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公開日 2015/09/03 15:52
<IFA>ソニー開発担当が明かす、新ウォークマン&ヘッドホンの“音づくり秘話”
「いい音へのこだわり」を聞く
IFA2015のプレスカンファレンスでは、今年もソニーがたくさんの新製品を発表した。それぞれに関する詳しい内容は既報の通りだが、本稿ではオーディオ系の新製品からウォークマン(ZX100/A20)、コンパクトオーディオ「CAS-1」、ヘッドホン「h.earシリーズ」の商品担当者を訪ねて、各製品の開発背景をインタビューした。
■それぞれに新しい音のキャラクターを持たせた“ウォークマン”「NW-ZX100」「NW-A20」
はじめにウォークマンの開発を担当するソニー(株)ビデオ&サウンド事業部 サウンド1部1課 シニア エレクトリカル エンジニアの上村秀行氏に話を聞いた。
ー 初のハイレゾ対応ハイエンド系ウォークマンである「NW-ZX1」の後継モデルとなる「NW-ZX100」の音づくりのポイントを教えて下さい。
上村氏:NW-ZX1の音を進化させること、今年の春に発売したハイエンドモデルの「NW-ZX2」で培ってきた高音質化技術の要素を落とし込みながら、完成度の高い音に磨き上げていくことがテーマになりました。ZX1をお使いの方々を中心に、わずかながら高音域の音のエッジが立ちすぎているという声をいただくこともありましたので、そこに重点をおいて柔らかく仕上げながら、全体のバランスを整えることに気を配りました。ただ、ZX100の音にはスピード感やエッジ感の点で、ZX2とはまたひと味違うキャラクターも残しています。ZX2とZX100は上位・下位の関係にあるモデルではありません。どちらもハイレベルな音であることを前提に、それぞれの音の違いを楽しんでいただければと思います。
一新されたエントリークラスのNW-A20についても、上位モデルの開発思想を活かしながら音質を高めてきました。今回、新しいZX100とA20から採用している「Filled VIA」も音質向上を実現できたポイントとなる技術の一つです。本体内に組み込まれている多層基板の上下層の配線を電気的につなぐため、VIA(ビア)と呼ばれる小さな穴が設けられています。通常、VIAの部分は貫通した穴にメッキ処理をかけて配線を裏表に経由させるものですが、ここの部分の穴を銅メッキで埋めてしまう「Filled VIA構造」を採用することで、電気信号を通せる面積を広げられるということに着目しました。このことによってグラウンド電源がさらに安定することから低域がぐっと引き締まり、中高域もよりクリアな音になります。A20は特に音を聴いていただいて、より力強い低域の再現力が向上していることに注目して欲しいと思います。
ー 今回はエントリーモデルのA20だけでなく、上位のZX100にもデジタルノイズキャンセリング機能が搭載されました。ヨーロッパで発売されるモデルには新しいハイレゾ対応のノイズキャンセリングイヤホンも同梱されてきます。
上村氏:ヨーロッパでは特にノイズキャンセリング機能が広く普及しているため、ユーザーからの期待感が高かったことから、積極的に上位モデルにも搭載することになりました。ノイズキャンセリング機能の効果については、A10にも搭載されている「フルオートAIノイズキャンセリング」を採用しています。付属のノイズキャンセリングイヤホンに組み合わせることで、マイクから集音した周囲の騒音の“質”を解析して、「バス/電車」「飛行機」「オフィス」の3種類の設定を自動で切り替えてくれるというものです。それぞれのモードを手動で設定することも可能です。
ー 特にZX100では前機種ZX1の約16時間と比べて約45時間に、バッテリーライフが大きく伸びています。どうやってこれを実現しているのでしょうか。
上村氏:その点については、プラットフォームをAndroid OSから独自の組み込みOSに変更した点が一番効いています。今回プラットフォームの変更については、「ハイレゾ対応のオーディオプレーヤーとしてよりピュアに音質にこだわって欲しい」というユーザーからのフィードバックを多くいただいたことから踏み切りました。組み込みOSの世代はA10のものと同じになります。スタミナ強化のポイントとしては、他にもバッテリーのサイズを検討したり、内部回路の低消費電力駆動について見直しも図っています。
■ヘッドホン「h.ear on」はバランス接続にも対応する
続いてお話をうかがったのは、ヘッドホン「h.earシリーズ」の開発を担当するソニー(株)ビデオ&サウンド事業部本部 企画マーケティング部門 Sound商品企画部 企画1課 プロダクトプランナーの前田碧氏だ。
ー 今日のプレスカンファレンスでも「h.earシリーズ」がソニーのオーディオにおける新しい戦略商品として取り上げられましたが、あらためてシリーズのコンセプトを教えて下さい。
前田氏:昨年のIFAでウォークマンのエントリーシリーズである「NW-A10」を発表して、その後日本でも発売しました。ソニーがいま力を入れて展開しているハイレゾの魅力は、マニアやアーリーアダプターの方々から若年層を中心とした音楽ファンの皆様へと裾野を広げながら浸透してきました。いい音で再生できることはもちろんのこと、ユーザーの個性を引き立たせるデザインの側の魅力からも選んでいただけるような、商品のバラエティを拡大していくために開発したモデルが「h.earシリーズ」になります。ヘッドホンの「h.ear on」は「MDR-10R/RC」の後継にあたるモデルですが、上位の「MDR-Z7」「MDR-1A」を目標に、最新の音楽を最も気持ち良く楽しんでいただけるバランスのよいサウンドに仕上げています。
ー ノイズキャンセリング機能付の「h.ear in NC」も、初のハイレゾ対応のノイズキャンセリング機能付イヤホンとしてスポットが当てられています。
前田氏:ヨーロッパでは特に先行してノイズキャンセリング機能付のヘッドホンやイヤホンが普及してきましたので、今回はハイレゾ音源の魅力をより静かな環境で楽しんでいただける組み合わせとして紹介しています。静かな環境で音楽を楽しんでいただく際にはお気に入りのヘッドホンやイヤホンをつないでいただき、外出先の騒音が多い場所などではノイズキャンセリング機能付のイヤホンを活用するといった具合に、音楽を聴くシチュエーションに合わせた使い分けを提案したいと考えています。
ー h.earシリーズのデザインの面でのこだわりを教えて下さい。
前田氏:新しいウォークマン「NW-A20」とのカラーマッチも図りながら、機能も追求したデザインとシングルカラーのインパクトをアピールしています。本体の色合いはケーブルまで、原色から少し中間色に振った独特なバランスに仕上げています。ヘッドホンの「h.ear on」は本体を小さく折り畳める機能性と、折り畳んだときの美しい佇まいにも気を配っています。パーツを接合するためのビスを見せないように、ヘッドホンのL/Rをビス留めのキャップに記して蓋をするという細かなところにも手間をかけながらデザインを完成させました。
ー ヘッドホンの「h.ear on」はリケーブルにも対応しています。
前田氏:ヘッドホン側の端子は3.5mmの4極ミニジャックを搭載しているので、バランス接続ができます。これまで「MDR-1A」でご利用いただけたバランス接続用のヘッドホンケーブル「MUC-S20BL1」を用意していただき、ソニーの「PHA-3」などバランス駆動ができるヘッドホンアンプと組み合わせればより高音質なサウンドをお楽しみいただけます。
■CAS-1は日本でホワイトモデルも登場予定
コンパクトオーディオシステム「CAS-1」の企画意図は、開発を担当したソニー(株)ビデオ&サウンド事業部本部 企画・マーケティング部門 商品企画 Sound2課の三浦愛氏、並びに同事業本部 V&S事業部 Sound2部 HA設計1課の宮本香純氏にうかがった。
ー ニアフィールドでのリスニングにも最適な音場のバランスと、ボリュームを下げたときも充実した音楽が聴ける「Low Volume Mode」を設けるというコンセプトがユニークな製品です。
宮本氏:ヨーロッパの都市生活者を中心とした音楽ファンからも期待されていた機能です。ヘッドホンからスピーカーへ、メインのリスニング環境を自然に広げられるような音づくりを目指してきました。リビングや専用のオーディオルームにフルサイズのオーディオは揃えているので、サブシステムにもハイレゾがいい音で聴けるしっかりとした製品が欲しいというニーズにも応えたいと思っています。ヨーロッパには耳が肥えている音楽ファンの方も多いので、音づくりはHi-Fiを目指して、“ESシリーズ”の開発で培ってきた音響技術を惜しみなく投入しています。
ー 本体のカラーバリエーションが2色あります。
三浦氏:ヨーロッパではブラックの本体にブラウンの木目調のスピーカーを展開しますが、本機は日本での導入も検討しているモデルです。日本ではホワイトのカラーバリエーションも展開する予定です。特に女性の音楽ファンにも選びやすい色合いに仕上げています。製品としてはカジュアルなオーディオとHi-Fiの間を橋渡しするような製品として位置付けながら、いい音で音楽を楽しむことの魅力をアピールしたいと考えています。
ー 今回はソース入力をUSBとBluetooth経由のデジタル専用に絞り込んでいますが、NFCによるワンタッチペアリングにも対応するなどスマートフォンやタブレットでの使い勝手も高められています。
三浦氏:ハイレゾ再生や、対応機種との組み合わせではLDACによる高音質なワイヤレスリスニングも楽しんでいただけます。音楽ソースだけではなく、Bluetooth接続時にはSCMS-Tもサポートしていますので、スマートフォンやタブレットでテレビ番組のコンテンツを再生して、番組の音声をCAS-1で、より臨場感たっぷりに楽しんでいただくこともできます。
◇
今回ソニーが発表したオーディオ製品は、ハイレゾの普及拡大という観点からいずれも刺激に富んだラインナップが出そろった。日本国内での発売時期に関する詳細なアナウンスはなかったが、近く明らかになることを心待ちにしたい。
■それぞれに新しい音のキャラクターを持たせた“ウォークマン”「NW-ZX100」「NW-A20」
はじめにウォークマンの開発を担当するソニー(株)ビデオ&サウンド事業部 サウンド1部1課 シニア エレクトリカル エンジニアの上村秀行氏に話を聞いた。
ー 初のハイレゾ対応ハイエンド系ウォークマンである「NW-ZX1」の後継モデルとなる「NW-ZX100」の音づくりのポイントを教えて下さい。
上村氏:NW-ZX1の音を進化させること、今年の春に発売したハイエンドモデルの「NW-ZX2」で培ってきた高音質化技術の要素を落とし込みながら、完成度の高い音に磨き上げていくことがテーマになりました。ZX1をお使いの方々を中心に、わずかながら高音域の音のエッジが立ちすぎているという声をいただくこともありましたので、そこに重点をおいて柔らかく仕上げながら、全体のバランスを整えることに気を配りました。ただ、ZX100の音にはスピード感やエッジ感の点で、ZX2とはまたひと味違うキャラクターも残しています。ZX2とZX100は上位・下位の関係にあるモデルではありません。どちらもハイレベルな音であることを前提に、それぞれの音の違いを楽しんでいただければと思います。
一新されたエントリークラスのNW-A20についても、上位モデルの開発思想を活かしながら音質を高めてきました。今回、新しいZX100とA20から採用している「Filled VIA」も音質向上を実現できたポイントとなる技術の一つです。本体内に組み込まれている多層基板の上下層の配線を電気的につなぐため、VIA(ビア)と呼ばれる小さな穴が設けられています。通常、VIAの部分は貫通した穴にメッキ処理をかけて配線を裏表に経由させるものですが、ここの部分の穴を銅メッキで埋めてしまう「Filled VIA構造」を採用することで、電気信号を通せる面積を広げられるということに着目しました。このことによってグラウンド電源がさらに安定することから低域がぐっと引き締まり、中高域もよりクリアな音になります。A20は特に音を聴いていただいて、より力強い低域の再現力が向上していることに注目して欲しいと思います。
ー 今回はエントリーモデルのA20だけでなく、上位のZX100にもデジタルノイズキャンセリング機能が搭載されました。ヨーロッパで発売されるモデルには新しいハイレゾ対応のノイズキャンセリングイヤホンも同梱されてきます。
上村氏:ヨーロッパでは特にノイズキャンセリング機能が広く普及しているため、ユーザーからの期待感が高かったことから、積極的に上位モデルにも搭載することになりました。ノイズキャンセリング機能の効果については、A10にも搭載されている「フルオートAIノイズキャンセリング」を採用しています。付属のノイズキャンセリングイヤホンに組み合わせることで、マイクから集音した周囲の騒音の“質”を解析して、「バス/電車」「飛行機」「オフィス」の3種類の設定を自動で切り替えてくれるというものです。それぞれのモードを手動で設定することも可能です。
ー 特にZX100では前機種ZX1の約16時間と比べて約45時間に、バッテリーライフが大きく伸びています。どうやってこれを実現しているのでしょうか。
上村氏:その点については、プラットフォームをAndroid OSから独自の組み込みOSに変更した点が一番効いています。今回プラットフォームの変更については、「ハイレゾ対応のオーディオプレーヤーとしてよりピュアに音質にこだわって欲しい」というユーザーからのフィードバックを多くいただいたことから踏み切りました。組み込みOSの世代はA10のものと同じになります。スタミナ強化のポイントとしては、他にもバッテリーのサイズを検討したり、内部回路の低消費電力駆動について見直しも図っています。
■ヘッドホン「h.ear on」はバランス接続にも対応する
続いてお話をうかがったのは、ヘッドホン「h.earシリーズ」の開発を担当するソニー(株)ビデオ&サウンド事業部本部 企画マーケティング部門 Sound商品企画部 企画1課 プロダクトプランナーの前田碧氏だ。
ー 今日のプレスカンファレンスでも「h.earシリーズ」がソニーのオーディオにおける新しい戦略商品として取り上げられましたが、あらためてシリーズのコンセプトを教えて下さい。
前田氏:昨年のIFAでウォークマンのエントリーシリーズである「NW-A10」を発表して、その後日本でも発売しました。ソニーがいま力を入れて展開しているハイレゾの魅力は、マニアやアーリーアダプターの方々から若年層を中心とした音楽ファンの皆様へと裾野を広げながら浸透してきました。いい音で再生できることはもちろんのこと、ユーザーの個性を引き立たせるデザインの側の魅力からも選んでいただけるような、商品のバラエティを拡大していくために開発したモデルが「h.earシリーズ」になります。ヘッドホンの「h.ear on」は「MDR-10R/RC」の後継にあたるモデルですが、上位の「MDR-Z7」「MDR-1A」を目標に、最新の音楽を最も気持ち良く楽しんでいただけるバランスのよいサウンドに仕上げています。
ー ノイズキャンセリング機能付の「h.ear in NC」も、初のハイレゾ対応のノイズキャンセリング機能付イヤホンとしてスポットが当てられています。
前田氏:ヨーロッパでは特に先行してノイズキャンセリング機能付のヘッドホンやイヤホンが普及してきましたので、今回はハイレゾ音源の魅力をより静かな環境で楽しんでいただける組み合わせとして紹介しています。静かな環境で音楽を楽しんでいただく際にはお気に入りのヘッドホンやイヤホンをつないでいただき、外出先の騒音が多い場所などではノイズキャンセリング機能付のイヤホンを活用するといった具合に、音楽を聴くシチュエーションに合わせた使い分けを提案したいと考えています。
ー h.earシリーズのデザインの面でのこだわりを教えて下さい。
前田氏:新しいウォークマン「NW-A20」とのカラーマッチも図りながら、機能も追求したデザインとシングルカラーのインパクトをアピールしています。本体の色合いはケーブルまで、原色から少し中間色に振った独特なバランスに仕上げています。ヘッドホンの「h.ear on」は本体を小さく折り畳める機能性と、折り畳んだときの美しい佇まいにも気を配っています。パーツを接合するためのビスを見せないように、ヘッドホンのL/Rをビス留めのキャップに記して蓋をするという細かなところにも手間をかけながらデザインを完成させました。
ー ヘッドホンの「h.ear on」はリケーブルにも対応しています。
前田氏:ヘッドホン側の端子は3.5mmの4極ミニジャックを搭載しているので、バランス接続ができます。これまで「MDR-1A」でご利用いただけたバランス接続用のヘッドホンケーブル「MUC-S20BL1」を用意していただき、ソニーの「PHA-3」などバランス駆動ができるヘッドホンアンプと組み合わせればより高音質なサウンドをお楽しみいただけます。
■CAS-1は日本でホワイトモデルも登場予定
コンパクトオーディオシステム「CAS-1」の企画意図は、開発を担当したソニー(株)ビデオ&サウンド事業部本部 企画・マーケティング部門 商品企画 Sound2課の三浦愛氏、並びに同事業本部 V&S事業部 Sound2部 HA設計1課の宮本香純氏にうかがった。
ー ニアフィールドでのリスニングにも最適な音場のバランスと、ボリュームを下げたときも充実した音楽が聴ける「Low Volume Mode」を設けるというコンセプトがユニークな製品です。
宮本氏:ヨーロッパの都市生活者を中心とした音楽ファンからも期待されていた機能です。ヘッドホンからスピーカーへ、メインのリスニング環境を自然に広げられるような音づくりを目指してきました。リビングや専用のオーディオルームにフルサイズのオーディオは揃えているので、サブシステムにもハイレゾがいい音で聴けるしっかりとした製品が欲しいというニーズにも応えたいと思っています。ヨーロッパには耳が肥えている音楽ファンの方も多いので、音づくりはHi-Fiを目指して、“ESシリーズ”の開発で培ってきた音響技術を惜しみなく投入しています。
ー 本体のカラーバリエーションが2色あります。
三浦氏:ヨーロッパではブラックの本体にブラウンの木目調のスピーカーを展開しますが、本機は日本での導入も検討しているモデルです。日本ではホワイトのカラーバリエーションも展開する予定です。特に女性の音楽ファンにも選びやすい色合いに仕上げています。製品としてはカジュアルなオーディオとHi-Fiの間を橋渡しするような製品として位置付けながら、いい音で音楽を楽しむことの魅力をアピールしたいと考えています。
ー 今回はソース入力をUSBとBluetooth経由のデジタル専用に絞り込んでいますが、NFCによるワンタッチペアリングにも対応するなどスマートフォンやタブレットでの使い勝手も高められています。
三浦氏:ハイレゾ再生や、対応機種との組み合わせではLDACによる高音質なワイヤレスリスニングも楽しんでいただけます。音楽ソースだけではなく、Bluetooth接続時にはSCMS-Tもサポートしていますので、スマートフォンやタブレットでテレビ番組のコンテンツを再生して、番組の音声をCAS-1で、より臨場感たっぷりに楽しんでいただくこともできます。
今回ソニーが発表したオーディオ製品は、ハイレゾの普及拡大という観点からいずれも刺激に富んだラインナップが出そろった。日本国内での発売時期に関する詳細なアナウンスはなかったが、近く明らかになることを心待ちにしたい。