HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2022/10/25 22:08
Amazon、「Echo Studio」の“空間オーディオ処理技術”や新「Fire TV Cube」をアピール
渋谷のAmazon Music Studio Tokyoにて新製品発表会を開催
アマゾンジャパンは、今秋の新製品発表会とタッチ&トライを渋谷のAmazon Music Studio Tokyoで開催した。
今回紹介されたのは、新たに機能とカラーが追加された「Echo Studio」と、HDMI入力を搭載する新「Fire TV Cube」(10月27日発売)、そして「Alexa対応音声認識リモコン Pro」(11月16日発売)だ。
Echo Studioに新色『グレーシャーホワイト』が追加されたことについて、Amazon Echo事業部の橘 宏至氏は、アジア圏で“ホワイトスピーカー”への需要が高まっているとその背景を語る。ライフスタイルに寄り添ったものであることはもちろんだが、サステナビリティにも配慮してマテリアルにもこだわったデバイスをAmazonとしても考えていくとしている。
さらに、Echo Studioに新搭載された「空間オーディオ処理技術」についても解説。本技術は入力されたステレオ音源をアップミックスして、擬似的な空間オーディオを実現するというものだ。これにより、Amazon Musicで配信されているDolby Atmosや360 Reality Audio音源だけでなく、他のストリーミングサービスで配信されるものも含む「ステレオ音源」も、空間オーディオとして再生することができるようになる。
空間オーディオへのアップミックスはアレクサアプリの「ステレオ空間エンハンスメント」からオン/オフできるので、気軽に “空間オーディオ化” を確かめることが可能となっている。
この「空間オーディオ処理技術」の鍵となるのが「クロストークキャンセレーション」と「スピーカービームフォーミング」。クロストークキャンセレーションは、本来、右耳だけに聞こえてほしい音が左耳にも届く(その逆もいえる)というクロストークを防止するというもの。
一方のスピーカービームフォーミングでは、音をビームのように指向性を高めて飛ばすことで、壁や天井の反射も活用し、より臨場感高く、リアリティのある音楽再生が実現できるという。空間オーディオ処理技術は、こうした “ソフトウェア処理” により、さらにアーティストとの距離を近づける音楽体験をもたらすことに主眼を置いて開発されたものだと同社は説明する。
発表会の後半では新「Fire TV Cube」のデモンストレーションが行われた。Fire TV事業部長の西端明彦によると、シリーズは2015年の登場以来順調な成長を遂げており、ユーザー数はもとより対応アプリも大幅に拡大、2022年9月の時点で60万タイトル以上の映画やエピソードが視聴できるように。さらには映像だけでなく、音楽やゲーム、カラオケなどの総合エンターテインメントデバイスとして進化しているという。
新Fire TV Cubeは前モデルに比べて20%、「Fire TV Stick 4K Max」と比べて2倍のパフォーマンスを実現したとしており、動画の滑らかさやアプリの起動スピードなどがより強化された。ドルビーアトモスやHDR10+といった最新の規格にも対応することに加え、HDMI入力を新たに搭載したことも大きな特徴で、ゲーム機やBlu-rayレコーダーなどとも連携できる。
スマートホームとの連携も強化。たとえばドアベル「Ring」と連携することで、外からベルを鳴らされると、テレビ画面内にサブウインドウが立ち上がり誰が来たかを確認できるほか、来客と会話をすることも可能だ。
「Alexa対応音声認識リモコン Pro」には、室内で紛失しがちなリモコンを探す機能が搭載された。Alexaに「リモコンを探して」と話しかけると、最大5分間にわたってリモコンの内蔵スピーカーから探知音が鳴るため、音を頼りにリモコンを見つけることができる。またバックライトを備えたことで、部屋の照明を落として映像鑑賞を楽しんでいる際などにも使いやすくなった。
さらに、自由に機能を割り当てられる「カスタムボタン」を2つ搭載。リモコンには標準でAmazon Prime Video、Amazon Music、Netflix、ABEMAを起動できるダイレクトボタンを備えているが、それ以外のアプリの呼び出しや、よく使う機能を登録できる。ほか、Bluetoothデバイスとワンタッチでペアリングできるヘッドホンボタンも新たに用意された。
今回紹介されたのは、新たに機能とカラーが追加された「Echo Studio」と、HDMI入力を搭載する新「Fire TV Cube」(10月27日発売)、そして「Alexa対応音声認識リモコン Pro」(11月16日発売)だ。
Echo Studioに新色『グレーシャーホワイト』が追加されたことについて、Amazon Echo事業部の橘 宏至氏は、アジア圏で“ホワイトスピーカー”への需要が高まっているとその背景を語る。ライフスタイルに寄り添ったものであることはもちろんだが、サステナビリティにも配慮してマテリアルにもこだわったデバイスをAmazonとしても考えていくとしている。
さらに、Echo Studioに新搭載された「空間オーディオ処理技術」についても解説。本技術は入力されたステレオ音源をアップミックスして、擬似的な空間オーディオを実現するというものだ。これにより、Amazon Musicで配信されているDolby Atmosや360 Reality Audio音源だけでなく、他のストリーミングサービスで配信されるものも含む「ステレオ音源」も、空間オーディオとして再生することができるようになる。
空間オーディオへのアップミックスはアレクサアプリの「ステレオ空間エンハンスメント」からオン/オフできるので、気軽に “空間オーディオ化” を確かめることが可能となっている。
この「空間オーディオ処理技術」の鍵となるのが「クロストークキャンセレーション」と「スピーカービームフォーミング」。クロストークキャンセレーションは、本来、右耳だけに聞こえてほしい音が左耳にも届く(その逆もいえる)というクロストークを防止するというもの。
一方のスピーカービームフォーミングでは、音をビームのように指向性を高めて飛ばすことで、壁や天井の反射も活用し、より臨場感高く、リアリティのある音楽再生が実現できるという。空間オーディオ処理技術は、こうした “ソフトウェア処理” により、さらにアーティストとの距離を近づける音楽体験をもたらすことに主眼を置いて開発されたものだと同社は説明する。
発表会の後半では新「Fire TV Cube」のデモンストレーションが行われた。Fire TV事業部長の西端明彦によると、シリーズは2015年の登場以来順調な成長を遂げており、ユーザー数はもとより対応アプリも大幅に拡大、2022年9月の時点で60万タイトル以上の映画やエピソードが視聴できるように。さらには映像だけでなく、音楽やゲーム、カラオケなどの総合エンターテインメントデバイスとして進化しているという。
新Fire TV Cubeは前モデルに比べて20%、「Fire TV Stick 4K Max」と比べて2倍のパフォーマンスを実現したとしており、動画の滑らかさやアプリの起動スピードなどがより強化された。ドルビーアトモスやHDR10+といった最新の規格にも対応することに加え、HDMI入力を新たに搭載したことも大きな特徴で、ゲーム機やBlu-rayレコーダーなどとも連携できる。
スマートホームとの連携も強化。たとえばドアベル「Ring」と連携することで、外からベルを鳴らされると、テレビ画面内にサブウインドウが立ち上がり誰が来たかを確認できるほか、来客と会話をすることも可能だ。
「Alexa対応音声認識リモコン Pro」には、室内で紛失しがちなリモコンを探す機能が搭載された。Alexaに「リモコンを探して」と話しかけると、最大5分間にわたってリモコンの内蔵スピーカーから探知音が鳴るため、音を頼りにリモコンを見つけることができる。またバックライトを備えたことで、部屋の照明を落として映像鑑賞を楽しんでいる際などにも使いやすくなった。
さらに、自由に機能を割り当てられる「カスタムボタン」を2つ搭載。リモコンには標準でAmazon Prime Video、Amazon Music、Netflix、ABEMAを起動できるダイレクトボタンを備えているが、それ以外のアプリの呼び出しや、よく使う機能を登録できる。ほか、Bluetoothデバイスとワンタッチでペアリングできるヘッドホンボタンも新たに用意された。