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公開日 2012/10/27 21:40
【ヘッドホン祭】テックウインド、スマホ対応「iWOW U」初公開&フェラーリヘッドホン/エミライやベスタクス参考出展続々
デンマーク“aiaiai”の現行製品が一挙に出展
フジヤエービック主催のヘッドホン総合イベント「秋のヘッドホン祭2012」が、本日から明日まで、東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催されている。本記事では、テックウインド/シネックス/エミライ/ストウキョウ/ベスタクス/山陽化成/スフォルツァート/モダニティ/アコースティックフィールドの展示の模様をレポートする。
■テックウインド/シネックス
テックウインド/シネックスは、SRSの“SRS iWOWアダプター”新モデルとなる「iWOW-U」を初公開している。来月発売を予定しており、価格は5,980円(税込)。
音源デバイスとヘッドホンの間に接続して使うアクセサリーで、SRSテクノロジーで端末内の音源を補正する。従来の“SRS iWOWアダプター”シリーズではiPodドック端子を備え、iOSデバイスのみ対応していたが、iWOW-Uはデバイス側の接続端子を3.5mmミニとすることで、スマートフォンやPCなどの様々なデバイスに対応するようになった。
また、これまではiPhoneなどの接続デバイスから給電していたが、本機は内部にバッテリーを搭載しており、接続デバイス側の充電を食わないで駆動できる。そのほか、インラインマイクを搭載しており、スマートフォンとヘッドホン/イヤホンを接続している際には本機で着信応答できる。
さらにブース内には、フェラーリが監修した“Logic 3”シリーズのヘッドホン「P200」「T250」や、イヤホン「S100i」「T150i」も展示している。いずれもF1レーシングチーム「スクーデリア・フェラーリ」のピットで使用されるヘッドホンのデザインを取り入れたモデル。
50mmドライバーを搭載するP200は、金属製のアームとカーボンファイバー製のイヤーカップを採用し堅牢性と耐久性を向上した点が特徴。また、装着性と通気性に配慮したウルトラソフトイヤーパッドを使用している。40mmドライバーを搭載する「T250」は、アームとハウジングにメタル素材を使用したモデル。2機種とも、インピーダンスは32Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、スピーカー感度は110dB@1kHz,1mW。価格はP200が19,800円(税込)で、T250が24,800円(税込)。
S100iとT150iは、特許技術「TFAT(Thin Film Acoustic Technology)」を採用したカナル型イヤホン。これにより、高い表現性と迫力あるサウンドを狙っている。内部には10mmドライバーを搭載する。スピーカーインピーダンスは16Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz。スピーカー感動は97dB±3dB@1kHz,1mW。価格は、T150iが17,800円(税込)で、S100iが9,800円(税込)。
また、“The House of Marley”のヘッドホン/イヤホン新製品も出展している。
ヘッドホン「Soul Rebel」は、ヘッドバンド部にナチュラルキャンバス生地を採用したデザインが特徴的なモデル。イヤーパッドにはウルトラソフトクッションを使用し装着性を高めている。内部には口径40mmのダイナミックドライバーを搭載。周波数特性は19Hz〜20kHzとなる。想定売価は6,980円(税込)。
イヤホンは「zion」「Conqeror」「Redemption Song」の3機種をラインナップ。FSC保証されたサペリやメープルウッド、リサイクル可能なアルミニウムなど、地球環境に配慮した素材を採用している点が特徴となる。いずれもネオジウム磁石を採用した口径9mmのダイナミックマイクロドライバーを搭載する。周波数特性は、zionとRedemption Songが10Hz〜22kHzで、Conqerorが12Hz〜22kHz。3機種とも想定売価は9,980円(税込)となる。
■エミライ
エミライは、同社が展開する新製品を一挙に展示している。
「acroama luminis」は、USB 3.0に入力する信号を光ファイバーケーブルで伝送するシステムのPCトランスポート。光ファイバーを使用することで遅延を抑え、長距離伝送に対応する点がポイントとなる。11月中旬の発売を予定しており、価格は63万円(税込)。
また、発表されたばかりの香港AURALiC社製の新製品(関連ニュース)を組み合わせた試聴デモも実施している。なおAURALiCブランドからは今後、DSD再生に対応する新しいUSB-DACが年内に登場する予定だという。詳細は明らかにされていないが、こちらの価格は30万円台になる見込みとのことだ。
そのほか、同社が展開する“逢瀬(AUCE)”ブランドから、ヘッドホン出力に対応D/Aコンバーター「Waterfall DA」とボリューム内蔵パワーアンプ「Waterfall Compact」も出展している。
Waterfall DAは、入力にUSB/同軸デジタル/光デジタルを備え、出力にRCAを装備するDAC。来春の発売を予定しており、価格は20万円前後。Waterfall Compactは、UCDのスイッチングモジュールを搭載するパワーアンプで、オペアンプをディスクリート化している。こちらは12月中の発売を予定しており、価格は15万円前後を見込んでいる。
そのほか、武蔵音研とコラボしたポータブルヘッドホンアンプ「fi.Quest em edition Ultimate」のアップグレードモデルとなる「fi.Quest em edition Ultimate P」や、mini→miniケーブル「LAZY SUSAN」なども参考展示している。
■ストウキョウ
ストウキョウは、9月から取り扱いを開始したデンマークのブランド“aiaiai”のヘッドホン/イヤホン製品を展示している。
「TMA-1 with mic」は、40mmのドライバーユニットを搭載するダイナミックヘッドホンで、DJからのフィードバックを受けて開発された同社のフラグシップモデル。質量は190g。インピーダンスは32±15%Ωで、感度は110dB、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、全高調波歪率は<0.3%となる。ケーブルは、マイク付きコントローラーケーブルとコイルケーブルの2種類を付属する。19,800円(税込)で発売している。
ほかに、TMA-1 with micをベースとしてスタジオエンジニアの意見を取り込んで開発されたモニタリング用ヘッドホン「TMA-1 Studio」(24,800円・税込)や、4色のカラバリを備える「Capital」(9,980円・税込)、アルミ製のスマートなバンド部を備える「Tracks」(7,980円・税込)、9mmのドライバーを搭載するカナル型イヤホン「Pipe」など、現行製品を一挙に出展している。
■ベスタクス
ベスタクスは、11月中〜下旬の発売を予定している新ヘッドホン「HMX-5」を参考出展している。仕様等の詳細は明らかにされていないが、遮音性を高め、高/中/低の各音域がバランスを良く再生されるようチューニングを施したというモデルだ。
■山陽化成
山陽化成は、カスタムメイドのハイエンドバランスアンプ「BDI-DC24」やヘッドホン用のバランス接続用ケーブルを出展。また、同社の“OJI SPECIAL”ブランドから展開しているポータブルタイプのバランス接続用ヘッドホンアンプ「BDI-DP1」など、多くの製品をアピールしている。
■スフォルツァート
スフォルツァートは、DLNAのDMRとして動作する同社のネットワークオーディオトランスポート「DST-01」と、CHORDのDSD対応USB-DAC「QuteHD」を組み合わせて試聴デモを展開している。
■モダニティ
モダニティのブースでは、フランスのオーディオメーカーParrotのヘッドホン「Zik(関連ニュース)」をフィーチャー。タッチ操作対応や着脱センサー、専用アプリでのオーディオ調整など、多数のフィーチャーを盛り込んだモデルで、Bluetooth 2.1にも準拠する。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドは、同社が展開するMH audioブランドの製品を一挙に出展。ヘッドホンアンプやヘッドホンスタンド、ケーブルアクセサリーに至るまで現行製品が全て展示されている。
■テックウインド/シネックス
テックウインド/シネックスは、SRSの“SRS iWOWアダプター”新モデルとなる「iWOW-U」を初公開している。来月発売を予定しており、価格は5,980円(税込)。
音源デバイスとヘッドホンの間に接続して使うアクセサリーで、SRSテクノロジーで端末内の音源を補正する。従来の“SRS iWOWアダプター”シリーズではiPodドック端子を備え、iOSデバイスのみ対応していたが、iWOW-Uはデバイス側の接続端子を3.5mmミニとすることで、スマートフォンやPCなどの様々なデバイスに対応するようになった。
また、これまではiPhoneなどの接続デバイスから給電していたが、本機は内部にバッテリーを搭載しており、接続デバイス側の充電を食わないで駆動できる。そのほか、インラインマイクを搭載しており、スマートフォンとヘッドホン/イヤホンを接続している際には本機で着信応答できる。
さらにブース内には、フェラーリが監修した“Logic 3”シリーズのヘッドホン「P200」「T250」や、イヤホン「S100i」「T150i」も展示している。いずれもF1レーシングチーム「スクーデリア・フェラーリ」のピットで使用されるヘッドホンのデザインを取り入れたモデル。
50mmドライバーを搭載するP200は、金属製のアームとカーボンファイバー製のイヤーカップを採用し堅牢性と耐久性を向上した点が特徴。また、装着性と通気性に配慮したウルトラソフトイヤーパッドを使用している。40mmドライバーを搭載する「T250」は、アームとハウジングにメタル素材を使用したモデル。2機種とも、インピーダンスは32Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、スピーカー感度は110dB@1kHz,1mW。価格はP200が19,800円(税込)で、T250が24,800円(税込)。
S100iとT150iは、特許技術「TFAT(Thin Film Acoustic Technology)」を採用したカナル型イヤホン。これにより、高い表現性と迫力あるサウンドを狙っている。内部には10mmドライバーを搭載する。スピーカーインピーダンスは16Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz。スピーカー感動は97dB±3dB@1kHz,1mW。価格は、T150iが17,800円(税込)で、S100iが9,800円(税込)。
また、“The House of Marley”のヘッドホン/イヤホン新製品も出展している。
ヘッドホン「Soul Rebel」は、ヘッドバンド部にナチュラルキャンバス生地を採用したデザインが特徴的なモデル。イヤーパッドにはウルトラソフトクッションを使用し装着性を高めている。内部には口径40mmのダイナミックドライバーを搭載。周波数特性は19Hz〜20kHzとなる。想定売価は6,980円(税込)。
イヤホンは「zion」「Conqeror」「Redemption Song」の3機種をラインナップ。FSC保証されたサペリやメープルウッド、リサイクル可能なアルミニウムなど、地球環境に配慮した素材を採用している点が特徴となる。いずれもネオジウム磁石を採用した口径9mmのダイナミックマイクロドライバーを搭載する。周波数特性は、zionとRedemption Songが10Hz〜22kHzで、Conqerorが12Hz〜22kHz。3機種とも想定売価は9,980円(税込)となる。
■エミライ
エミライは、同社が展開する新製品を一挙に展示している。
「acroama luminis」は、USB 3.0に入力する信号を光ファイバーケーブルで伝送するシステムのPCトランスポート。光ファイバーを使用することで遅延を抑え、長距離伝送に対応する点がポイントとなる。11月中旬の発売を予定しており、価格は63万円(税込)。
また、発表されたばかりの香港AURALiC社製の新製品(関連ニュース)を組み合わせた試聴デモも実施している。なおAURALiCブランドからは今後、DSD再生に対応する新しいUSB-DACが年内に登場する予定だという。詳細は明らかにされていないが、こちらの価格は30万円台になる見込みとのことだ。
そのほか、同社が展開する“逢瀬(AUCE)”ブランドから、ヘッドホン出力に対応D/Aコンバーター「Waterfall DA」とボリューム内蔵パワーアンプ「Waterfall Compact」も出展している。
Waterfall DAは、入力にUSB/同軸デジタル/光デジタルを備え、出力にRCAを装備するDAC。来春の発売を予定しており、価格は20万円前後。Waterfall Compactは、UCDのスイッチングモジュールを搭載するパワーアンプで、オペアンプをディスクリート化している。こちらは12月中の発売を予定しており、価格は15万円前後を見込んでいる。
そのほか、武蔵音研とコラボしたポータブルヘッドホンアンプ「fi.Quest em edition Ultimate」のアップグレードモデルとなる「fi.Quest em edition Ultimate P」や、mini→miniケーブル「LAZY SUSAN」なども参考展示している。
■ストウキョウ
ストウキョウは、9月から取り扱いを開始したデンマークのブランド“aiaiai”のヘッドホン/イヤホン製品を展示している。
「TMA-1 with mic」は、40mmのドライバーユニットを搭載するダイナミックヘッドホンで、DJからのフィードバックを受けて開発された同社のフラグシップモデル。質量は190g。インピーダンスは32±15%Ωで、感度は110dB、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、全高調波歪率は<0.3%となる。ケーブルは、マイク付きコントローラーケーブルとコイルケーブルの2種類を付属する。19,800円(税込)で発売している。
ほかに、TMA-1 with micをベースとしてスタジオエンジニアの意見を取り込んで開発されたモニタリング用ヘッドホン「TMA-1 Studio」(24,800円・税込)や、4色のカラバリを備える「Capital」(9,980円・税込)、アルミ製のスマートなバンド部を備える「Tracks」(7,980円・税込)、9mmのドライバーを搭載するカナル型イヤホン「Pipe」など、現行製品を一挙に出展している。
■ベスタクス
ベスタクスは、11月中〜下旬の発売を予定している新ヘッドホン「HMX-5」を参考出展している。仕様等の詳細は明らかにされていないが、遮音性を高め、高/中/低の各音域がバランスを良く再生されるようチューニングを施したというモデルだ。
■山陽化成
山陽化成は、カスタムメイドのハイエンドバランスアンプ「BDI-DC24」やヘッドホン用のバランス接続用ケーブルを出展。また、同社の“OJI SPECIAL”ブランドから展開しているポータブルタイプのバランス接続用ヘッドホンアンプ「BDI-DP1」など、多くの製品をアピールしている。
■スフォルツァート
スフォルツァートは、DLNAのDMRとして動作する同社のネットワークオーディオトランスポート「DST-01」と、CHORDのDSD対応USB-DAC「QuteHD」を組み合わせて試聴デモを展開している。
■モダニティ
モダニティのブースでは、フランスのオーディオメーカーParrotのヘッドホン「Zik(関連ニュース)」をフィーチャー。タッチ操作対応や着脱センサー、専用アプリでのオーディオ調整など、多数のフィーチャーを盛り込んだモデルで、Bluetooth 2.1にも準拠する。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドは、同社が展開するMH audioブランドの製品を一挙に出展。ヘッドホンアンプやヘッドホンスタンド、ケーブルアクセサリーに至るまで現行製品が全て展示されている。