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公開日 2024/01/18 15:18
AVIOT、ピエール中野監修の完全ワイヤレス「TE-ZX1-PNK」予約開始。著名アーティスト参加の新プロジェクトも始動
ピエール中野氏のインタビュー動画も
プレシードジャパンは、“凛として時雨”のドラマー・ピエール中野氏とコラボレーションしたAVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-ZX1-PNK」の予約受付を、本日1月18日(木)15時より開始した。価格は49,500円(税込)。製品は2月以降順次お届け予定。あわせて、多数の著名アーティストが参加する“Assemble for PNK”プロジェクトの始動も発表した。
AVIOTの新フラッグシップモデル「TE-ZX1」をベースモデルに、ピエール中野氏がデザインやサウンドチューニングを完全監修した、通称“ピヤホン”シリーズの7機目となる完全ワイヤレスイヤホン。
ベースモデルのTE-ZX1は、平面磁気駆動型ドライバー1基、バランスドアーマチュアドライバー3基、ダイナミックドライバー1基の、3種5基からなる新開発ドライバーシステム“トライブリッド5ドライバー”システムを採用。過去の“Zシリーズ”のハイブリッドノイズキャンセリング機能、積層造形技術による音響設計、金属製ノズルの採用など、これまで同ブランドが培った数々の技術を余すところなく投入している。
「TE-ZX1-PNK」では、オーディオ機器に造詣が深く、卓越した聴覚とチューニングスキルを持つピエール中野氏が“ピヤホン”の特徴である低音の質感にこだわりサウンドをチューニング。ピエール中野氏のこだわりが詰まった「うねるような低音」が楽しめるとアピールしている。
前モデルに引き続き、カスタムIEM(イン・イヤー・モニター)に多用され、義肢のような精密で複雑な形状を要求される製品にも使用される積層造形技術を用いてイヤホン本体下部のシェルを造形した。さらに、前モデル「TE-Z1PNK」でも好評を博した、装着時の安定性を高めるAVIOT独自の“ダックテール形状”を本機でも採用。5基のドライバーを格納する複雑な音響設計を最適化するとともに、最適なフィッティングを実現したという。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンでは樹脂素材が使われることの多いノズル部分には、カスタムIEMでも使用される金属製のノズルを採用する。高硬度・高比重・高精度な音道造形により、重心バランスの最適化と不要共振の低減を実現したとする。
優れたドライバーシステムの特性と併せて、DSPによる処理を極限まで最小化したことで、Bluetoothで受信した信号を余すところなく再生すると説明。コーデックはSBC/AACに加えて、既存技術(SBC)と比べて約3倍のデータ量送信が可能なLDACにも対応する。Bluetoothバージョンは5.3、プロファイルはA2DP/HFP/AVRCPをサポートする。
ノイズキャンセリングでは、計4基のマイクを使用したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングの採用と、物理的に環境音をシャットアウトするパッシブノイズアイソレーションの組み合わせにより、広帯域にわたってノイズを低減する。TE-Z1PNKと同様、音質への影響を極限まで抑え、ノイズキャンセリング特有の圧迫感や閉塞感を抑制しながら、より高いノイズ抑制機能を備えるなどブラッシュアップが図られている。
連続再生時間はイヤホン単体で最大8時間、チャージングケース併用で最大20時間。10分の充電で最大60分の使用が可能な急速充電もサポートする。同時に2台の端末と接続できるマルチポイント機能を搭載。通話用の高性能MEMSマイク×2基(片側)を内蔵し、AI技術活用のアルゴリズムを搭載することでクリアな音声によるハンズフリー通話を実現するという。IPX4規格の防水性能にも準拠する。
イヤホン本体は、ベースモデルTE-ZX1のメカニカルな魅力を際立たせるブラックをベースに、ピエール中野氏の理想のデザインを追求したとアピールする。イヤーピースには肌に優しい医療用シリコンを採用。優れたフィット感と遮音性を実現するため形状を新規設計しており、多様な耳の形状にフィットするよう、SサイズとMサイズは高さの異なる2種類を用意。Lサイズ、XLサイズと合わせて、計6サイズを同梱する。
さらに、密閉度と遮音性を向上させ、シリコンイヤーピースと異なる音響特性を持つウレタンフォーム素材のイヤーピース2サイズも同梱する。しっかりフィットすることで低音を逃さず、どんな耳の形状の方でもTE-ZX1-PNKのサウンドを堪能できるとしている。本体質量は片耳約7.1g。ほかに付属品として、USB Type-Cケーブル、カラビナ付きセミハードケースなどを同梱する。製品ページの立ち上がりにあわせて、ピエール中野氏インタビュー動画も公開されている。
本製品の発売に伴い、多数の著名アーティストが参加して“ピヤホン”の世界をさらに広げていく「Assemble for PNK」プロジェクトの始動が発表された。その第一弾として、本モデルにBOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDのメンバーである中野雅之氏によるエクストラチューニングを搭載。デフォルトのピエール中野氏チューニングをベースに、中野雅之氏がさらにチューニングを施した特別なサウンドが楽しめる。
また、従来の“ボイスガイダンス”に代わり、新たに“サウンドガイダンス”を搭載。電源ON/OFFなどの操作の切り替えを、中野雅之氏が本モデルのためだけに手がけたここでしか聴けないサウンドで知らせる。チューニングとサウンドガイダンスは、専用アプリから切り替え可能だ。
なお「Assemble for PNK」プロジェクトでは今後、TE-ZX1-PNKへの音楽家・大沢伸一氏、クラムボン・ミト氏によるエクストラチューニングやサウンドガイダンスの追加をはじめ、豪華アーティストとのコラボレーションを多数企画中とアナウンスしている。詳細な情報は、AVIOT公式サイトおよびSNSにて順次お知らせされる。
本発表に際して、ピエール中野氏、およびエクストラチューニングを手掛けた中野雅之氏よりコメントが届いている。全文は以下の通り。
■ピエール中野氏コメント
前モデル“TE-Z1PNK(ピヤホン6) ”の時点で、完全ワイヤレスイヤホンの音質をこれ以上追求するのは難しいと思っていたのですが、有線派の方もきっと驚くほどのクオリティを実現することができました。
「下手にいじったら全部が崩れてダメになってしまうのではないか」というくらい完成度の高いサウンドの“TE-ZX1”をベースモデルに、どうやってピヤホンシリーズらしさを出せるのか。考え抜いた先に行き着いたのが、低音の質感でした。何度も開発チームと試行錯誤を重ね、“うねるような低音”が特徴の、唯一無二のサウンドが完成しました。
また、前モデルに引き続き、本モデルにもアクティブノイズキャンセリングを搭載。ノイズキャンセリングがさらに向上しているのに、圧迫感を感じない。「なんてすごいことをしてくれているのだろう、AVIOT」と感動の仕上がりです。
技術の進歩や、エンジニアの努力が感じられるサウンドを、そしてそこへの驚きと感動を、ぜひみなさんにもご体感いただきたいです。
■中野雅之氏コメント
“TE-ZX1-PNK”を聴いたときにまず驚いたのが、有線のヘッドホンをしているのかと錯覚するほどのワイドレンジ、広大な音場感。ワイヤレスイヤホンということをすっかり忘れ、ひたすら音楽の世界に没入できました。
サウンドチューニングは、情報量の多い中高域を抑えてさらに上下を伸ばし、長時間リラックスして音楽に浸れるようなセッティングを施しました。敢えて少しだけ解像度を落とすことで「音楽と長く仲良く過ごす」という提案です。また、サウンドガイダンスは、日常の生活や風景に溶け込みつつ、“TE-ZX1-PNK”のワイドレンジな特性を活かすような音作りを心がけて制作しました。
ワイヤレスという自由な環境下で極上のオーディオ体験をお楽しみください。
AVIOTの新フラッグシップモデル「TE-ZX1」をベースモデルに、ピエール中野氏がデザインやサウンドチューニングを完全監修した、通称“ピヤホン”シリーズの7機目となる完全ワイヤレスイヤホン。
ベースモデルのTE-ZX1は、平面磁気駆動型ドライバー1基、バランスドアーマチュアドライバー3基、ダイナミックドライバー1基の、3種5基からなる新開発ドライバーシステム“トライブリッド5ドライバー”システムを採用。過去の“Zシリーズ”のハイブリッドノイズキャンセリング機能、積層造形技術による音響設計、金属製ノズルの採用など、これまで同ブランドが培った数々の技術を余すところなく投入している。
「TE-ZX1-PNK」では、オーディオ機器に造詣が深く、卓越した聴覚とチューニングスキルを持つピエール中野氏が“ピヤホン”の特徴である低音の質感にこだわりサウンドをチューニング。ピエール中野氏のこだわりが詰まった「うねるような低音」が楽しめるとアピールしている。
前モデルに引き続き、カスタムIEM(イン・イヤー・モニター)に多用され、義肢のような精密で複雑な形状を要求される製品にも使用される積層造形技術を用いてイヤホン本体下部のシェルを造形した。さらに、前モデル「TE-Z1PNK」でも好評を博した、装着時の安定性を高めるAVIOT独自の“ダックテール形状”を本機でも採用。5基のドライバーを格納する複雑な音響設計を最適化するとともに、最適なフィッティングを実現したという。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンでは樹脂素材が使われることの多いノズル部分には、カスタムIEMでも使用される金属製のノズルを採用する。高硬度・高比重・高精度な音道造形により、重心バランスの最適化と不要共振の低減を実現したとする。
優れたドライバーシステムの特性と併せて、DSPによる処理を極限まで最小化したことで、Bluetoothで受信した信号を余すところなく再生すると説明。コーデックはSBC/AACに加えて、既存技術(SBC)と比べて約3倍のデータ量送信が可能なLDACにも対応する。Bluetoothバージョンは5.3、プロファイルはA2DP/HFP/AVRCPをサポートする。
ノイズキャンセリングでは、計4基のマイクを使用したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングの採用と、物理的に環境音をシャットアウトするパッシブノイズアイソレーションの組み合わせにより、広帯域にわたってノイズを低減する。TE-Z1PNKと同様、音質への影響を極限まで抑え、ノイズキャンセリング特有の圧迫感や閉塞感を抑制しながら、より高いノイズ抑制機能を備えるなどブラッシュアップが図られている。
連続再生時間はイヤホン単体で最大8時間、チャージングケース併用で最大20時間。10分の充電で最大60分の使用が可能な急速充電もサポートする。同時に2台の端末と接続できるマルチポイント機能を搭載。通話用の高性能MEMSマイク×2基(片側)を内蔵し、AI技術活用のアルゴリズムを搭載することでクリアな音声によるハンズフリー通話を実現するという。IPX4規格の防水性能にも準拠する。
イヤホン本体は、ベースモデルTE-ZX1のメカニカルな魅力を際立たせるブラックをベースに、ピエール中野氏の理想のデザインを追求したとアピールする。イヤーピースには肌に優しい医療用シリコンを採用。優れたフィット感と遮音性を実現するため形状を新規設計しており、多様な耳の形状にフィットするよう、SサイズとMサイズは高さの異なる2種類を用意。Lサイズ、XLサイズと合わせて、計6サイズを同梱する。
さらに、密閉度と遮音性を向上させ、シリコンイヤーピースと異なる音響特性を持つウレタンフォーム素材のイヤーピース2サイズも同梱する。しっかりフィットすることで低音を逃さず、どんな耳の形状の方でもTE-ZX1-PNKのサウンドを堪能できるとしている。本体質量は片耳約7.1g。ほかに付属品として、USB Type-Cケーブル、カラビナ付きセミハードケースなどを同梱する。製品ページの立ち上がりにあわせて、ピエール中野氏インタビュー動画も公開されている。
本製品の発売に伴い、多数の著名アーティストが参加して“ピヤホン”の世界をさらに広げていく「Assemble for PNK」プロジェクトの始動が発表された。その第一弾として、本モデルにBOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDのメンバーである中野雅之氏によるエクストラチューニングを搭載。デフォルトのピエール中野氏チューニングをベースに、中野雅之氏がさらにチューニングを施した特別なサウンドが楽しめる。
また、従来の“ボイスガイダンス”に代わり、新たに“サウンドガイダンス”を搭載。電源ON/OFFなどの操作の切り替えを、中野雅之氏が本モデルのためだけに手がけたここでしか聴けないサウンドで知らせる。チューニングとサウンドガイダンスは、専用アプリから切り替え可能だ。
なお「Assemble for PNK」プロジェクトでは今後、TE-ZX1-PNKへの音楽家・大沢伸一氏、クラムボン・ミト氏によるエクストラチューニングやサウンドガイダンスの追加をはじめ、豪華アーティストとのコラボレーションを多数企画中とアナウンスしている。詳細な情報は、AVIOT公式サイトおよびSNSにて順次お知らせされる。
本発表に際して、ピエール中野氏、およびエクストラチューニングを手掛けた中野雅之氏よりコメントが届いている。全文は以下の通り。
■ピエール中野氏コメント
前モデル“TE-Z1PNK(ピヤホン6) ”の時点で、完全ワイヤレスイヤホンの音質をこれ以上追求するのは難しいと思っていたのですが、有線派の方もきっと驚くほどのクオリティを実現することができました。
「下手にいじったら全部が崩れてダメになってしまうのではないか」というくらい完成度の高いサウンドの“TE-ZX1”をベースモデルに、どうやってピヤホンシリーズらしさを出せるのか。考え抜いた先に行き着いたのが、低音の質感でした。何度も開発チームと試行錯誤を重ね、“うねるような低音”が特徴の、唯一無二のサウンドが完成しました。
また、前モデルに引き続き、本モデルにもアクティブノイズキャンセリングを搭載。ノイズキャンセリングがさらに向上しているのに、圧迫感を感じない。「なんてすごいことをしてくれているのだろう、AVIOT」と感動の仕上がりです。
技術の進歩や、エンジニアの努力が感じられるサウンドを、そしてそこへの驚きと感動を、ぜひみなさんにもご体感いただきたいです。
■中野雅之氏コメント
“TE-ZX1-PNK”を聴いたときにまず驚いたのが、有線のヘッドホンをしているのかと錯覚するほどのワイドレンジ、広大な音場感。ワイヤレスイヤホンということをすっかり忘れ、ひたすら音楽の世界に没入できました。
サウンドチューニングは、情報量の多い中高域を抑えてさらに上下を伸ばし、長時間リラックスして音楽に浸れるようなセッティングを施しました。敢えて少しだけ解像度を落とすことで「音楽と長く仲良く過ごす」という提案です。また、サウンドガイダンスは、日常の生活や風景に溶け込みつつ、“TE-ZX1-PNK”のワイドレンジな特性を活かすような音作りを心がけて制作しました。
ワイヤレスという自由な環境下で極上のオーディオ体験をお楽しみください。