• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/10/25 22:03

【ヘッドホン祭】オーディオテクニカ、MSR7や初ポタアン、フルデジタルヘッドホンなど新製品を早速披露

発売前に新製品群のサウンドをチェック可能
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヘッドホン/イヤホン関連のメーカーが集うイベント「秋のヘッドフォン祭2014」が中野サンプラザで開幕した。会期は明日10月26日まで。本稿ではオーディオテクニカブースの模様をお伝えしよう。

オーディオテクニカ


オーディオテクニカブースは6階バードルーム
10月16日に新製品を大量発表したばかりの同社(新製品のニュース一覧はこちら)。今回のヘッドフォン祭では、その新製品群を早速披露した。

いずれのモデルも注目を集めていたが、特に試聴を求める来場者が多かったのは、新ドライバー搭載の“ハイレゾ対応”ポータブルヘッドホン「ATH-MSR7」と同社初のポタアン「AT-PHA100」、そして世界初のフルデジタルヘッドホン「ATH-DN1000USB」だ。

「ATH-MSR7」(製品詳細)(最速レビュー)は、“True Motion”Hi-Res Audio Driver(トゥルー・モーション・ハイレゾオーディオドライバー)は駆動力を高めた専用設計ダイヤフラムと、磁界範囲に合わせて調整したボビン巻き形式のショートボイスコイルを採用。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、ハイレゾ音源も圧倒的な描写力で再生するという。

また、適所に2つの音響抵抗材(センターレジスター、アウターレジスター)を配置し、自然なサウンドを再現。さらにフランジの空気孔を均等に配置することで空気の循環を妨げず音の歪みを抑えるトップマウントPCB方式を採用している。

ATH-MSR7。ポタアン「AT-PHA100」と組み合わせて試聴することができる

限定カラーの「ATH-MSR7LTD」も勿論登場している

ヘッドフォン祭では、ポタアン「AT-PHA100」(製品詳細)(最速レビュー)と組み合わせて試聴を行うことができる。試聴ブースには来場者が多く足を運び、じっくりとその音を確かめていた。

多くの方が熱心にATH-MSR7の音を確かめていた

そして「ATH-DN1000USB」(製品詳細)は、“Dnote”技術を採用したフルデジタルUSBヘッドホン。量産品として発売されるのは本製品が世界初となる。

フルデジタルUSBヘッドホン「ATH-DN1000USB」

一般的なヘッドホンはデジタル信号をUSB-DACやポータブルプレーヤー側でアナログ信号に変換し、そのアナログ信号を再生する。一方Dnoteでは、デジタル信号にオーバーサンプリングとデジタル変調をかけ、複数のデジタル信号に変換。ここから必要な音声信号だけを選別・抽出し、最適な状態に合成してヘッドホンの4つのCCAW製ボイスコイルにダイレクト伝送して直接駆動する。振動板をダイレクトに振動させられるため、信号伝送時の劣化等を考慮しなくて良いのがメリットとなる。

デジタル技術とオーディオテクニカのアナログの音づくりのノウハウを投入し、ヘッドホン開発40周年目にして新しいことにチャレンジしたオーディオテクニカ。来場者は「ATH-DN1000USB」の音について「これはすごい」「スピーカーで聴いているみたいな音がする」と驚きの声をあげていた。

そのサウンドに来場者からは驚きの声が。

また、“世界初”プッシュプル機構を搭載したイヤホン「ATH-CKR9」の限定モデル「ATH-CKR9LTD」も出展。CKR9と聴き比べを行うこともできた。筆者が比較してみたところ、両者の違いは高音の解像感や全体の見通しの良さ。CKR9自体がもともと音場が広くスッキリした音調だったが、CKR9LTDは細かなパーカッションがよりくっきりとキマる。またクラシックのピアノはクリアさを保ちつつ空間が広がったような感じを受けた。

“世界初”プッシュプル機構を搭載した「ATH-CKR9」(右)と「ATH-CKR9LTD」(左)の聴き比べもできた。また、ATH-CKR7の限定モデル「ATH-CKR7LTD」(右)も出展されている


天然チーク材ハウジングの「ATH-W1000Z」や「ATH-ESW9LTD」も試聴することができる


手頃な価格を目指したBAイヤホン「ATH-CKB70」「ATH-CKB50」。来場者から「え、そんなに安いの?!」と驚かれていた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 “1dB”の壁を超えろ!特性と音質向上に賭ける旭化成の最新DACソリューション、新旧徹底比較!
2 「テレビ接続もできる!」マランツの”ミドルクラス” ネットワーク対応プリメインアンプ「MODEL 60n」レビュー
3 栃木県初出店の「Anker Store Outlet 佐野」が3/21オープン。人気製品を400モデル以上展開
4 MUTEC「MC-3+USB」は“評論家が手放せない”リクロッカー。Qobuz再生で魅力を再検証!
5 ウルトラマンゼロとイヤホンが“一体化”!想い迸る「COTSUBU ULTRAMAN ZERO version」の開発担当者に話を訊いてみた
6 大谷翔平出場予定「カブス対ドジャース」19時から。地上波は日テレ、配信はPrime Videoにて
7 【Qobuzを楽しむ30万円プラン】既存システムにWiiMをプラスオン!瀟洒なフレンチ・サウンドに新たな彩りを
8 【ミニレビュー】小型プレーヤーやサウンドバーにも。サエクのメガネ型電源ケーブルが音質に効く!
9 1型センサーのメインカメラに加え、2億画素の超望遠カメラを搭載!「Xiaomi 15 Ultra」インタビュー動画を公開!
10 楽天「Rチャンネル」、Android TV/Amazon Fire TV搭載テレビ向けアプリを提供開始
3/19 10:17 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX