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公開日 2014/07/19 22:11
【ポタ研】iFI-Audio、micro iDSDの製品版を初公開/ULTRASONE、EditionからHFIまで各ラインを一斉展示、ほか
Westone「W60」も依然高い注目
ポータブルヘッドホンアンプやイヤホンなどポータブルオーディオに関連した製品展示が集う、フジヤエービックによるイベント「ポータブルオーディオ研究会2014夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本項では、iFI-AudioやHi-FiMANを取り扱うトップウイング、ULTRASONEやCHORDなどを扱うタイムロード、Westone、DENONやB&Wを扱うディーアンドエムホールディングスなどのブースの模様をお伝えしていく。
■タイムロード(ULTRASONE、CHORD、Audiofly)
タイムロードブースでは、ULTRASONEのイヤホン/ヘッドホン、Audioflyのイヤホン、CHORDのDAC内蔵ヘッドホンアンプ「Hugo」など、同社が取り扱うポータブル関連製品が一同に集められた。
ULTRASONEについては、フラグシップモデルとなる「Edition 5」をはじめとする最上位ラインEditionシリーズに加え、PROシリーズ、HFIシリーズ、DJシリーズのヘッドホンも従来以上に積極的に展示されていた。
この点についてタイムロードの担当者に伺ったところ、「ULTRASONEは創始者がミュージシャンで、自身のモニタリングのためのヘッドホンを作ったことが設立のきっかけでした。このエピソードからもわかる通りULTRASONEのヘッドホンは、スタジオやモニター用途で高い評価を得てきました。現在ではEditionシリーズが抜群に注目を集めていますが、HFIシリーズやPROシリーズなどプロ向けの製品にこそ同社本来の姿があると思います。そのサウンドを多くの方にもっと知ってほしいということで、今回はPRO、HFI、DJの各シリーズも押し出した展示を行っています」とのことだった。ちなみに、日本国内でもULTRASONEを愛用しているスタジオエンジニアはかなり多いのだという。
また、CHORDが誇るWTAフィルターとパルスアレイDACの技術をコンパクトな筐体に凝縮したDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Hugo」も出展。相変わらず高い注目を集めていた。
他にも、Audioflyの上位ライン“Performanceシリーズ”の各モデルが試聴できた。最上位モデル「AF180」はBAドライバーを4基搭載。AF160はBAドライバー×3構成、AF140はBAドライバー×2/ダイナミック×1の構成、AF120はBAドライバー×1/ダイナミック×1の構成となる。
■トップウイング(iFI-Audio、HiFiMAN)
iFI-Audioの製品では、11.2MHz対応など最新スペックを網羅したことやそのサウンドで注目を集めるUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「micro iDSD」(関連ニュース)の最終製品バージョンが初披露。多くの来場者が実際にそのサウンドを確かめていた。さらに、iFi-Audioのサポートで録音され、本日19日発売の「Net Audio」誌のvol.15特別付録となった「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」による11.2MH音源を、micro iDSDで試聴するデモも行われた。
他にも、同じく11.2MHz音源に対応した同社nanoシリーズのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「nano iDSD」や、ヘッドホンアンプ「nano iCAN」、microシリーズの各モデルを実際に試聴することができた。
HiFiMANの製品については、平面駆動ヘッドホンの新モデル「HE-560」「HE-400i」や、ポータブルハイレゾプレーヤーの「HM-901」「HM-802」、ハイレゾ非対応ながらバランス駆動に対応したプレーヤーとイヤホンのセット「HM700+RE-400」のデモが行われていた。
■Westone
Westoneブースでは、先月発表されたWestoneのユニバーサルタイプ・イヤホンの最上位機「W60」がメインで出展された。本機は「Signature」シリーズのトップエンドで、6ドライバーを搭載する。価格はオープンだが、119,000円前後での販売が予想される。
また、よりマニアックな来場者が集う「ポタ研」ということもあり、カスタムIEMの各製品も多数展示。6ドライバーを搭載したカスタムIEM「ES60」については、デモ用にユニバーサル仕様モデルが特別に用意され、そのサウンドを確かめることができた。
■ディーアンドエムホールディングス(DENON、B&W)
同社初のUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「DA-10」の発表会(関連ニュース)を開催したデノンは、その他にも据え置き型USB-DAC「DA-300USB」や、Music Maniacシリーズのヘッドホン/イヤホンなどを出展、デモンストレーションを行っていた。
また、B&Wブランドのヘッドホンも勢揃い。アラウンドイヤータイプの「P7」、オンイヤータイプの「P5」、4色のカラーバリエーションを揃えたオンイヤータイプ「P3」を展示していた。
■eme audio
eme audioは、iPhoneなどのLightningコネクタに直挿しができるDAC内蔵イヤホン「iA101 E」を出展。「Made for iPod/iPhone/iPad」の認証も正式取得し、これらデバイスから96kHz/16bitまでの再生ができる。リモコン部では音量調整や再生/停止の操作が可能。価格は未定だが、8月中には発売できる見込みだという。
■JABEN NETWORK
Jabenブースでは384kHz/32bitまでのPCM、5.6MHzまでDSD(DoP)に対応したポータブルプレーヤー「CALYX-M」が出展。内蔵メモリーは64GBを備え、SDカードスロットも搭載。前回のヘッドホン祭に出展されたときから、新たにALACの再生にも対応したとのこと。近日中の発売を予定している。
またESS製DACチップを搭載したDAC兼ヘッドホンアンプ「THE Glove A1」も展示されていた。本機はAK120との組み合わせが想定されており、AK120の光デジタル出力を本体端子に直に接続した上で、AK120本体をホールドして使用する製品だ。
■タイムロード(ULTRASONE、CHORD、Audiofly)
タイムロードブースでは、ULTRASONEのイヤホン/ヘッドホン、Audioflyのイヤホン、CHORDのDAC内蔵ヘッドホンアンプ「Hugo」など、同社が取り扱うポータブル関連製品が一同に集められた。
ULTRASONEについては、フラグシップモデルとなる「Edition 5」をはじめとする最上位ラインEditionシリーズに加え、PROシリーズ、HFIシリーズ、DJシリーズのヘッドホンも従来以上に積極的に展示されていた。
この点についてタイムロードの担当者に伺ったところ、「ULTRASONEは創始者がミュージシャンで、自身のモニタリングのためのヘッドホンを作ったことが設立のきっかけでした。このエピソードからもわかる通りULTRASONEのヘッドホンは、スタジオやモニター用途で高い評価を得てきました。現在ではEditionシリーズが抜群に注目を集めていますが、HFIシリーズやPROシリーズなどプロ向けの製品にこそ同社本来の姿があると思います。そのサウンドを多くの方にもっと知ってほしいということで、今回はPRO、HFI、DJの各シリーズも押し出した展示を行っています」とのことだった。ちなみに、日本国内でもULTRASONEを愛用しているスタジオエンジニアはかなり多いのだという。
また、CHORDが誇るWTAフィルターとパルスアレイDACの技術をコンパクトな筐体に凝縮したDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Hugo」も出展。相変わらず高い注目を集めていた。
他にも、Audioflyの上位ライン“Performanceシリーズ”の各モデルが試聴できた。最上位モデル「AF180」はBAドライバーを4基搭載。AF160はBAドライバー×3構成、AF140はBAドライバー×2/ダイナミック×1の構成、AF120はBAドライバー×1/ダイナミック×1の構成となる。
■トップウイング(iFI-Audio、HiFiMAN)
iFI-Audioの製品では、11.2MHz対応など最新スペックを網羅したことやそのサウンドで注目を集めるUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「micro iDSD」(関連ニュース)の最終製品バージョンが初披露。多くの来場者が実際にそのサウンドを確かめていた。さらに、iFi-Audioのサポートで録音され、本日19日発売の「Net Audio」誌のvol.15特別付録となった「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」による11.2MH音源を、micro iDSDで試聴するデモも行われた。
他にも、同じく11.2MHz音源に対応した同社nanoシリーズのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「nano iDSD」や、ヘッドホンアンプ「nano iCAN」、microシリーズの各モデルを実際に試聴することができた。
HiFiMANの製品については、平面駆動ヘッドホンの新モデル「HE-560」「HE-400i」や、ポータブルハイレゾプレーヤーの「HM-901」「HM-802」、ハイレゾ非対応ながらバランス駆動に対応したプレーヤーとイヤホンのセット「HM700+RE-400」のデモが行われていた。
■Westone
Westoneブースでは、先月発表されたWestoneのユニバーサルタイプ・イヤホンの最上位機「W60」がメインで出展された。本機は「Signature」シリーズのトップエンドで、6ドライバーを搭載する。価格はオープンだが、119,000円前後での販売が予想される。
また、よりマニアックな来場者が集う「ポタ研」ということもあり、カスタムIEMの各製品も多数展示。6ドライバーを搭載したカスタムIEM「ES60」については、デモ用にユニバーサル仕様モデルが特別に用意され、そのサウンドを確かめることができた。
■ディーアンドエムホールディングス(DENON、B&W)
同社初のUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「DA-10」の発表会(関連ニュース)を開催したデノンは、その他にも据え置き型USB-DAC「DA-300USB」や、Music Maniacシリーズのヘッドホン/イヤホンなどを出展、デモンストレーションを行っていた。
また、B&Wブランドのヘッドホンも勢揃い。アラウンドイヤータイプの「P7」、オンイヤータイプの「P5」、4色のカラーバリエーションを揃えたオンイヤータイプ「P3」を展示していた。
■eme audio
eme audioは、iPhoneなどのLightningコネクタに直挿しができるDAC内蔵イヤホン「iA101 E」を出展。「Made for iPod/iPhone/iPad」の認証も正式取得し、これらデバイスから96kHz/16bitまでの再生ができる。リモコン部では音量調整や再生/停止の操作が可能。価格は未定だが、8月中には発売できる見込みだという。
■JABEN NETWORK
Jabenブースでは384kHz/32bitまでのPCM、5.6MHzまでDSD(DoP)に対応したポータブルプレーヤー「CALYX-M」が出展。内蔵メモリーは64GBを備え、SDカードスロットも搭載。前回のヘッドホン祭に出展されたときから、新たにALACの再生にも対応したとのこと。近日中の発売を予定している。
またESS製DACチップを搭載したDAC兼ヘッドホンアンプ「THE Glove A1」も展示されていた。本機はAK120との組み合わせが想定されており、AK120の光デジタル出力を本体端子に直に接続した上で、AK120本体をホールドして使用する製品だ。