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公開日 2014/10/30 20:40
B&O、85型/55型の4Kディスプレイ「BeoVision Avant」発表会を開催
ゲストはRIP SLYME
BANG & OLUFSEN(B&O)は、4K液晶ディスプレイ「BeoVision Avant」の戦略発表会を開催。先行して発売されている55型モデルに加えて、85型モデルも公開した。設置スタンドおよびリモコンを含めた価格は、85型が4,486,500円(税別)、55型が1,268,000円(税別)。85型モデルは11月より発売する。
両モデル共に3,840×2,160の4Kパネルを採用。85型は直下型LEDバックライトを採用し、エリア駆動制御機能を搭載。55型はエッジ型LEDを採用し、こちらもエリア駆動制御に対応する。パネルは100Hz/120Hzで駆動する16:9 TFT LCDグレアサーフェスで、コントラストは5,000:1となる。アクティブシャッター方式による3D視聴も可能だ(メガネ別売り)。
デジタル放送用のチューナーは内蔵しておらず、デジタル放送を視聴するためには、BDレコーダーやセットトップボックスと接続する必要がある。12月のアップデートにてHDCP2.2に対応予定としている。
映像を最適化して画質を向上させるVisionClear技術を搭載。また、Automatic Picture Control機能により、部屋の明るさに合わせて、色温度など映像を自動調整してくれる。テレビの右上のベゼルにセンサーが搭載されている。
内蔵スピーカーはフロントL/R、センターの3chを搭載。パワーアンプは各ドライバーにつき1基、合計8台を搭載。内訳は高域60Wを3基、中域60Wを基、低域60Wを2基装備する。サブウーファーは背面部に搭載する。
無線LANを内蔵し、非圧縮無線伝送規格であるWiSAにも準拠。最大8台の対応スピーカーをワイヤレスで接続することができる。さらに、7.1chサラウンドデコーダーをディスプレイに内蔵しており、接続したスピーカーからサラウンド再生を行うことも可能だ。アナログ音声信号の7.1chプリアウトも搭載する(端子はRJ-45プラグで、同社製スピーカーとの接続に対応)。
リモコンからの操作により、テレビの仰角が変更可能。さらにテレビスタンドの支柱が円形の台座の上を回転することで、位置を変えることもできる。仰角は左右90度で変更可能だ(下記の動画を参照)。
また、電源を切ると自動的に本体下部のスピーカーがディスプレイ部に収納され、支柱は円形の台座の一番奥側に移動する。電源を入れると、スピーカーが露出し、支柱は台座の前部に移動する。電源オン/オフ時の位置は、設定で変更することもできる。
リモコンには、「MyButtons」機能を搭載し、最大3つのパーソナル設定を登録することが可能。チャンネル、音量、画面やスタンド位置などの設定をボタンひとつで呼び出すことができる。また、つなぎ目のないアルミニウム製の本体背面には、好みの文字を入れてカスタマイズ可能なモノグラミングサービスも用意している。
HDMI端子は6系統を装備。入力可能な音声信号はHDMIがPCM、マルチチャンネルPCM、S/PDIFがステレオPCM、Dolby DigitalおよびDTS Digital Surroundとなる。
DLNAメディアプレーヤー機能(DMP)、およびUSBメモリー再生機能を搭載。動画についてはMKV、MP4、ASF、AVI、MP2TS、MP2PS、MOVに対応。音声については、マルチチャンネルPCM、Dolby Digital、Dolby Digital Plus 7.1、DTS Digital Surround、HE-AAC v1/v2、LC-AAC、MP3、WMA、WMAロスレス、FLACの再生に対応する。
インターネットラジオも再生できる。なお、海外モデルに搭載されているUSBハードディスク録画機能は、国内モデルでは使用できない。
なお、設置用のオプションとして、テーブルスタンド(55型用)、フロアスタンド、モーターウェールブランケット、固定ウォールブランケットを用意する。85型モデルは外形寸法が1,992W×1,201H×124Dmm、質量は110kg。55型モデルは外形寸法が1,283W×793H×96Dmm、質量は54.5kg(スタンド除く)。
■BeoVision Avantは家庭における“ラストピース”
Bang & Olufsen JapanのCEOであるLars Kai氏は、同社が1950年代からテレビを開発してきたことを紹介。「B&Oは家庭におけるテレビの役割を模索してきましたが、その中で特に重要だったのがデザインです。BeoVision Avantにおいては、テレビをオフにした際の美しさにもこだわりました」とそのデザインを説明した。そしてBeoVision Avantは、あくまで機能のみを追いかけてきた従来のテレビに置き換わる「家庭における“ラストピース”」になると強調した。
また、リーマンショック以降、日本の富裕層においては本物志向のライフスタイルが浸透しつつあると述べ、「長く使える本当に良いものを選ぶトップエンドの方々にも受け入れてもらえる製品を目指した」とコメントしていた。また、日本のマーケットについても言及し、「日本は特殊な市場であり競争も激しいですが、我々は競争に参加するつもりはありません。今後も専門店のみの販売にこだわっていきます。昨年までは国内で8店舗だったB&Oの店舗を、3年以内に20店舗まで増やす予定です。現在約8億円の売り上げ、こちらも3年以内に20億円まで増やします」と意気込みを見せていた。
■B&OのCEOや駐日デンマーク大使が登壇
戦略発表会にはB&OのCEOであるTue Mantoni氏が登場、「B&Oには、テクノロジーと見た目の美しさを融合させ、長く使える製品を提供するという創業者のビジョンが生き続けています。デザイン主導の製品開発というのは今では一般的ですが、B&Oは1960年代からそれを続けてきたのです」と同社のものづくりのスタンスを紹介。また、日本のマーケットが非常に重要視しているとも述べた。
発表会にはデンマークの駐日大使であるA.Carten Damsgaard氏も登場。「デンマークのミニマルでシンプルなデザイン、そしてクラフトマンシップは世界的にも有名ですが、日本は最もそれを理解している国のひとつでしょう。デンマークのデザインともの作りを代表するB&Oの製品は、本国では王室から一般家庭にまで浸透しています。日本でもさらに多くの方がB&Oの製品を使っていただけるようになっていくと期待しています」とコメントしていた。
■ゲストにRIP SLYMEが登場
発表会にはヒップホップ・グループのRIP SLYMEが登場。井出大介氏を聞き手に、BeoVision Avantのキーワードとしてあげられた“ラストピース”についてトークを行った。また、ステージ上でBeoVision Avantの映像やサウンドを体感するデモンストレーションを行った。
両モデル共に3,840×2,160の4Kパネルを採用。85型は直下型LEDバックライトを採用し、エリア駆動制御機能を搭載。55型はエッジ型LEDを採用し、こちらもエリア駆動制御に対応する。パネルは100Hz/120Hzで駆動する16:9 TFT LCDグレアサーフェスで、コントラストは5,000:1となる。アクティブシャッター方式による3D視聴も可能だ(メガネ別売り)。
デジタル放送用のチューナーは内蔵しておらず、デジタル放送を視聴するためには、BDレコーダーやセットトップボックスと接続する必要がある。12月のアップデートにてHDCP2.2に対応予定としている。
映像を最適化して画質を向上させるVisionClear技術を搭載。また、Automatic Picture Control機能により、部屋の明るさに合わせて、色温度など映像を自動調整してくれる。テレビの右上のベゼルにセンサーが搭載されている。
内蔵スピーカーはフロントL/R、センターの3chを搭載。パワーアンプは各ドライバーにつき1基、合計8台を搭載。内訳は高域60Wを3基、中域60Wを基、低域60Wを2基装備する。サブウーファーは背面部に搭載する。
無線LANを内蔵し、非圧縮無線伝送規格であるWiSAにも準拠。最大8台の対応スピーカーをワイヤレスで接続することができる。さらに、7.1chサラウンドデコーダーをディスプレイに内蔵しており、接続したスピーカーからサラウンド再生を行うことも可能だ。アナログ音声信号の7.1chプリアウトも搭載する(端子はRJ-45プラグで、同社製スピーカーとの接続に対応)。
リモコンからの操作により、テレビの仰角が変更可能。さらにテレビスタンドの支柱が円形の台座の上を回転することで、位置を変えることもできる。仰角は左右90度で変更可能だ(下記の動画を参照)。
また、電源を切ると自動的に本体下部のスピーカーがディスプレイ部に収納され、支柱は円形の台座の一番奥側に移動する。電源を入れると、スピーカーが露出し、支柱は台座の前部に移動する。電源オン/オフ時の位置は、設定で変更することもできる。
リモコンには、「MyButtons」機能を搭載し、最大3つのパーソナル設定を登録することが可能。チャンネル、音量、画面やスタンド位置などの設定をボタンひとつで呼び出すことができる。また、つなぎ目のないアルミニウム製の本体背面には、好みの文字を入れてカスタマイズ可能なモノグラミングサービスも用意している。
HDMI端子は6系統を装備。入力可能な音声信号はHDMIがPCM、マルチチャンネルPCM、S/PDIFがステレオPCM、Dolby DigitalおよびDTS Digital Surroundとなる。
DLNAメディアプレーヤー機能(DMP)、およびUSBメモリー再生機能を搭載。動画についてはMKV、MP4、ASF、AVI、MP2TS、MP2PS、MOVに対応。音声については、マルチチャンネルPCM、Dolby Digital、Dolby Digital Plus 7.1、DTS Digital Surround、HE-AAC v1/v2、LC-AAC、MP3、WMA、WMAロスレス、FLACの再生に対応する。
インターネットラジオも再生できる。なお、海外モデルに搭載されているUSBハードディスク録画機能は、国内モデルでは使用できない。
なお、設置用のオプションとして、テーブルスタンド(55型用)、フロアスタンド、モーターウェールブランケット、固定ウォールブランケットを用意する。85型モデルは外形寸法が1,992W×1,201H×124Dmm、質量は110kg。55型モデルは外形寸法が1,283W×793H×96Dmm、質量は54.5kg(スタンド除く)。
■BeoVision Avantは家庭における“ラストピース”
Bang & Olufsen JapanのCEOであるLars Kai氏は、同社が1950年代からテレビを開発してきたことを紹介。「B&Oは家庭におけるテレビの役割を模索してきましたが、その中で特に重要だったのがデザインです。BeoVision Avantにおいては、テレビをオフにした際の美しさにもこだわりました」とそのデザインを説明した。そしてBeoVision Avantは、あくまで機能のみを追いかけてきた従来のテレビに置き換わる「家庭における“ラストピース”」になると強調した。
また、リーマンショック以降、日本の富裕層においては本物志向のライフスタイルが浸透しつつあると述べ、「長く使える本当に良いものを選ぶトップエンドの方々にも受け入れてもらえる製品を目指した」とコメントしていた。また、日本のマーケットについても言及し、「日本は特殊な市場であり競争も激しいですが、我々は競争に参加するつもりはありません。今後も専門店のみの販売にこだわっていきます。昨年までは国内で8店舗だったB&Oの店舗を、3年以内に20店舗まで増やす予定です。現在約8億円の売り上げ、こちらも3年以内に20億円まで増やします」と意気込みを見せていた。
■B&OのCEOや駐日デンマーク大使が登壇
戦略発表会にはB&OのCEOであるTue Mantoni氏が登場、「B&Oには、テクノロジーと見た目の美しさを融合させ、長く使える製品を提供するという創業者のビジョンが生き続けています。デザイン主導の製品開発というのは今では一般的ですが、B&Oは1960年代からそれを続けてきたのです」と同社のものづくりのスタンスを紹介。また、日本のマーケットが非常に重要視しているとも述べた。
発表会にはデンマークの駐日大使であるA.Carten Damsgaard氏も登場。「デンマークのミニマルでシンプルなデザイン、そしてクラフトマンシップは世界的にも有名ですが、日本は最もそれを理解している国のひとつでしょう。デンマークのデザインともの作りを代表するB&Oの製品は、本国では王室から一般家庭にまで浸透しています。日本でもさらに多くの方がB&Oの製品を使っていただけるようになっていくと期待しています」とコメントしていた。
■ゲストにRIP SLYMEが登場
発表会にはヒップホップ・グループのRIP SLYMEが登場。井出大介氏を聞き手に、BeoVision Avantのキーワードとしてあげられた“ラストピース”についてトークを行った。また、ステージ上でBeoVision Avantの映像やサウンドを体感するデモンストレーションを行った。