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公開日 2016/10/05 09:30
<CEATEC>補聴器もスマート化!聞こえ方などをiOSアプリで調整/網膜に直接映像投影するアイウェア
耳年齢チェックアプリも
10月4日から7日まで幕張メッセにて開催されている、IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」。本稿ではiOSデバイス&アプリと連動するスマート補聴器や、網膜に直接映像投影するデバイス等についてお伝えしよう。
■補聴器もスマート化!聞こえ方などをアプリで調整できる新時代補聴器
ジーエヌリサウンドはデンマークの補聴器メーカーで、Jabra等を擁するGNグループの一員。同社のブースでは、iOSアプリと連携できる“スマート補聴器”「リサウンド・リンクス2」がアピールされていた。
「リサウンド・リンクス2」はコンパクトな「耳かけ式」、耳孔にすっぽり収める「耳あな式」、外から装着していることが分からないほど小型・軽量な「外耳道内レシーバ耳かけ式」の3タイプを用意。耳あな式以外の2タイプは14色のカラーバリエーションも揃えている。好みの着用感やデザインから選ぶことができる補聴器というわけだ。
ユニークなのは、Made for iPhone/IPad/iPod認証を取得し、iOSデバイスと本機をBluetooth接続。専用アプリを使って様々な調整ができる点だ。指向性のビーム幅を調整することで前方の会話を集中して聴けるようにしたり、雑音抑制や風切り音を低減したりすることが可能。左右の音量や、低音域/高音域のバランスなども調整できる。さらに、GPS機能を使って補聴器を探すことも可能なので、うっかりどこかに置き忘れてしまったりしたときに便利だ。
GPS機能の応用編として、特定のエリアに移動した際、音量等の設定切換を促してくれるモードも。たとえば騒がしい駅や静かなオフィス、自宅など、それぞれに適した設定に素早く切り替えることができる。
聞こえる音にもこだわり。人間の聴覚モデルを模して元の音に近い音質再現を狙うほか、リサウンド独自の音声処理技術で音の方向感や距離感を把握しやすくするなどの配慮がなされている。
ちなみにジーエヌリサウンドは無料アプリ「耳年齢チェック!iPhone版」も配布している。様々な周波数のモスキート音が聞こえるかどうかで耳年齢をチェックできるというもの。興味のある方は試してみてはいかがだろうか。
■網膜に直接投影するアイウェア/髪で音を感じる「Ontenna」
富士通のブースでは、フレーム内部に超小型レーザープロジェクターを配置し、網膜に直接イメージ投影するアイウェアが参考出展されていた。スマホ等と連携して表示させた映像/文字を見たり、本体に内蔵したカメラを活用して新聞や雑誌、風景などを見たりすることができる。視力やピント位置によらず画像を投影できるため、弱視の方の視覚支援に応用可能としている。
また、ろう者が音を髪の毛で感じられるユーザーインターフェース「Ontenna」も出展されていた。こちらは同社でUIデザイナーとして働く本多達也氏が大学時代から進めていたプロジェクトだ。髪の毛に着けられるヘアクリップ構造で、周囲の30dB〜90dBの音を検知し、音のリズムやパターンを256段階の振動と光の強さにリアルタイム変換して装着者に伝えることができる。髪の毛に着ける方式にしたのは、普段の行動の邪魔にならず、皮膚に直接触れないが振動を感じやすいからとのこと。耳たぶに着けられるタイプの「Ontenna earing」も揃っている。
■BDAは上映+パネル展示でUHD BDのメリットを訴求
BDAは、Ultra HD Blu-rayの優位性を多くの方に知ってもらえるよう実際に映像を上映しながらパネル展示を実施。HDR等のメリットについて訴求していた。
またブースでは、ガンダムシリーズ初の『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(関連ニュース)に加え、サンライズのアニメ「アクセル・ワールド」(販売:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)のUHD-BDが年内に発売されることもあきらかになった。詳細などは追って明らかにされるとのことだ。
■補聴器もスマート化!聞こえ方などをアプリで調整できる新時代補聴器
ジーエヌリサウンドはデンマークの補聴器メーカーで、Jabra等を擁するGNグループの一員。同社のブースでは、iOSアプリと連携できる“スマート補聴器”「リサウンド・リンクス2」がアピールされていた。
「リサウンド・リンクス2」はコンパクトな「耳かけ式」、耳孔にすっぽり収める「耳あな式」、外から装着していることが分からないほど小型・軽量な「外耳道内レシーバ耳かけ式」の3タイプを用意。耳あな式以外の2タイプは14色のカラーバリエーションも揃えている。好みの着用感やデザインから選ぶことができる補聴器というわけだ。
ユニークなのは、Made for iPhone/IPad/iPod認証を取得し、iOSデバイスと本機をBluetooth接続。専用アプリを使って様々な調整ができる点だ。指向性のビーム幅を調整することで前方の会話を集中して聴けるようにしたり、雑音抑制や風切り音を低減したりすることが可能。左右の音量や、低音域/高音域のバランスなども調整できる。さらに、GPS機能を使って補聴器を探すことも可能なので、うっかりどこかに置き忘れてしまったりしたときに便利だ。
GPS機能の応用編として、特定のエリアに移動した際、音量等の設定切換を促してくれるモードも。たとえば騒がしい駅や静かなオフィス、自宅など、それぞれに適した設定に素早く切り替えることができる。
聞こえる音にもこだわり。人間の聴覚モデルを模して元の音に近い音質再現を狙うほか、リサウンド独自の音声処理技術で音の方向感や距離感を把握しやすくするなどの配慮がなされている。
ちなみにジーエヌリサウンドは無料アプリ「耳年齢チェック!iPhone版」も配布している。様々な周波数のモスキート音が聞こえるかどうかで耳年齢をチェックできるというもの。興味のある方は試してみてはいかがだろうか。
■網膜に直接投影するアイウェア/髪で音を感じる「Ontenna」
富士通のブースでは、フレーム内部に超小型レーザープロジェクターを配置し、網膜に直接イメージ投影するアイウェアが参考出展されていた。スマホ等と連携して表示させた映像/文字を見たり、本体に内蔵したカメラを活用して新聞や雑誌、風景などを見たりすることができる。視力やピント位置によらず画像を投影できるため、弱視の方の視覚支援に応用可能としている。
また、ろう者が音を髪の毛で感じられるユーザーインターフェース「Ontenna」も出展されていた。こちらは同社でUIデザイナーとして働く本多達也氏が大学時代から進めていたプロジェクトだ。髪の毛に着けられるヘアクリップ構造で、周囲の30dB〜90dBの音を検知し、音のリズムやパターンを256段階の振動と光の強さにリアルタイム変換して装着者に伝えることができる。髪の毛に着ける方式にしたのは、普段の行動の邪魔にならず、皮膚に直接触れないが振動を感じやすいからとのこと。耳たぶに着けられるタイプの「Ontenna earing」も揃っている。
■BDAは上映+パネル展示でUHD BDのメリットを訴求
BDAは、Ultra HD Blu-rayの優位性を多くの方に知ってもらえるよう実際に映像を上映しながらパネル展示を実施。HDR等のメリットについて訴求していた。
またブースでは、ガンダムシリーズ初の『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(関連ニュース)に加え、サンライズのアニメ「アクセル・ワールド」(販売:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)のUHD-BDが年内に発売されることもあきらかになった。詳細などは追って明らかにされるとのことだ。