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公開日 2014/05/10 16:02
【ヘッドホン祭】FitEar、開発中ユニバーサルイヤホン「fitear」特別公開 − カスタムIEM各ブース盛況
ミックスウェーブ、カナルワークスなど
フジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭 2014」が東京・中野サンプラザで開催されている。本記事では、14Fに出展するブランドの中から、カスタムIEM製品を取り扱うブースの出展内容をレポートする。
■須山歯研
須山歯研は、同社が展開するFitEarブランドの新イヤホン「fitear」のデモ機を参考出展している。ホワイトのハウジングが特徴的なユニバーサルモデルで、価格や発売日は未定とのことだ。
内部にはバランスドアーマチュアドライバーを搭載するが、「スペックに先入観を持たずに試聴してほしい」との考えから、本イベント開催時点でドライバー構成などのスペックは非公開。開発中のデモ機であるため、外装なども変更する可能性があるとのこと。本イベントで試聴した来場者からのフィードバックを反映させて製品化を行う。なお「fitear」という製品名も変更する可能性があるという。
付属ケーブルには同社の「FitEar cable 005」を採用しており、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。イヤホンチップはS/M/Lの3サイズとダブルフランジタイプも同梱する。そのほか、製品にはホワイトのペリカンケースも付属する予定だ。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、JH Audioの12ドライバー搭載イヤホン「THE SIRENS SERIES - Roxanne Universal Fit(関連ニュース)」や、AUDEZEの平面駆動ヘッドホン「LCD-X/XC(関連ニュース)」など、同社が取り扱うブランド各種の製品を一挙に出展している。
CEntranceからは、ハイレゾ対応のバランス駆動ポータブルDACアンプ“HiFi-M8”シリーズ新モデルとして、開発中の「Mini-M8」が参考出展された。
イコライザー機能を省略することにより、従来の“HiFi-M8”シリーズと比べて筐体の高さを約40%ほどコンパクトにしてポータブル製を高めた点が特徴。発売時期は未定だが、価格は“HiFi-M8”シリーズ従来モデルより1万円くらい安くなる予定とのことだ。
入力端子はPC接続用のUSB-B、iPhone接続用のUSB-A、光デジタル/同軸デジタル兼用端子を備えており、最大192kHz/24bitの入力ソースに対応する。出力端子はマイクロ4pinタイプのバランス端子と、3.5mmステレオミニを装備。ゲインは3段階で切り替えられる。なお、出力が下がったことによってバッテリー持続時間が10時間に伸びている。
ALO audioからは、USB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプの新モデル「The International+」を参考出展している。従来モデル「The International」の後継機にあたる製品で、新たに出力インピーダンスを1Ω以下に設定したことと、Android端末との接続にも対応した。対応サンプリングレートは96kHz/24bitまで。
入力端子はmicroUSBのほかに、3.5mmステレオミニとマイクロ4pinタイプのバランス端子も装備。出力端子は、3.5mmステレオミニ、マイクロ4pinタイプのバランス端子を備える。ゲイン調整は3段階で切替可能。周波数特製は5〜50kHz(±1dB)。3,400mAhのバッテリーを内蔵しており、約3時間の充電で最大約14時間(アンプのみ使用時)の連続再生が可能としている。発売時期は6月下旬で、価格はオープンだが85,000円前後での実売が予想される。
また同じくALO audioからは、6月下旬〜7月下旬発売を予定しているMMCX端子を採用したイヤホン用交換ケーブルも出展。外装材にフッ化エチレンプロピレン、導体には高純度銀メッキ銅を採用しており、クライオ処理・アニール処理を施している。ケーブル長は約137cm。
本製品は外部機器との接続端子別に3モデルを用意しており、3.5mmステレオミニのほかに、マイクロ4pinタイプのバランス端子、2.5mm 4極バランス端子の各種をラインナップする。いずれも価格はオープンだが、42,000円前後での実売が予想される。
さらにBeat Audioからも、MMCX端子を採用したイヤホン交換ケーブルの新モデル「Signal」が参考出展されている。従来モデル「バーミリオン」の上位に位置づけられる製品で、銀線にレアメタルを混ぜてチューニングを施した特製線材を使用していることが特徴。こちらも外部機器との接続形状別に3種類をラインナップしており、3.5mmステレオミニ、マイクロ4pinタイプのバランス端子、2.5mm 4極バランス端子をラインナップする。発売時期や価格などは未定とのこと。
なお同社ブースでは、Unique Melodyブランドのイヤホンを試聴して、その試聴レビューや製品への要望をTwitterで呟くと、抽選でUnique Melodyの非売品イヤホンが当たるキャンペーンも2日間にわたって実施している。応募条件などの詳細はこちら。
■J-phonic
J-phonicのブースでは、国内向けに展開している“耳型を取らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」シリーズをメインにした試聴デモを展開している。
同社が取り扱う米SensaphonicsブランドのカスタムIEMは、シリコン製のシェルを採用することで耳へのフィット性とともに安全性も高めていることが大きな特徴。J-phonicの「m2」「k2」シリーズは、このSensaphonics製品の技術を応用して日本人の耳にあうように開発されたモデルとなる。
■カナルワークス
カナルワークスのブースでは、現行の最新モデル「CW-L32」「CW-L32V」(関連ニュース)をメインとした、同社カスタムIEM製品を一挙に試聴できる。
「CW-L32」「CW-L32V」は、いずれもバランスドアーマチュアドライバーを低域に1基、中域に2基、高域に1基搭載する3ウェイ4ドライバー構成のモデル。2機種で異なるチューニングを施しており、CW-L32は楽器の再現性、CW-L32Vはボーカルの再現性を高めたモデルだ。ブース内には、同時発売したリケーブル用の「ステルスケーブル」も用意している。
■くみたてLab
自作カスタムIEMブランドのくみたてLabは、5月中旬発売を予定しているカスタムIEMの新モデル「KL-アカラ」をメインとした試聴デモを実施している。
KL-アカラは、2ウェイ/3ドライバーのモデルと、3ウェイ/4ドライバーのモデルをラインナップ。3ドライバーモデルは、リスニング向けとステージ向けにチューニングを変えた2種類を用意しており、4ドライバーモデルはステージ向けのバランスを基本にツイーターを追加している。いずれも69,800円での販売を予定している。
■須山歯研
須山歯研は、同社が展開するFitEarブランドの新イヤホン「fitear」のデモ機を参考出展している。ホワイトのハウジングが特徴的なユニバーサルモデルで、価格や発売日は未定とのことだ。
内部にはバランスドアーマチュアドライバーを搭載するが、「スペックに先入観を持たずに試聴してほしい」との考えから、本イベント開催時点でドライバー構成などのスペックは非公開。開発中のデモ機であるため、外装なども変更する可能性があるとのこと。本イベントで試聴した来場者からのフィードバックを反映させて製品化を行う。なお「fitear」という製品名も変更する可能性があるという。
付属ケーブルには同社の「FitEar cable 005」を採用しており、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。イヤホンチップはS/M/Lの3サイズとダブルフランジタイプも同梱する。そのほか、製品にはホワイトのペリカンケースも付属する予定だ。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、JH Audioの12ドライバー搭載イヤホン「THE SIRENS SERIES - Roxanne Universal Fit(関連ニュース)」や、AUDEZEの平面駆動ヘッドホン「LCD-X/XC(関連ニュース)」など、同社が取り扱うブランド各種の製品を一挙に出展している。
CEntranceからは、ハイレゾ対応のバランス駆動ポータブルDACアンプ“HiFi-M8”シリーズ新モデルとして、開発中の「Mini-M8」が参考出展された。
イコライザー機能を省略することにより、従来の“HiFi-M8”シリーズと比べて筐体の高さを約40%ほどコンパクトにしてポータブル製を高めた点が特徴。発売時期は未定だが、価格は“HiFi-M8”シリーズ従来モデルより1万円くらい安くなる予定とのことだ。
入力端子はPC接続用のUSB-B、iPhone接続用のUSB-A、光デジタル/同軸デジタル兼用端子を備えており、最大192kHz/24bitの入力ソースに対応する。出力端子はマイクロ4pinタイプのバランス端子と、3.5mmステレオミニを装備。ゲインは3段階で切り替えられる。なお、出力が下がったことによってバッテリー持続時間が10時間に伸びている。
ALO audioからは、USB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプの新モデル「The International+」を参考出展している。従来モデル「The International」の後継機にあたる製品で、新たに出力インピーダンスを1Ω以下に設定したことと、Android端末との接続にも対応した。対応サンプリングレートは96kHz/24bitまで。
入力端子はmicroUSBのほかに、3.5mmステレオミニとマイクロ4pinタイプのバランス端子も装備。出力端子は、3.5mmステレオミニ、マイクロ4pinタイプのバランス端子を備える。ゲイン調整は3段階で切替可能。周波数特製は5〜50kHz(±1dB)。3,400mAhのバッテリーを内蔵しており、約3時間の充電で最大約14時間(アンプのみ使用時)の連続再生が可能としている。発売時期は6月下旬で、価格はオープンだが85,000円前後での実売が予想される。
また同じくALO audioからは、6月下旬〜7月下旬発売を予定しているMMCX端子を採用したイヤホン用交換ケーブルも出展。外装材にフッ化エチレンプロピレン、導体には高純度銀メッキ銅を採用しており、クライオ処理・アニール処理を施している。ケーブル長は約137cm。
本製品は外部機器との接続端子別に3モデルを用意しており、3.5mmステレオミニのほかに、マイクロ4pinタイプのバランス端子、2.5mm 4極バランス端子の各種をラインナップする。いずれも価格はオープンだが、42,000円前後での実売が予想される。
さらにBeat Audioからも、MMCX端子を採用したイヤホン交換ケーブルの新モデル「Signal」が参考出展されている。従来モデル「バーミリオン」の上位に位置づけられる製品で、銀線にレアメタルを混ぜてチューニングを施した特製線材を使用していることが特徴。こちらも外部機器との接続形状別に3種類をラインナップしており、3.5mmステレオミニ、マイクロ4pinタイプのバランス端子、2.5mm 4極バランス端子をラインナップする。発売時期や価格などは未定とのこと。
なお同社ブースでは、Unique Melodyブランドのイヤホンを試聴して、その試聴レビューや製品への要望をTwitterで呟くと、抽選でUnique Melodyの非売品イヤホンが当たるキャンペーンも2日間にわたって実施している。応募条件などの詳細はこちら。
■J-phonic
J-phonicのブースでは、国内向けに展開している“耳型を取らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」シリーズをメインにした試聴デモを展開している。
同社が取り扱う米SensaphonicsブランドのカスタムIEMは、シリコン製のシェルを採用することで耳へのフィット性とともに安全性も高めていることが大きな特徴。J-phonicの「m2」「k2」シリーズは、このSensaphonics製品の技術を応用して日本人の耳にあうように開発されたモデルとなる。
■カナルワークス
カナルワークスのブースでは、現行の最新モデル「CW-L32」「CW-L32V」(関連ニュース)をメインとした、同社カスタムIEM製品を一挙に試聴できる。
「CW-L32」「CW-L32V」は、いずれもバランスドアーマチュアドライバーを低域に1基、中域に2基、高域に1基搭載する3ウェイ4ドライバー構成のモデル。2機種で異なるチューニングを施しており、CW-L32は楽器の再現性、CW-L32Vはボーカルの再現性を高めたモデルだ。ブース内には、同時発売したリケーブル用の「ステルスケーブル」も用意している。
■くみたてLab
自作カスタムIEMブランドのくみたてLabは、5月中旬発売を予定しているカスタムIEMの新モデル「KL-アカラ」をメインとした試聴デモを実施している。
KL-アカラは、2ウェイ/3ドライバーのモデルと、3ウェイ/4ドライバーのモデルをラインナップ。3ドライバーモデルは、リスニング向けとステージ向けにチューニングを変えた2種類を用意しており、4ドライバーモデルはステージ向けのバランスを基本にツイーターを追加している。いずれも69,800円での販売を予定している。