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公開日 2015/10/24 17:00
<ヘッドホン祭>ミックスウェーブ、日本未導入の音圧自動調整イヤホン“ADEL Series”
カナルワークス、くみたてLabなども
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「秋のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、ミックスウェーブ、カナルワークス、くみたてLab、Sensaphonics、mimimamo、コンプライ、バンナイズの出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、アメリカのカスタムIEMメーカー 1964 EARSが展開しているブランド64 Audioから、日本未導入のユニバーサルイヤホン“ADEL Series”を参考出展している。
ラインナップは「U12」「U10」「U8」「U6」「U5」「U4」「U3」「U2」の8機種。いずれも年内には国内発売する予定とのことだ。価格等は未定。
ADELシリーズの特徴は、「ADELフィルター」と呼ばれるフィルターを搭載していること。これは、音圧で鼓膜に悪影響が出ないように、ハウジングに備えたポートから音圧を外に逃がす仕組み。このポート部にADELフィルターを搭載することで、音源によって異なる音圧を検出し、逃がす音圧レベルを自動コントロールする。また、逃がす音圧レベルをユーザーが自分で調整できる、マニュアル仕様のADELフィルターもオプションで用意している。
製品型番の数字は、それぞれ搭載ドライバー数を表している。U12は高/中/低域に4基ずつ、U10は高/中域に4基ずつ・低域に2基、U8は高/中域に2基ずつ・低域に4基、U6は高/中/低域に2基ずつ、U5は高域に4基・中低域に1基、U4は高/中域に1基ずつ・低域に2基、U3は高/中/低域に1基ずつ、U2は高域と中低域に1基ずつを搭載する。
そのほかに、ミックスウェーブのブースでは、Campfire Audioの新しいユニバーサルイヤホン「JUPITER」「ORION」の2機種も出展されている。JUPITERは高/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載し、ニッケルメッキ製筐体のモデルで実売112,000円前後。ORIONはBAドライバーを1基搭載し、アルマイト加工アルミ製筐体を採用したモデルで実売50,000円前後。いずれも、既に発表はされていたがまだ発売は開始しておらず、今回のイベントで年内の発売を予定していることが告知された。
加えて、CEntranceからは手の平サイズのDAC搭載ポタアン「DACport HD」が参考出展されている。2010年頃に発売された「DACport」の後継機種で、新たに384kHz/32bit PCM、DSD 5.6MHzフォーマットに対応するなどスペックアップした。日本での展開は未定。米国での価格は200ドル。
またBeat Audioからは、イヤホン用交換ケーブル「Supernova」の新ラインナップも登場。JH Audio社製イヤホンに採用されるJH Audioの固定式 4pin端子に対応するケーブルになる。プレーヤーとの接続端子は、3.5mm 3極端子と2.5mm 4極端子を用意。こちらは11月中に発売を予定している。そのほか、ALO audioからは、電圧15V設計のアナログポタアン「Rx」のブラウンモデルも参考出展されている。
■カナルワークス
カナルワークスは、フルレンジのバランスドアーマチュアドライバーを4基搭載するカスタムIEM「CW-L05QD2」をメインにアピールしている(関連ニュース)。価格は11万円(税抜)で、本日から発売を開始。今回のイベント会場でも受注を行っている。
本機は、従来機種「CW-L05QD」をモデルチェンジした製品。ノズル形状などの音響管設計やイコライザ回路を見直すことで、フルレンジのBA型ドライバーを4基搭載するクワッドドライブの精度をさらに高めたという。これにより、ナチュラルで定位のしっかりした高分解能の再生ができるようになったとアピールしている。
■くみたてLab
くみたてLabは、同社製カスタムIEM製品「KL-アカラ(Stage、Listening、2014)」「KL-サンカ」、デザインにこだわって制作されたという試作機「TDW・コンセプト」も参考出展している。
ハウジングには螺鈿を施すなどしてデザイン性を高め、ノズル部にチタンを使用することで軽量性にも配慮したモデル。内部にはダイナミックドライバーとBAドライバーを1基ずつ搭載する2ドライバー構成としている。ちなみに音質傾向は「見た目のイメージを裏切る、まさかのドンシャリ系」とのこと。
また、今回は新しいフェイスプレートオプション「カーボン・グリーン」もブース内に展示してアピール。こちらは製造に手間がかかるため、本格的な受注開始は先になるとのことだが、今回のヘッドフォン祭会場でのみ限定で特別に先行受注を行っている。
■Sensaphonics
Sensaphonicsのブースでは、カスタムIEM製品と同社製品を取り扱うj-phonicが国内でのみ展開している、日本人の耳にあわせたイヤモニシリーズもラインナップし、精力的な試聴デモを展開している。
■バンナイズ
バンナイズは、同社が展開するヘッドホン/イヤホン、プレーヤー用のキャリングケースを多数出展。特に今回のイベントでは、「イヤホンとプレーヤーを同時に持ち歩くため、ケースに取り付けてイヤホンを一時的に保管するふわふわケース」もアピールしていた。こちらはバンナイズ製のほとんどのDAPケースに取り付けられる仕様になっている。
■コンプライ
コンプライは、同社のフォームチップ製品各種を取り揃えてブース内で販売を実施。同社ブースは製品を購入する来場者で常に人だかりができていた。
■mimimamo
mimimamoブースでは、同ブランドのイヤーパッドカバー各種をラインナップ。公式の適応表にまだ記載のないヘッドホンを持参した来場者に対して、同社のイヤーパッドカバーが適応するかどうかをテストし、そのまま製品をプレゼントするキャンペーンも実施している。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、アメリカのカスタムIEMメーカー 1964 EARSが展開しているブランド64 Audioから、日本未導入のユニバーサルイヤホン“ADEL Series”を参考出展している。
ラインナップは「U12」「U10」「U8」「U6」「U5」「U4」「U3」「U2」の8機種。いずれも年内には国内発売する予定とのことだ。価格等は未定。
ADELシリーズの特徴は、「ADELフィルター」と呼ばれるフィルターを搭載していること。これは、音圧で鼓膜に悪影響が出ないように、ハウジングに備えたポートから音圧を外に逃がす仕組み。このポート部にADELフィルターを搭載することで、音源によって異なる音圧を検出し、逃がす音圧レベルを自動コントロールする。また、逃がす音圧レベルをユーザーが自分で調整できる、マニュアル仕様のADELフィルターもオプションで用意している。
製品型番の数字は、それぞれ搭載ドライバー数を表している。U12は高/中/低域に4基ずつ、U10は高/中域に4基ずつ・低域に2基、U8は高/中域に2基ずつ・低域に4基、U6は高/中/低域に2基ずつ、U5は高域に4基・中低域に1基、U4は高/中域に1基ずつ・低域に2基、U3は高/中/低域に1基ずつ、U2は高域と中低域に1基ずつを搭載する。
そのほかに、ミックスウェーブのブースでは、Campfire Audioの新しいユニバーサルイヤホン「JUPITER」「ORION」の2機種も出展されている。JUPITERは高/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載し、ニッケルメッキ製筐体のモデルで実売112,000円前後。ORIONはBAドライバーを1基搭載し、アルマイト加工アルミ製筐体を採用したモデルで実売50,000円前後。いずれも、既に発表はされていたがまだ発売は開始しておらず、今回のイベントで年内の発売を予定していることが告知された。
加えて、CEntranceからは手の平サイズのDAC搭載ポタアン「DACport HD」が参考出展されている。2010年頃に発売された「DACport」の後継機種で、新たに384kHz/32bit PCM、DSD 5.6MHzフォーマットに対応するなどスペックアップした。日本での展開は未定。米国での価格は200ドル。
またBeat Audioからは、イヤホン用交換ケーブル「Supernova」の新ラインナップも登場。JH Audio社製イヤホンに採用されるJH Audioの固定式 4pin端子に対応するケーブルになる。プレーヤーとの接続端子は、3.5mm 3極端子と2.5mm 4極端子を用意。こちらは11月中に発売を予定している。そのほか、ALO audioからは、電圧15V設計のアナログポタアン「Rx」のブラウンモデルも参考出展されている。
■カナルワークス
カナルワークスは、フルレンジのバランスドアーマチュアドライバーを4基搭載するカスタムIEM「CW-L05QD2」をメインにアピールしている(関連ニュース)。価格は11万円(税抜)で、本日から発売を開始。今回のイベント会場でも受注を行っている。
本機は、従来機種「CW-L05QD」をモデルチェンジした製品。ノズル形状などの音響管設計やイコライザ回路を見直すことで、フルレンジのBA型ドライバーを4基搭載するクワッドドライブの精度をさらに高めたという。これにより、ナチュラルで定位のしっかりした高分解能の再生ができるようになったとアピールしている。
■くみたてLab
くみたてLabは、同社製カスタムIEM製品「KL-アカラ(Stage、Listening、2014)」「KL-サンカ」、デザインにこだわって制作されたという試作機「TDW・コンセプト」も参考出展している。
ハウジングには螺鈿を施すなどしてデザイン性を高め、ノズル部にチタンを使用することで軽量性にも配慮したモデル。内部にはダイナミックドライバーとBAドライバーを1基ずつ搭載する2ドライバー構成としている。ちなみに音質傾向は「見た目のイメージを裏切る、まさかのドンシャリ系」とのこと。
また、今回は新しいフェイスプレートオプション「カーボン・グリーン」もブース内に展示してアピール。こちらは製造に手間がかかるため、本格的な受注開始は先になるとのことだが、今回のヘッドフォン祭会場でのみ限定で特別に先行受注を行っている。
■Sensaphonics
Sensaphonicsのブースでは、カスタムIEM製品と同社製品を取り扱うj-phonicが国内でのみ展開している、日本人の耳にあわせたイヤモニシリーズもラインナップし、精力的な試聴デモを展開している。
■バンナイズ
バンナイズは、同社が展開するヘッドホン/イヤホン、プレーヤー用のキャリングケースを多数出展。特に今回のイベントでは、「イヤホンとプレーヤーを同時に持ち歩くため、ケースに取り付けてイヤホンを一時的に保管するふわふわケース」もアピールしていた。こちらはバンナイズ製のほとんどのDAPケースに取り付けられる仕様になっている。
■コンプライ
コンプライは、同社のフォームチップ製品各種を取り揃えてブース内で販売を実施。同社ブースは製品を購入する来場者で常に人だかりができていた。
■mimimamo
mimimamoブースでは、同ブランドのイヤーパッドカバー各種をラインナップ。公式の適応表にまだ記載のないヘッドホンを持参した来場者に対して、同社のイヤーパッドカバーが適応するかどうかをテストし、そのまま製品をプレゼントするキャンペーンも実施している。