンスを広げたいと考えていた。WiFiとスマートフォンの便利さを寄り高める製品として提供する、第一弾が今回の“光BOX+”だ」と語る。
またフールージャパンとの協業については、「昨秋のサービススタート以来、豊富な映像コンテンツを揃え、マルチデバイス対応など日本でのサービスを本格展開してきた」とし、NTT西日本の700万人を超える顧客基盤と充実したサポート体制と組むことで、マルチデバイスによる新たな視聴体験を提供できることのメリットを強調した。フレッツユーザー向けに、Huluのサービスをハイライトした特別キャンペーンも4月中旬頃から実施を予定しているという。
さらにNTT西日本では、今後スカパー!オンデマンドやU-NEXT、ひかりTVなど他の映像配信サービスとの提携を拡大していく考えだという。
フールージャパンからは日本代表代行のジェイソン・リーキーナン氏が出席した。リーキーナン氏は「Huluは米国で2007年に設立後、ユーザーの映像視聴体験をドラマティックに変えることを目指してきた。日本ではHuluのプレミアムなコンテンツを、PC、テレビ、スマートフォン、タブレットでシンプルに利用できる環境を整えてきたが、今回はNTT西日本とのパートナーシップにより、セットトップボックスという新たな対応デバイスが追加されることを大変うれしく思っている」とコメント。インターネット対応機以外のテレビでもHuluのサービスが楽しめるようになる「光BOX+」の登場に期待を表した。