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公開日 2017/12/17 08:59
<ポタフェス>高音質ワイヤレス「aptX HD」体験に注目/Cayin、据え置き真空管ヘッドホンアンプ参考展示
クリプトンが関わるi-dio対応ハイエンドプレーヤーなども
ヘッドホンを始めとするポータブルオーディオ関連のブランドが集う「ポタフェス2107」が開幕。本稿ではクアルコム、Cayin、SOUND WARRIOR、i-dioなどのブースをレポートする。
■クアルコム
クアルコムは、同社の技術であるaptX HD、およびDDFAの体験ブースを展開。各メーカーの対応製品をズラリと揃え、実際に両技術を体験できるようにしている。
aptX HDはヘッドホンにオーディオテクニカ「ATH-DSR9BT」、B&W「PX」など、プレーヤーとしてソニーのウォークマン「NW-A45」やオンキヨー“GRANBEAT”「DP-CMX1」、トリニティー「NuAns NEO [Reloaded]」などを用意。DDFAのデモにはデノン「PMA-60」を用意していた。なお両技術については以前にファイルウェブが開催した体験イベントの記事(関連記事)に詳しいのでそちらもご覧いただきたい。
取材時には特にaptX HDの体験が人気で、熱心に試聴する来場者の姿も見られた。同社スタッフも「Android Oreo(8.0)がaptX HDをサポートするので、今後はさらに対応機器が充実するだろう。これからの広がりにも期待してほしい」とのことだった。
■Cayin
コペックジャパンは、発売したばかりのCayinハイレゾプレーヤー「N5ii」を始めとする同社取り扱いブランド製品各種を展示。Cayinからは新たな据え置き真空管ヘッドホンアンプ「HA-1AMK2」の参考展示も行っていた。
「HA-1AMK2」は、2005年に発売した「HA-1A」のマーク2モデル。前モデルはヘッドホンとスピーカー両用だったが、今回はヘッドホン端子のみに絞ってヘッドホン専用機とし、使用している真空管も前モデルより1本増やした。ヘッドホン出力をいかに良くするかということに注力したという。
真空管にはEL84と12AU7を2本ずつ、12D15を1本使用。出力定格は1,300mW+1,300mW(@32Ω)、2,100mW+2,100mW(600Ω)で、インピーダンスが8〜32Ω、33〜64Ω、65〜150Ω、151〜300Ω、600Ω。「2018年1月から2月頃に発売を予定しており、10万円を切るくらいの価格になるのではないか」とのことだった。
■SOUND WARRIOR
城下工業は、自社ブランドSOUND WARRIORの各モデルを展示。ヘッドホン祭に引き続き、SW Desktop-Audioシリーズへの電源供給が可能なパワーサプライ「SWD-PS10(仮)」を参考出展している。
また、現在開発中でまだ型番もない木製ハウジングヘッドホンも参考出展。ユーザーの要望に応じてハウジングの木材を選べるようにする予定で、「ヘッドホン祭のときはほぼモックアップの状態だったがひとまず音を聴ける状態にはできたという段階」という。
■i-dio
地上アナログ放送停波で空いた周波数帯域を使って行われているV-lowマルチメディア放送「i-dio」。同サービスのブースでは、11月から始まった新番組「アニソンHOLIC」をアピールするとともに、ハイエンドオーディオ志向のi-dio対応プレーヤー「kiwiplayer」も参考展示している。
kiwiplayerは、ソフトウェア面は乗換案内サービスで知られるジョルダンが担当し、クリプトンのスピーカーを使用。ハイレゾ級のデータ量で放送予定のi-dio HQにも対応するほか、USBメモリに保存した手持ちのハイレゾ音源再生やWi-Fiにも対応している。
また、外装を着せ替えでき、オプションで着せ替えパネルを用意する予定。2018年夏の発売を予定しており、近日中に予約受付を開始するという。
■fine Ears
多摩電子工業は、ハイエンドイヤホンのブランドとして起ち上げたfine Earsの各モデルを展示。最上位機「TSH-HR1000」、スタンダードモデル「TSH-HR500」、スマートフォン用マイクリモコン付きモデル「TSH-MG1」といった各種を試聴できるようにしていた。
■GREEN FUNDING
CCC(TSUTAYA)グループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」のブースには、2018年1月からファンディング開始予定だというフルデジタル伝送の小型USBスピーカー「OVO」などを展示。
同製品はPCなどからの音声信号をスピーカーの直前までデジタルのまま伝送。動画配信サービスで映画を見る際などにPCやタブレットとUSB接続して使うといったユースケースを想定している。「クリエイターが表現したかった声・音を完全再現する“3Dサウンドポータブルスピーカー”だ」とアピールしている。
■oBravo
リエイゾンはoBravo(オーブラボー)ブランドのヘッドホン・イヤホン各種を出展。平面駆動モデル、ハイルドライバーモデルの各ラインナップをズラリと揃え比較試聴できるようにしていた。
■クアルコム
クアルコムは、同社の技術であるaptX HD、およびDDFAの体験ブースを展開。各メーカーの対応製品をズラリと揃え、実際に両技術を体験できるようにしている。
aptX HDはヘッドホンにオーディオテクニカ「ATH-DSR9BT」、B&W「PX」など、プレーヤーとしてソニーのウォークマン「NW-A45」やオンキヨー“GRANBEAT”「DP-CMX1」、トリニティー「NuAns NEO [Reloaded]」などを用意。DDFAのデモにはデノン「PMA-60」を用意していた。なお両技術については以前にファイルウェブが開催した体験イベントの記事(関連記事)に詳しいのでそちらもご覧いただきたい。
取材時には特にaptX HDの体験が人気で、熱心に試聴する来場者の姿も見られた。同社スタッフも「Android Oreo(8.0)がaptX HDをサポートするので、今後はさらに対応機器が充実するだろう。これからの広がりにも期待してほしい」とのことだった。
■Cayin
コペックジャパンは、発売したばかりのCayinハイレゾプレーヤー「N5ii」を始めとする同社取り扱いブランド製品各種を展示。Cayinからは新たな据え置き真空管ヘッドホンアンプ「HA-1AMK2」の参考展示も行っていた。
「HA-1AMK2」は、2005年に発売した「HA-1A」のマーク2モデル。前モデルはヘッドホンとスピーカー両用だったが、今回はヘッドホン端子のみに絞ってヘッドホン専用機とし、使用している真空管も前モデルより1本増やした。ヘッドホン出力をいかに良くするかということに注力したという。
真空管にはEL84と12AU7を2本ずつ、12D15を1本使用。出力定格は1,300mW+1,300mW(@32Ω)、2,100mW+2,100mW(600Ω)で、インピーダンスが8〜32Ω、33〜64Ω、65〜150Ω、151〜300Ω、600Ω。「2018年1月から2月頃に発売を予定しており、10万円を切るくらいの価格になるのではないか」とのことだった。
■SOUND WARRIOR
城下工業は、自社ブランドSOUND WARRIORの各モデルを展示。ヘッドホン祭に引き続き、SW Desktop-Audioシリーズへの電源供給が可能なパワーサプライ「SWD-PS10(仮)」を参考出展している。
また、現在開発中でまだ型番もない木製ハウジングヘッドホンも参考出展。ユーザーの要望に応じてハウジングの木材を選べるようにする予定で、「ヘッドホン祭のときはほぼモックアップの状態だったがひとまず音を聴ける状態にはできたという段階」という。
■i-dio
地上アナログ放送停波で空いた周波数帯域を使って行われているV-lowマルチメディア放送「i-dio」。同サービスのブースでは、11月から始まった新番組「アニソンHOLIC」をアピールするとともに、ハイエンドオーディオ志向のi-dio対応プレーヤー「kiwiplayer」も参考展示している。
kiwiplayerは、ソフトウェア面は乗換案内サービスで知られるジョルダンが担当し、クリプトンのスピーカーを使用。ハイレゾ級のデータ量で放送予定のi-dio HQにも対応するほか、USBメモリに保存した手持ちのハイレゾ音源再生やWi-Fiにも対応している。
また、外装を着せ替えでき、オプションで着せ替えパネルを用意する予定。2018年夏の発売を予定しており、近日中に予約受付を開始するという。
■fine Ears
多摩電子工業は、ハイエンドイヤホンのブランドとして起ち上げたfine Earsの各モデルを展示。最上位機「TSH-HR1000」、スタンダードモデル「TSH-HR500」、スマートフォン用マイクリモコン付きモデル「TSH-MG1」といった各種を試聴できるようにしていた。
■GREEN FUNDING
CCC(TSUTAYA)グループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」のブースには、2018年1月からファンディング開始予定だというフルデジタル伝送の小型USBスピーカー「OVO」などを展示。
同製品はPCなどからの音声信号をスピーカーの直前までデジタルのまま伝送。動画配信サービスで映画を見る際などにPCやタブレットとUSB接続して使うといったユースケースを想定している。「クリエイターが表現したかった声・音を完全再現する“3Dサウンドポータブルスピーカー”だ」とアピールしている。
■oBravo
リエイゾンはoBravo(オーブラボー)ブランドのヘッドホン・イヤホン各種を出展。平面駆動モデル、ハイルドライバーモデルの各ラインナップをズラリと揃え比較試聴できるようにしていた。