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公開日 2020/08/24 14:27
Anker、スマートプロジェクターブランド「Nebula」を独立。マルチブランド展開で日本市場での成長狙う
取締役COOに猿渡 歩氏が就任
Ankerグループの本社 Anker Innovationsは、本日8月24日、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(ChiNext)」において、新方式のIPO登録制導入後初の上場企業の一つとして新規上場。4,100万株を新たに発行し、約420億円の資金調達を実施する。
調達した資金は、主にコア技術や製品、ソフトウェアの研究開発や、その中心となる施設の増強や運用に投じられ、世界中のユーザーの生活をよりスマート&快適にサポートする体制強化を図っていく。
これにあわせアンカー・ジャパンはコーポレートロゴを一新。さらにスマートプロジェクターブランド「Nebula」を第4の事業ブランドとして独立させることを発表した。
アンカー・ジャパンでは2013年の設立以来、事業の中核である「Anker」ブランドのロゴをコーポレートロゴとしても活用してきた。しかし2018年以降に本格参入した完全ワイヤレスイヤホン(「Soundcore」ブランド)やロボット掃除機(「Eufy」ブランド)が、オンライン販路を中心にトップクラスのシェアを獲得するに至るまで急成長したことで、アンカー・ジャパンがAnker以外の事業ブランドの集合体へと進化を遂げつつあることから、今回のロゴ刷新を決めたという。
新コーポレートロゴは、本社Anker Innovationsのロゴをベースにデザイン。「ブランドカラーの深いブルーはイノベーションの “可能性” と “知” を、一回りずつ弧を描きながら大きくなる5つのサークルは5つ星のブランド体験と世界中のお客様の毎日を支える企業への成長に向けた決意」を表しているという。
また、これまでAnkerのサブブランドであったスマートプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」を一事業ブランドとして独立させる。
Nebulaでは、Android OSを搭載したモバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」が2019年6月の発売以来のべ2万台の実績を記録するとともに、「VGP2020 SUMMER」では特別賞『ポータブルビジュアル大賞』『ポータブルプロジェクター(ライフスタイル) 』部門賞・金賞の2冠を獲得した。
さらにクラウドファンディングで1億円以上の支援を得た4K+3D音響対応のホームプロジェクター「Nebula Cosmos Max」に代表されるNebula Cosmosシリーズの本格発売も今秋に控えるなど、大きな成長を遂げている。
今後アンカー・ジャパンでは、Nebulaを、すでに展開する「Anker」「Soundcore」「Eufy」ブランドに続く第4の事業の柱として、そして次なるステージの重要な成長ドライバーとして力を注いで育てていくとアナウンスしている。
また、日本市場でのさらなる事業成長に向けた経営体制強化のため、2014年より事業戦略本部の総責任者を務める猿渡 歩氏を、8月24日付で取締役 COOに選任した。
猿渡氏は2014年の入社以降、日本市場におけるマーケティング・セールス・事業開発部門等の総責任者として、ビジネスの拡大と部門体制の強化を牽引してきた。今後は、これまで同様に事業戦略全体をリードしながら、取締役 COOとして日本でのビジネスの成長をさらに加速させ、コーポレート・ミッションである「Empowering Smarter Lives」の実現を推進していく。今回の選任にあたり、本には次のようにコメントを寄せている。
「多くのお客様にAnkerグループ製品をご愛用いただいていることを大変光栄に存じます。知名度0の外資系ハードウェアベンチャーという立場での挑戦にはたくさんの苦楽がありましたが、ビジネスの拡大に最前線で触れ、信頼の置けるチームメンバーと一緒に大きな成長の軌跡を描いて来られたことを誇りに思っています。チャージング製品から始まったAnkerグループの事業はオーディオ製品・スマートホーム関連製品・IoT製品へと驚くほど速いスピードで拡大と進化を遂げており、同時に販売チャネルもオンラインからオフライン、そして直営店の拡大と多面的に広がっています。今後もお客様との信頼関係を大切にしながら、優れた品質・機能性・デザインを備えた製品でスマートな生活をサポートできるよう努めて参ります」
さらに猿渡氏は、アンカー・ジャパンは売上高において、2013年から2019年までで1,400%の成長を実現し、同期間のグローバル売上成長率の約1,100%を上回る伸びを見せており、グループ全体でみても、日本はアメリカに次ぐ規模の市場となっていることを紹介。
そして、具体的な今後の成長戦略として、製品戦略とチャネル戦略、そしてブランド戦略の強化を柱に展開していくことを発表した。製品戦略では、GaNをいち早く採用するといった先鋭的な取り組みに、今後も積極的に挑戦していく。チャネル戦略においては、既存のオンライン/オフライン販路のさらなる売上拡大を図る。特にオフライン販売での体験強化および取扱製品の拡充として、9月5日には新直営店「Anker Store 梅田ロフト」をオープン。将来的には全都道府県に直営店が置けるよう成長を目指す。
ブランド戦略の強化としては、Nebulaの独立が挙げられる。ほか、従来のセールス直結プロモーションから、ブランド育成プロモーションへの展開を行い、SoundCoreブランドで実施しているアーティストRin音とのコラボプロジェクトのような、各ブランドの個性を活かしたプロモーションを行っていく。
またアンカー・ジャパンの井戸義経 代表取締役は、アンカー・ジャパンが2013年の日本市場進出以来、事業成長を牽引してきたのが猿渡氏だと紹介した上で、「この度の取締役 COOへの就任によって、より高い価値を優れた製品に乗せて、さらに多くのユーザーの皆様にお届けし、深く愛されるブランドの集合体となっていくアンカー・ジャパンの成長を、力強くリードしていくことを期待しています」と述べている。
ほか、今回の新規上場に伴う新規調達資金の約420億円については、コア技術の新規創出、AI・ソフトウェア応用技術の開発や品質管理の強化、グローバル営業/業務体制および顧客サービス強化、その他戦略的投資に割り振って積極的に投資していく旨が説明された。
調達した資金は、主にコア技術や製品、ソフトウェアの研究開発や、その中心となる施設の増強や運用に投じられ、世界中のユーザーの生活をよりスマート&快適にサポートする体制強化を図っていく。
これにあわせアンカー・ジャパンはコーポレートロゴを一新。さらにスマートプロジェクターブランド「Nebula」を第4の事業ブランドとして独立させることを発表した。
アンカー・ジャパンでは2013年の設立以来、事業の中核である「Anker」ブランドのロゴをコーポレートロゴとしても活用してきた。しかし2018年以降に本格参入した完全ワイヤレスイヤホン(「Soundcore」ブランド)やロボット掃除機(「Eufy」ブランド)が、オンライン販路を中心にトップクラスのシェアを獲得するに至るまで急成長したことで、アンカー・ジャパンがAnker以外の事業ブランドの集合体へと進化を遂げつつあることから、今回のロゴ刷新を決めたという。
新コーポレートロゴは、本社Anker Innovationsのロゴをベースにデザイン。「ブランドカラーの深いブルーはイノベーションの “可能性” と “知” を、一回りずつ弧を描きながら大きくなる5つのサークルは5つ星のブランド体験と世界中のお客様の毎日を支える企業への成長に向けた決意」を表しているという。
また、これまでAnkerのサブブランドであったスマートプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」を一事業ブランドとして独立させる。
Nebulaでは、Android OSを搭載したモバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」が2019年6月の発売以来のべ2万台の実績を記録するとともに、「VGP2020 SUMMER」では特別賞『ポータブルビジュアル大賞』『ポータブルプロジェクター(ライフスタイル) 』部門賞・金賞の2冠を獲得した。
さらにクラウドファンディングで1億円以上の支援を得た4K+3D音響対応のホームプロジェクター「Nebula Cosmos Max」に代表されるNebula Cosmosシリーズの本格発売も今秋に控えるなど、大きな成長を遂げている。
今後アンカー・ジャパンでは、Nebulaを、すでに展開する「Anker」「Soundcore」「Eufy」ブランドに続く第4の事業の柱として、そして次なるステージの重要な成長ドライバーとして力を注いで育てていくとアナウンスしている。
また、日本市場でのさらなる事業成長に向けた経営体制強化のため、2014年より事業戦略本部の総責任者を務める猿渡 歩氏を、8月24日付で取締役 COOに選任した。
猿渡氏は2014年の入社以降、日本市場におけるマーケティング・セールス・事業開発部門等の総責任者として、ビジネスの拡大と部門体制の強化を牽引してきた。今後は、これまで同様に事業戦略全体をリードしながら、取締役 COOとして日本でのビジネスの成長をさらに加速させ、コーポレート・ミッションである「Empowering Smarter Lives」の実現を推進していく。今回の選任にあたり、本には次のようにコメントを寄せている。
「多くのお客様にAnkerグループ製品をご愛用いただいていることを大変光栄に存じます。知名度0の外資系ハードウェアベンチャーという立場での挑戦にはたくさんの苦楽がありましたが、ビジネスの拡大に最前線で触れ、信頼の置けるチームメンバーと一緒に大きな成長の軌跡を描いて来られたことを誇りに思っています。チャージング製品から始まったAnkerグループの事業はオーディオ製品・スマートホーム関連製品・IoT製品へと驚くほど速いスピードで拡大と進化を遂げており、同時に販売チャネルもオンラインからオフライン、そして直営店の拡大と多面的に広がっています。今後もお客様との信頼関係を大切にしながら、優れた品質・機能性・デザインを備えた製品でスマートな生活をサポートできるよう努めて参ります」
さらに猿渡氏は、アンカー・ジャパンは売上高において、2013年から2019年までで1,400%の成長を実現し、同期間のグローバル売上成長率の約1,100%を上回る伸びを見せており、グループ全体でみても、日本はアメリカに次ぐ規模の市場となっていることを紹介。
そして、具体的な今後の成長戦略として、製品戦略とチャネル戦略、そしてブランド戦略の強化を柱に展開していくことを発表した。製品戦略では、GaNをいち早く採用するといった先鋭的な取り組みに、今後も積極的に挑戦していく。チャネル戦略においては、既存のオンライン/オフライン販路のさらなる売上拡大を図る。特にオフライン販売での体験強化および取扱製品の拡充として、9月5日には新直営店「Anker Store 梅田ロフト」をオープン。将来的には全都道府県に直営店が置けるよう成長を目指す。
ブランド戦略の強化としては、Nebulaの独立が挙げられる。ほか、従来のセールス直結プロモーションから、ブランド育成プロモーションへの展開を行い、SoundCoreブランドで実施しているアーティストRin音とのコラボプロジェクトのような、各ブランドの個性を活かしたプロモーションを行っていく。
またアンカー・ジャパンの井戸義経 代表取締役は、アンカー・ジャパンが2013年の日本市場進出以来、事業成長を牽引してきたのが猿渡氏だと紹介した上で、「この度の取締役 COOへの就任によって、より高い価値を優れた製品に乗せて、さらに多くのユーザーの皆様にお届けし、深く愛されるブランドの集合体となっていくアンカー・ジャパンの成長を、力強くリードしていくことを期待しています」と述べている。
ほか、今回の新規上場に伴う新規調達資金の約420億円については、コア技術の新規創出、AI・ソフトウェア応用技術の開発や品質管理の強化、グローバル営業/業務体制および顧客サービス強化、その他戦略的投資に割り振って積極的に投資していく旨が説明された。