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公開日 2024/05/17 11:00
シャープ、4K液晶テレビ「AQUOS」“GN1/GN2ライン”。2番組同時表示やAI自動調整機能を搭載
新画像処理エンジン「Medalist S5」搭載
シャープは、4K液晶テレビ「AQUOS」から「GN1ライン」「GN2ライン」の2シリーズ/全5機種を、7月6日より順次発売する。ラインナップの詳細と発売日、予想実売価格(税込)は以下の通り。
<GN1ライン> 7月6日(土)発売
・75V型「4T-C75GN1」 396,000円前後
・65V型「4T-C65GN1」 286,000円前後
・55V型「4T-C55GN1」 242,000円前後
<GN2ライン> 7月20日(土)発売
・55V型「4T-C55GN2」 209,000円前後
・50V型「4T-C50GN2」 187,000円前後
全機種の共通仕様として、画像処理エンジンに次世代AIプロセッサーを採用した新エンジン「Medalist S5」を採用。コンテンツに応じて画質と音質を “おまかせ” で自動調整する「AIオート」機能に対応する。
画質面では、AIが人の顔や空などのオブジェクトを検知することで色味や精細感を調整。また、部屋の明るさに応じて画質を自動調整する「環境センシング」機能が進化し、新たに視聴部屋の色温度を検知することが可能となった。これにより、照明の明るさや色温度にあった画質に調整できるほか、外光に影響を受ける陰影を自然に復元できるという。
また高画質化映像処理回路の進化により、AIを活用してより精細感を高め4Kアップコンバートを行う新機能「AI超解像」を搭載する。AIが画像解析を行いアップコンバートすることで、従来のアップコンバートでは少し違和感のあった精細感が、より自然で見やすい画質に調整されるとしている。
さらに、アニメやネット動画などで発生しやすいデジタル圧縮によって発生する背景のバンディングノイズや被写体のブロックノイズを低減する「アニメ・ネットクリア」機能も追加された。ほか、映像全体だけでなく映像内をエリア毎に動的に解析して、照明の輝き感や人物の陰影の際立ちを活かす最適なコントラストに自動調整する「スマートアクティブコントラスト」も新たにサポートしている。
音質調整の面では、従来までは「音楽番組」といった番組表の大まかなジャンルから紐づいて調整を行っていたのに対し、今回は新たにAIが音声信号をリアルタイムで解析して調整することが可能となった。これにより、音楽番組においてスタジオトークやMC中は話し声が聞き取りやすい音、演奏時はより迫力あるサウンドを再生するといった、各シーンに適した音質調整を自動で行ってくれる。
GN1ラインのみの特長として、直下型LEDバックライトの光量をエリアごとに細かく制御することで、高いコントラストを実現する「アクティブLED駆動」に対応する。
また、75型の液晶パネルにのみ、量子ドット技術を採用した新開発「N-Black Wideパネル」を搭載。従来パネルよりも視聴位置による色の変化を軽減することで、斜めから見た際でも、つややかな黒と鮮やかな色彩を表現するとのこと。なお、GN1ラインの他サイズ、およびGN2ラインの液晶パネルには従来モデルと同様、照明などの映り込みを抑えながらつややかな黒を表現するという「N-Blackパネル」を採用する。
全機種とも色表現能力では、色再現範囲を拡大する「リッチカラーテクノロジー」を採用している。HDRフォーマットはHDR10、HLG、Dolby Vision IQの3つの規格をサポートする。
音響面では、GN1ラインはトゥイーター×2基、ミッドレンジ×4基、サブウーファー×1基を搭載する、最大65W出力の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。同社独自設計のスピーカーネットのないリフレクター構造により、音を効率的に画面前方へと飛ばせるとしている。また、トゥイーターを前向きに配置し、サブウーファーを本体背面に備えることで、低域から高域まで臨場感あふれるサウンドを再生するとアピールする。
GN2ラインは、トゥイーター×2基、フルレンジ×2基の計4スピーカーを搭載し、最大35W出力の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用している。ほか、両シリーズともDolby Atmosに対応し、音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載する。
OSはGoogle TVを搭載。Googleアシスタントに対応するほか、GN1ラインのみハンズフリー音声操作もサポート。Chromecast built-inにも対応し、別売のUSBカメラを接続することで、ビデオ通話アプリ「Google Meet」や、ミラーとYouTubeの同時表示できるアプリ「リビングカメラ」などが利用できる。
新機能として、2つの番組や映像を画面の左右に同時表示できる「ズーム2画面」機能を搭載する。放送+放送、放送+HDMIの組み合わせによる2画面表示に対応し、大小9通りの画面サイズの組み合わせを用意。専用リモコンに搭載された「2画面ボタン」から機能の立ち上げが可能で、十字キー上下操作から片方の画面のズームアップ操作、十字キー左右の操作で音声出力する映像の選択が行える。
チューナーはBS4K/110度CS 4Kチューナー、地上デジタル、BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載。アプリの使いすぎ防止の保護者による使用制限や、突然の誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能もサポートする。HDMI端子はeARC/ARC対応で、入力3/4のみVRR/ALLMをサポートし、GN1ラインの75型のみが4K/最大144Hz、そのほかのモデルは4K/120Hz入力に対応する。無線LANはWi-Fi 6Eに対応する。
ほか録画機能では、別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、録画番組を効率的に視聴できる「早見早聞き再生」、「オートチャプター」機能などをサポートする。
付属のリモコンには、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、YouTube/Prime Video/Netflix/Disney+/U-NEXT/NHK+/hulu/ABEMA/TVer/Net-VISIONなど。上掲の通り2画面表示ボタンも備える。
そのほか、スタンドはGN1ラインの75型以外は、見やすい向きに自由に調整できる回転式スタンドを採用している。ほか、回転式スタンドは付属のネジで回転をロックすることも可能。スタンドカバーなどテレビの一部の部品には再生プラスチック素材を使用している。
消費電力(待機時)/外形寸法/質量は、GN1ラインの4T-C75GN1が約400W(0.5W)/1675W×1024H×330Dmm/約38.0kg、4T-C65GN1が約274W(0.5W)/1446W×899H×281Dmm/約28.5kg、4T-C55GN1が約198W(0.5W)/1228W×775H×281Dmm/約23.0kg。GN2ラインの4T-C55GN2が約174W(0.5W)/1232W×777H×281Dmm×約20.0kg、4T-C50GN2が約193W(0.5W)/1117W×706H×238Dmm/約17.0kg。
<GN1ライン> 7月6日(土)発売
・75V型「4T-C75GN1」 396,000円前後
・65V型「4T-C65GN1」 286,000円前後
・55V型「4T-C55GN1」 242,000円前後
<GN2ライン> 7月20日(土)発売
・55V型「4T-C55GN2」 209,000円前後
・50V型「4T-C50GN2」 187,000円前後
全機種の共通仕様として、画像処理エンジンに次世代AIプロセッサーを採用した新エンジン「Medalist S5」を採用。コンテンツに応じて画質と音質を “おまかせ” で自動調整する「AIオート」機能に対応する。
画質面では、AIが人の顔や空などのオブジェクトを検知することで色味や精細感を調整。また、部屋の明るさに応じて画質を自動調整する「環境センシング」機能が進化し、新たに視聴部屋の色温度を検知することが可能となった。これにより、照明の明るさや色温度にあった画質に調整できるほか、外光に影響を受ける陰影を自然に復元できるという。
また高画質化映像処理回路の進化により、AIを活用してより精細感を高め4Kアップコンバートを行う新機能「AI超解像」を搭載する。AIが画像解析を行いアップコンバートすることで、従来のアップコンバートでは少し違和感のあった精細感が、より自然で見やすい画質に調整されるとしている。
さらに、アニメやネット動画などで発生しやすいデジタル圧縮によって発生する背景のバンディングノイズや被写体のブロックノイズを低減する「アニメ・ネットクリア」機能も追加された。ほか、映像全体だけでなく映像内をエリア毎に動的に解析して、照明の輝き感や人物の陰影の際立ちを活かす最適なコントラストに自動調整する「スマートアクティブコントラスト」も新たにサポートしている。
音質調整の面では、従来までは「音楽番組」といった番組表の大まかなジャンルから紐づいて調整を行っていたのに対し、今回は新たにAIが音声信号をリアルタイムで解析して調整することが可能となった。これにより、音楽番組においてスタジオトークやMC中は話し声が聞き取りやすい音、演奏時はより迫力あるサウンドを再生するといった、各シーンに適した音質調整を自動で行ってくれる。
GN1ラインのみの特長として、直下型LEDバックライトの光量をエリアごとに細かく制御することで、高いコントラストを実現する「アクティブLED駆動」に対応する。
また、75型の液晶パネルにのみ、量子ドット技術を採用した新開発「N-Black Wideパネル」を搭載。従来パネルよりも視聴位置による色の変化を軽減することで、斜めから見た際でも、つややかな黒と鮮やかな色彩を表現するとのこと。なお、GN1ラインの他サイズ、およびGN2ラインの液晶パネルには従来モデルと同様、照明などの映り込みを抑えながらつややかな黒を表現するという「N-Blackパネル」を採用する。
全機種とも色表現能力では、色再現範囲を拡大する「リッチカラーテクノロジー」を採用している。HDRフォーマットはHDR10、HLG、Dolby Vision IQの3つの規格をサポートする。
音響面では、GN1ラインはトゥイーター×2基、ミッドレンジ×4基、サブウーファー×1基を搭載する、最大65W出力の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。同社独自設計のスピーカーネットのないリフレクター構造により、音を効率的に画面前方へと飛ばせるとしている。また、トゥイーターを前向きに配置し、サブウーファーを本体背面に備えることで、低域から高域まで臨場感あふれるサウンドを再生するとアピールする。
GN2ラインは、トゥイーター×2基、フルレンジ×2基の計4スピーカーを搭載し、最大35W出力の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用している。ほか、両シリーズともDolby Atmosに対応し、音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載する。
OSはGoogle TVを搭載。Googleアシスタントに対応するほか、GN1ラインのみハンズフリー音声操作もサポート。Chromecast built-inにも対応し、別売のUSBカメラを接続することで、ビデオ通話アプリ「Google Meet」や、ミラーとYouTubeの同時表示できるアプリ「リビングカメラ」などが利用できる。
新機能として、2つの番組や映像を画面の左右に同時表示できる「ズーム2画面」機能を搭載する。放送+放送、放送+HDMIの組み合わせによる2画面表示に対応し、大小9通りの画面サイズの組み合わせを用意。専用リモコンに搭載された「2画面ボタン」から機能の立ち上げが可能で、十字キー上下操作から片方の画面のズームアップ操作、十字キー左右の操作で音声出力する映像の選択が行える。
チューナーはBS4K/110度CS 4Kチューナー、地上デジタル、BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載。アプリの使いすぎ防止の保護者による使用制限や、突然の誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能もサポートする。HDMI端子はeARC/ARC対応で、入力3/4のみVRR/ALLMをサポートし、GN1ラインの75型のみが4K/最大144Hz、そのほかのモデルは4K/120Hz入力に対応する。無線LANはWi-Fi 6Eに対応する。
ほか録画機能では、別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、録画番組を効率的に視聴できる「早見早聞き再生」、「オートチャプター」機能などをサポートする。
付属のリモコンには、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、YouTube/Prime Video/Netflix/Disney+/U-NEXT/NHK+/hulu/ABEMA/TVer/Net-VISIONなど。上掲の通り2画面表示ボタンも備える。
そのほか、スタンドはGN1ラインの75型以外は、見やすい向きに自由に調整できる回転式スタンドを採用している。ほか、回転式スタンドは付属のネジで回転をロックすることも可能。スタンドカバーなどテレビの一部の部品には再生プラスチック素材を使用している。
消費電力(待機時)/外形寸法/質量は、GN1ラインの4T-C75GN1が約400W(0.5W)/1675W×1024H×330Dmm/約38.0kg、4T-C65GN1が約274W(0.5W)/1446W×899H×281Dmm/約28.5kg、4T-C55GN1が約198W(0.5W)/1228W×775H×281Dmm/約23.0kg。GN2ラインの4T-C55GN2が約174W(0.5W)/1232W×777H×281Dmm×約20.0kg、4T-C50GN2が約193W(0.5W)/1117W×706H×238Dmm/約17.0kg。