HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2024/04/19 10:10
ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
視聴位置+部屋の音響特性に応じた音場最適化技術も
ソニーは、シアターシステム「BRAVIA Theatreシリーズ」から、ホームシアターシステム「HT-A9M2(BRAVIA Theatre Quad)」を6月1日に発売する。価格はオープンだが、市場予想税込価格は330,000円前後としている。
HT-A9M2は、前モデル「HT-A9」から約3年振りのモデルチェンジとして、大幅にデザインをブラッシュアップ。前モデルは筒型タイプであったが、HT-A9M2は薄型のスクエアタイプに一新された。また、前モデルでは2ウェイ・スピーカーで計12ユニットだったのに対して、HT-A9M2では3ウェイ・スピーカーで計16ユニットを採用。4個のスピーカーでシステムが構成されている点は変更なしだ。
19mm ソフトドーム・トゥイーター、60mm アコースティックサスペンション・ミッドレンジ、85×85mm「X-Balanced Speaker Unit」ウーファーを2基ずつ、そこにイネーブルドスピーカーとして36×79mm「X-Balanced Speaker Unit」フルレンジが、ひとつのスピーカーに収められている。アンプは「S-Master HX」を内蔵しており、実用最大出力は504W。高音質化機能「DSEE Ultimate」も採用する。
スピーカーのボディは、スタンド設置時の外形寸法が289W×306H×129Dmmでテレビラックや台置き、また棚置きもしやすく、壁寄せもしやすいデザインを採用。そして、スタンドを背面に設置すると壁掛けブランケットとしても活用でき、壁掛け時の外形寸法は289W×275H×55Dmmと奥行きが非常に薄型で、本体背面に壁掛け用ネジ穴も備えているため、インテリアマッチに優れた壁掛け設置が可能となっている。
また壁掛けの際、壁掛けブランケットをスピーカーの背面に設置することで、壁とスピーカーの間に隙間を作ることができるため、スピーカーからの振動が壁に伝わらない仕組みになっている。さらに、壁掛け用のネジ穴がウーファーの近い位置に設置されていることで、スピーカーの振動を抑制したネジ固定が可能になるなど、音質的配慮も施されている。スピーカーグリルは、パンチングメタルからファブリック素材へと変更された。
今回、3ウェイ構造と薄型ボディの採用について開発担当者は、「3ウェイ構造にすることでクリアな音質を実現している。そして薄型化によってスタイリッシュで美しく、部屋にマッチしたデザイン性と設置性を叶えており、本モデルのコンセプトである音質とデザイン性の両立を追求した結果が形となった」と語ってくれた。
独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応しており、内蔵キャリブレーションマイクを用いて、サウンドバーから天井、および側壁までの距離、そしてオプションのリアスピーカーまでの距離を測定し、スピーカーの設置位置に関わらず理想的な音響特性を実現する「自動音場最適化機能」も進化させている。
新たに視聴位置に応じた音響特性の最適化を実現しており、アプリ「Sony | BRAVIA Connect」から設定が可能。ワンタッチで視聴位置を識別し、リスニングポイントに適した高精度な音場再生が可能となった。さらに部屋の特性に応じた最適化にも対応しており、視聴環境内にある家具やカーテンなどによって発生する音響特性への映像を検出し、サウンド再生に優れた試聴室のような音響特性へと調整できるようになっている。
立体音響の再生機能では、360 Reality Audio、Dolby Atmos、DTS:Xの3Dオーディオフォーマットに対応。また本モデルからは、ネット動画や放送番組などステレオ音声で収録されているコンテンツでも、音声をリアルタイム分析して3Dサウンドに変換し、さらにAI解析を用いて声の音を抽出することで、アップミックスした立体音響で再生できるようになっている。
新たなコントロールアプリ「Sony | BRAVIA Connect」に対応しており、サウンド調整などの詳細設定やユーザーサポート機能、ソフトウェアアップデートの操作などを含む全ての操作がアプリから操作可能になった。購入時の初回セットアップもアプリから操作する仕様になっており、セットアップガイドが付いているため、設置方法もわかりやすいものになっているとのこと。
付属リモコンは電源/入力切替/音量調整/低音レベル調整/消音/サウンドフィールド切替/ボイスモード/ナイトモードといった日常的に使う機能に絞り、シンプルな構成としている。
HT-A9M2では受信アンテナの増強と、より繋がりやすいアンテナを探して、自動で空き周波数帯域への切り替えができる機能が搭載されたことで、無線接続の安定性も向上させている。
主な対応オーディオフォーマットは、360 Reality Audio、Dolby Atmos(Dolby TrueHD/Dolby Digital Plus)、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS:X、DTS HD Master Audio、MPEG-4 AAC、MPEG-2 AAC、リニアPCM(7.1ch、5.1ch、2ch、192kHz/24bit)。BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDACに対応する。ワイヤレス機能として、AirPlay2、Spotify Connectもカバー。
HT-A9M2のコントロールボックスの入出力端子はHDMI入力×1基(8K、4K/120Hz)、HDMI出力×1基(eARC/ARC)、LAN×1基を搭載、外形寸法は約160W×56H×160Dmm。質量はスピーカー本体が約2.4kg、コントロースボックスが約0.77kg。
HT-A9M2は、前モデル「HT-A9」から約3年振りのモデルチェンジとして、大幅にデザインをブラッシュアップ。前モデルは筒型タイプであったが、HT-A9M2は薄型のスクエアタイプに一新された。また、前モデルでは2ウェイ・スピーカーで計12ユニットだったのに対して、HT-A9M2では3ウェイ・スピーカーで計16ユニットを採用。4個のスピーカーでシステムが構成されている点は変更なしだ。
19mm ソフトドーム・トゥイーター、60mm アコースティックサスペンション・ミッドレンジ、85×85mm「X-Balanced Speaker Unit」ウーファーを2基ずつ、そこにイネーブルドスピーカーとして36×79mm「X-Balanced Speaker Unit」フルレンジが、ひとつのスピーカーに収められている。アンプは「S-Master HX」を内蔵しており、実用最大出力は504W。高音質化機能「DSEE Ultimate」も採用する。
スピーカーのボディは、スタンド設置時の外形寸法が289W×306H×129Dmmでテレビラックや台置き、また棚置きもしやすく、壁寄せもしやすいデザインを採用。そして、スタンドを背面に設置すると壁掛けブランケットとしても活用でき、壁掛け時の外形寸法は289W×275H×55Dmmと奥行きが非常に薄型で、本体背面に壁掛け用ネジ穴も備えているため、インテリアマッチに優れた壁掛け設置が可能となっている。
また壁掛けの際、壁掛けブランケットをスピーカーの背面に設置することで、壁とスピーカーの間に隙間を作ることができるため、スピーカーからの振動が壁に伝わらない仕組みになっている。さらに、壁掛け用のネジ穴がウーファーの近い位置に設置されていることで、スピーカーの振動を抑制したネジ固定が可能になるなど、音質的配慮も施されている。スピーカーグリルは、パンチングメタルからファブリック素材へと変更された。
今回、3ウェイ構造と薄型ボディの採用について開発担当者は、「3ウェイ構造にすることでクリアな音質を実現している。そして薄型化によってスタイリッシュで美しく、部屋にマッチしたデザイン性と設置性を叶えており、本モデルのコンセプトである音質とデザイン性の両立を追求した結果が形となった」と語ってくれた。
独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応しており、内蔵キャリブレーションマイクを用いて、サウンドバーから天井、および側壁までの距離、そしてオプションのリアスピーカーまでの距離を測定し、スピーカーの設置位置に関わらず理想的な音響特性を実現する「自動音場最適化機能」も進化させている。
新たに視聴位置に応じた音響特性の最適化を実現しており、アプリ「Sony | BRAVIA Connect」から設定が可能。ワンタッチで視聴位置を識別し、リスニングポイントに適した高精度な音場再生が可能となった。さらに部屋の特性に応じた最適化にも対応しており、視聴環境内にある家具やカーテンなどによって発生する音響特性への映像を検出し、サウンド再生に優れた試聴室のような音響特性へと調整できるようになっている。
立体音響の再生機能では、360 Reality Audio、Dolby Atmos、DTS:Xの3Dオーディオフォーマットに対応。また本モデルからは、ネット動画や放送番組などステレオ音声で収録されているコンテンツでも、音声をリアルタイム分析して3Dサウンドに変換し、さらにAI解析を用いて声の音を抽出することで、アップミックスした立体音響で再生できるようになっている。
新たなコントロールアプリ「Sony | BRAVIA Connect」に対応しており、サウンド調整などの詳細設定やユーザーサポート機能、ソフトウェアアップデートの操作などを含む全ての操作がアプリから操作可能になった。購入時の初回セットアップもアプリから操作する仕様になっており、セットアップガイドが付いているため、設置方法もわかりやすいものになっているとのこと。
付属リモコンは電源/入力切替/音量調整/低音レベル調整/消音/サウンドフィールド切替/ボイスモード/ナイトモードといった日常的に使う機能に絞り、シンプルな構成としている。
HT-A9M2では受信アンテナの増強と、より繋がりやすいアンテナを探して、自動で空き周波数帯域への切り替えができる機能が搭載されたことで、無線接続の安定性も向上させている。
主な対応オーディオフォーマットは、360 Reality Audio、Dolby Atmos(Dolby TrueHD/Dolby Digital Plus)、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS:X、DTS HD Master Audio、MPEG-4 AAC、MPEG-2 AAC、リニアPCM(7.1ch、5.1ch、2ch、192kHz/24bit)。BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDACに対応する。ワイヤレス機能として、AirPlay2、Spotify Connectもカバー。
HT-A9M2のコントロールボックスの入出力端子はHDMI入力×1基(8K、4K/120Hz)、HDMI出力×1基(eARC/ARC)、LAN×1基を搭載、外形寸法は約160W×56H×160Dmm。質量はスピーカー本体が約2.4kg、コントロースボックスが約0.77kg。