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公開日 2020/05/26 13:15
パナソニック、暗部表現力強化の有機ELテレビ“4Kビエラ”「HZ1800」。Dolby Vision IQ対応
「HZ1000」と同時発表
パナソニックは、有機ELテレビ “4Kビエラ” 「HZ1800」シリーズを8月下旬より、「HZ1000」シリーズを6月26日より発売する。価格はオープンで、以下表記は税抜の予想実売価格。
・65V型「TH-65HZ1800」予想実売価格は未定
・55V型「TH-55HZ1800」予想実売価格は未定
・65V型「TH-65HZ1000」420,000円前後
・55V型「TH-55HZ1000」280,000円前後
HZ1800シリーズは「GZ1800」シリーズ、HZ1000シリーズは「GZ1000」シリーズの後継に位置づけられる。ともにダブル4Kチューナーを搭載したビエラ有機ELテレビの普及モデルとして展開されてきた。
GZ1800/1000シリーズにおいても、チューナーはBS4K・110度CS4K×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3を搭載。外付けハードディスクを接続することで、新4K衛星放送視聴中でも新4K衛星放送の裏番組録画ができる。なお、BS4K・110度CS4K放送の2番組同時録画は行えない。また、新4K衛星放送も従来の地上/BS・110度CSデジタル放送のハイビジョン放送も1つの外付けハードディスクに録画が可能だ。
画質面では、独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブ プラス」は各シリーズに踏襲。業務用マスターモニターにも採用されている色補正技術3次元カラーマネジメント回路「ダイナミック 3D-LUT」を有機ELパネルの特性にあわせてチューニング。画面の明るさに合わせて、動的に補正量を変化させ、暗部だけでなく明部でも階調と色彩を忠実に再現するとしている。
また、「ヘキサクロマドライブ プラス」の色のチューニングには独自開発の測定ツールを活用し、全輝度域で測定誤差を低減することで、業務用のマスターモニターの精度に近い「色再現力」を実現したとアピールする。
さらに、独自のパネル制御「Dot Contrastパネルコントローラー」が進化。明るさの分布まで解析し制御するアルゴリズムを追加することで、暗部表現力を強化した。
そして、機械学習したAIによりSDR映像をHDR映像のように高コントラストに変換させる「AI HDRリマスター」を採用。また、新4K衛星放送に採用されているHLG方式の画質を大幅に向上させるため、新たな画質処理アルゴリズムを採用し、4K番組を明るく高コントラストに表示することが可能になったとする。
HDRはHDR10、HLG、HDR10+、Dolby Visionの4方式に対応。複数のHDR対応外部機器との接続を想定し、すべてのHDMI入力端子を4K/60p/HDR映像の伝送が可能な18Gbpsの高速伝送に対応させている。
Dolby Visionの画質を最大限に引き出す新技術「Dolby Vision IQ」にも対応。テレビ本体に内蔵した光センサーから取得した周囲の明るさ情報をHDR画質処理に反映させることで、室内の明るさに合わせて画質を自動で最適化させる。
また、ダイナミックメタデータを持たないHDRコンテンツに対して、シーンごとに輝度情報を解析することで、ダイナミックメタデータを持つHDRコンテンツ同様にパネルの性能を最大限に引き出し、高いコントラスト表現を実現する「ダイナミックメタデータクリエーション」機能を備える。
ほか、地上デジタル放送やネット動画といった映像を4K高精細化する「4Kファインリマスターエンジン」、動く物体の境界線を認識して倍速補間を行なう「オブジェクト検出 倍速表示」や、パネルの発光制御によりくっきりとした動きを実現する「クリアモーション」を搭載する。
音質面では立体音響技術Dolby Atmosに対応。テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれるような立体音響が楽しめるとする。
加えてHZ1800シリーズには、最上位モデルGZ2000シリーズで採用される、テレビ背面上部に上向きに配置したイネーブルドスピーカーを2基搭載。前向きフルレンジスピーカー×2、ウーファー×1による総合音声実用最大出力80Wのスピーカーシステムを採用し、より立体的で迫力あるサウンドを実現する。
合わせて、リモコンのマイクで音響環境を計測する「Space Tune Auto」機能を搭載。テレビでテストトーンを再生し、視聴位置でリモコンのマイクで計測。天井や壁からの距離や反射の影響などを解析することで、視聴環境に合わせた最適な音質補正が行える。
HZ1000シリーズでは高剛性スピーカーボックスにより力強い音を実現する音声実用最大出力30のスピーカーシステムを搭載。独自の測定方法に基づいた位相補正により、音響特性・音像定位を改善し、映像の中から聞こえてくるようなリアルな再生が可能とする。また映像と音声で回路を分離するオーディオ専用回路を採用、低ノイズ・低歪みな音声信号回路を実現したことにより、よりクリアでパワフルな音声が楽しめる。
それぞれ、ネット配信サービスはNetflix、Amazon Prime Video、YouTube、Hulu、U-NEXT、ABEMA、dTV、デジタル・コンサートホールなどに対応。これらサービスにダイレクトにアクセスできる「かんたんホーム」のUIも進化。各アイコンにサムネイルが表示され、アプリを起動しなくてもオススメの番組などを知ることができるようになった。
リモコンには音声操作マイクを内蔵し、音声入力による番組検索などが可能。GoogleアシスタントおよびAmazon Alexaに対応スマートスピーカーなどを利用して電源オン/オフなどといった操作が行える。また、NetflixとABEMAをすぐ呼び出せるボタンを備える。
それぞれ、地震に強く倒れにくい吸着機能付きの「転倒防止スタンド」を同社有機ELテレビに初めて搭載。よりスッキリとした薄型デザインに進化させた。さらに新たにスイーベル(首ふり)機能も搭載し、使い勝手を向上させている。
・65V型「TH-65HZ1800」予想実売価格は未定
・55V型「TH-55HZ1800」予想実売価格は未定
・65V型「TH-65HZ1000」420,000円前後
・55V型「TH-55HZ1000」280,000円前後
HZ1800シリーズは「GZ1800」シリーズ、HZ1000シリーズは「GZ1000」シリーズの後継に位置づけられる。ともにダブル4Kチューナーを搭載したビエラ有機ELテレビの普及モデルとして展開されてきた。
GZ1800/1000シリーズにおいても、チューナーはBS4K・110度CS4K×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3を搭載。外付けハードディスクを接続することで、新4K衛星放送視聴中でも新4K衛星放送の裏番組録画ができる。なお、BS4K・110度CS4K放送の2番組同時録画は行えない。また、新4K衛星放送も従来の地上/BS・110度CSデジタル放送のハイビジョン放送も1つの外付けハードディスクに録画が可能だ。
画質面では、独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブ プラス」は各シリーズに踏襲。業務用マスターモニターにも採用されている色補正技術3次元カラーマネジメント回路「ダイナミック 3D-LUT」を有機ELパネルの特性にあわせてチューニング。画面の明るさに合わせて、動的に補正量を変化させ、暗部だけでなく明部でも階調と色彩を忠実に再現するとしている。
また、「ヘキサクロマドライブ プラス」の色のチューニングには独自開発の測定ツールを活用し、全輝度域で測定誤差を低減することで、業務用のマスターモニターの精度に近い「色再現力」を実現したとアピールする。
さらに、独自のパネル制御「Dot Contrastパネルコントローラー」が進化。明るさの分布まで解析し制御するアルゴリズムを追加することで、暗部表現力を強化した。
そして、機械学習したAIによりSDR映像をHDR映像のように高コントラストに変換させる「AI HDRリマスター」を採用。また、新4K衛星放送に採用されているHLG方式の画質を大幅に向上させるため、新たな画質処理アルゴリズムを採用し、4K番組を明るく高コントラストに表示することが可能になったとする。
HDRはHDR10、HLG、HDR10+、Dolby Visionの4方式に対応。複数のHDR対応外部機器との接続を想定し、すべてのHDMI入力端子を4K/60p/HDR映像の伝送が可能な18Gbpsの高速伝送に対応させている。
Dolby Visionの画質を最大限に引き出す新技術「Dolby Vision IQ」にも対応。テレビ本体に内蔵した光センサーから取得した周囲の明るさ情報をHDR画質処理に反映させることで、室内の明るさに合わせて画質を自動で最適化させる。
また、ダイナミックメタデータを持たないHDRコンテンツに対して、シーンごとに輝度情報を解析することで、ダイナミックメタデータを持つHDRコンテンツ同様にパネルの性能を最大限に引き出し、高いコントラスト表現を実現する「ダイナミックメタデータクリエーション」機能を備える。
ほか、地上デジタル放送やネット動画といった映像を4K高精細化する「4Kファインリマスターエンジン」、動く物体の境界線を認識して倍速補間を行なう「オブジェクト検出 倍速表示」や、パネルの発光制御によりくっきりとした動きを実現する「クリアモーション」を搭載する。
音質面では立体音響技術Dolby Atmosに対応。テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれるような立体音響が楽しめるとする。
加えてHZ1800シリーズには、最上位モデルGZ2000シリーズで採用される、テレビ背面上部に上向きに配置したイネーブルドスピーカーを2基搭載。前向きフルレンジスピーカー×2、ウーファー×1による総合音声実用最大出力80Wのスピーカーシステムを採用し、より立体的で迫力あるサウンドを実現する。
合わせて、リモコンのマイクで音響環境を計測する「Space Tune Auto」機能を搭載。テレビでテストトーンを再生し、視聴位置でリモコンのマイクで計測。天井や壁からの距離や反射の影響などを解析することで、視聴環境に合わせた最適な音質補正が行える。
HZ1000シリーズでは高剛性スピーカーボックスにより力強い音を実現する音声実用最大出力30のスピーカーシステムを搭載。独自の測定方法に基づいた位相補正により、音響特性・音像定位を改善し、映像の中から聞こえてくるようなリアルな再生が可能とする。また映像と音声で回路を分離するオーディオ専用回路を採用、低ノイズ・低歪みな音声信号回路を実現したことにより、よりクリアでパワフルな音声が楽しめる。
それぞれ、ネット配信サービスはNetflix、Amazon Prime Video、YouTube、Hulu、U-NEXT、ABEMA、dTV、デジタル・コンサートホールなどに対応。これらサービスにダイレクトにアクセスできる「かんたんホーム」のUIも進化。各アイコンにサムネイルが表示され、アプリを起動しなくてもオススメの番組などを知ることができるようになった。
リモコンには音声操作マイクを内蔵し、音声入力による番組検索などが可能。GoogleアシスタントおよびAmazon Alexaに対応スマートスピーカーなどを利用して電源オン/オフなどといった操作が行える。また、NetflixとABEMAをすぐ呼び出せるボタンを備える。
それぞれ、地震に強く倒れにくい吸着機能付きの「転倒防止スタンド」を同社有機ELテレビに初めて搭載。よりスッキリとした薄型デザインに進化させた。さらに新たにスイーベル(首ふり)機能も搭載し、使い勝手を向上させている。