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公開日 2022/05/26 16:06

ファーウェイ、E inkタブレットなどの新製品発表会を開催。OWNDAYS限定のオーディオグラスも登場

複数デバイス連携などで「シームレスAIライフ」実現目指す
編集部:川田菜月
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ファーウェイ・ジャパンは本日5月26日に、メディア向け新製品発表会を開催。同社日本・韓国リージョンプレジデントのヤン・タオ氏が登壇し、本日発表されたオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」をはじめ9製品について紹介した。

ファーウェイデバイス日本・韓国リージョンプレジデントのヤン・タオ氏(左)、OWNDAYS株式会社 代表取締役の田中修治氏(右)

オーディオグラスをはじめ、9つの新製品を市場投入する


ヤン・タオ氏はまず、同社が掲げる「シームレスAIライフ」戦略について触れ、「人を中心としたオールシナリオのスマート体験が求められていると考えており、ファーウェイではテクノロジーの力で、様々な製品やサービスを通じて、その実現を目指している」と説明。本日この戦略のもとで展開する5つのシナリオのうち、「スマートオフィス」「スポーツ&ヘルスケア」「エンターテイメント」に属する9つの新製品を発表した。

“シームレスAIライフ”戦略では、このほかに「スマートトラベル」「スマートホーム」を展開し、それぞれのシナリオに対して革新的な製品・サービスを提供している

スマートオフィスにおける新製品は、日本初投入となる10.3型電子ペーパータブレット「HUAWEI MatePad Paper」、有機ELディスプレイ搭載 2 in 1 PC「HUAWEI MateBook E」のスペックアップモデルをはじめとした4製品だ。

「HUAWEI MatePad Paper」

ノートPC「HUAWEI MateBook 14 2022 AMD」や、メッシュWi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Mesh7」も登場した

HUAWEI MatePad Paperでは、オープンシステムを採用し、サードパーティ製のリーディングアプリをインストール可能で、本製品から多様なコンテンツを楽しむことができる。付属の独自のスタイラスペン「M-Pencil(第2世代)」による手書き性能も、優れた精度を実現。また、PCなど他のデバイスと端末の連携も容易に行えるという。

これらの製品では、デバイス間の相互接続やデータのシームレスな転送を追求した、様々な機能性を有しており、「分散型技術を活用し、複数デバイスを1つの端末に一体化できる」「ハードウェアの協調やリソースの共有が可能となる」といったメリットがあると強調した。

ノートPCやメッシュWi-Fiルーターなどを活用したワークスペースのイメージ。ヤン・タオ氏はオフィス向けの製品も「より幅広い選択肢を提供していく」と語った

スポーツ&ヘルスケアの新製品は、スマートウォッチ「WATCH FIT 2」、スマートバンド「Band 7」、そしてWi-Fi対応の体組成計「Scale 3 Pro」が登場した。

WATCH FIT 2は大画面ディスプレイで見やすく、またスタイリッシュな外観も特徴。ヤン・タオ氏は「若い世代の方にもぴったりなアイテムだと思う」とコメントした。また、運動記録や高精度な健康モニタリングのほか、マイクも内蔵し、Bluetooth通話に新対応したことで、音楽や通話をあらゆる場面で楽しめるとし、「より優れた体験を提供できるモデル」とアピールする。

「WATCH FIT 2」

Band 7は厚さ1cm以下に抑えた超薄型バンドだ。1日中でも快適に装着できるフィット感と着け心地を実現したとし、また従来よりも大きなディスプレイを搭載することで操作性も向上。「初めてスマートバンドを使う方や、健康意識の高い方にフィットするアイテム」だという。

「Band 7」

いずれも多彩な機能を備え、さらに見やすく操作しやすい大画面ディスプレイも搭載するほか、カラフルなカラバリで選択肢が豊富な点や、バッテリー性能も高く、長時間使い続けられる点も魅力だと語る。

体組成計のScale 3 Proは、あらゆるデータを測定でき、またそれらのデータを独自のヘルスケアアプリで一元管理できることが大きなメリットだとアピール。「より利便性が高まった製品/サービス体験が行える」だと自信を見せる。同カテゴリーにおいては今後も、提携パートナーと共にさまざまなコンテンツを提供し、より全般的な健康管理サポートを目指すとした。

「Scale 3 Pro」

独自のヘルスケアアプリで、身体データの一元管理

エンターテイメントの新製品には、DEVIALETと音響設計およびサウンドチューニングで協業したBluetoothスピーカー「HUAWEI Sound Joy」と、音楽や通話ができるオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」を発表した。

「HUAWEI Sound Joy」

HUAWEI Sound Joyは、フランスのオーディオブランドであるDEVIALETと音作りを協業した点が最大のポイント。DEVIALET独自の技術を活用し、Hi-Fiスピーカー譲りの高品位なサウンドを、ポータブルスピーカーでも楽しめる稀有なアイテムといえる。

DEVIALETと音作りを協業した

メガネ型のウェアラブルデバイス、HUAWEI Eyewearでは、このたびフロントフレームを取り外しできるようにしたことで、レンズ交換が可能になった。このたびメガネの製造・販売を手掛ける「OWNDAYS」と提携し、OWNDAYS店舗もしくは、その他販売チャネルで購入したHUAWEI Eyewearについて、度付きやブルーライト仕様など好みのレンズを装着できる。

HUAWEI Eyewear

従来モデルもユーザーから好評だったというオーディオグラス。一方で、イヤホンの代わりに長時間のビデオ会議やリモートワークに使用したいという声も多数あったとし、それに応えるかたちで、よりリモートワークなどにも適した製品として、HUAWEI Eyewearを開発したと説明する。

ジェスチャー操作で音楽再生や停止、着信応答/終話など各種操作が行える

40g以下の軽量設計とし、長時間でも疲れにくい装着感を実現。また通話品質も大幅に改善したとのことで「音楽を楽しめるだけでなく、通話の性能も工夫して向上させることで、ユーザーのニーズに応える製品に仕上げた」という。

また、同製品のOWNDAYSコラボレーションモデルも発表された。会場にはOWNDAYS株式会社 代表取締役の田中修治氏も登壇し、コラボレーションモデル「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」について、協業にいたった背景などを語った。

「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」

装着イメージ

OWNDAYSは現在、国内210店舗、海外240店舗を展開し、年間約300万本ものメガネを販売している、日本のメガネチェーン店だ。田中氏はオーディオグラスそのものについて、「これまでにも同様の製品はあったが、バッテリーが保たず充電がすぐ切れるケースも多々あり、メガネとして実用さに欠けていたと思う」とし、“聴こえるメガネ” として発表されたコラボモデルは、そうした問題点をクリアし、実用性も利便性も兼ね備えたアイテムだと評した。

デザインについても「通常のメガネとほとんど変わらない。小型軽量化により、言われなければ気づかないほど、自然な着け心地だ」と紹介。さらに「音量や音のクリアさは従来の他社製品よりも上回っていると感じた」と絶賛の様子だ。

実際HUAWEI Eyewearについて知ったのは、昨年の開発中の段階で、その完成度に「感銘を受けた」とし、「今まではガジェット好きのユーザーが使っている印象だったが、HUAWEI Eyewearならより広く、一般的に使われる製品になると確信し、オファーさせていただいた」と、協業の背景を説明した。

OWNDAYS特定店舗およびオンラインストア限定で販売されるコラボレーションモデルは、HUAWEI Eyewearと同じフレームを用いており、スピーカー性能などは同一となる。異なるのはフロントフレーム部で、メガネそのものとしての使い勝手や、度付きレンズを使用する場合にどういった形状が適しているかなど、OWNDAYSの有するノウハウを共有して共同開発したという。

左がOWNDAYSコラボモデル(スクエア)、右がHUAWEI Eyewear(ウェリントン/ハーフリム)。フロントフレームの両端に見える金属部などの、細かな部分でもデザインが異なっている

全体の比較。耳にかける本体フレームは同様のため、装着感はほぼ変わらない

形状はスクエアとウェリントンの2型(いずれもフルリム)を用意し、カラーはブラックとグレーの2色を用意。合計4種類を展開する。

手前がグレー、奥がブラック。写真では分かりにくいが、グレーの方が透け感のあるカラーとなっている

OWNDAYSコラボモデルでは、テンプル(つる)部分の内側にロゴを配置。左内側にOWNDAYS、右内側にHUAWEIの文字

また、簡単に着脱でき、同製品をサングラス両用アイテムに変化させられる「SNAP LENS」も付属する。田中氏は「運転中などにさっとつけられたり、外すのも簡単」だとし、「様々なシーンで発生していたであろう、ちょっとした煩わしさを解決できる、そんな製品を作ることができた自信がある」と語った。

「SNAP LENS」を付属。マグネットで吸着してつけるかたちで、着脱は簡単

田中氏はコラボモデルについて「良い製品ができたと自信を持っている」と力強く語った

ヤン・タオ氏も、OWNDAYSとのコラボレーションについて、「より心地よいサービスを提供できることを嬉しく思っている」とコメントした。

また今後についても、「日本のパートナー企業と連携を強化し、より良い形で日本の消費者ニーズに寄り添っていく。より優れた製品サービスを届けていきたい」と意気込みを語った。

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