HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2024/11/02 17:42
<ヘッドフォン祭>NUARLのバイアンプ駆動TWS「Inovator」新音調版が登場/HIFIMAN新製品が勢揃い
Cayinの新DAP「N6iii」も世界初出展
ヘッドホン/イヤホン関連ブランドが多数集うイベント「秋のヘッドフォン祭り2024」が、本日11月2日に開催された。本稿ではNUARL、HIFIMAN、コペックジャパン、WANGUS.のブースの模様をレポートしたい。
NUARL(ヌアール)のブースでは、注目製品として、スウェーデン・Audiodo(オーディオドゥ)社のパーソナルサウンド技術を搭載したバイアンプ駆動完全ワイヤレスイヤホン「NUARL Inovator 2×2 Sound Earbuds」を試聴展示している。
xMEMS社のドライバーと自社開発のダイナミックドライバーを搭載し、かつそれぞれを別のDACで駆動する “バイアンプ完全ワイヤレス” と説明している。同ブランド製品の特徴であるサウンドパーソナライズ機能に対応し、一度専用アプリで測定すればイヤホンに最適化設定が保存されるため、その後はユーザーに適したサウンドでリスニングが楽しめるとのことだ。
現在は音質面などの最終調整を行っているとのことで、今回は新たな音調版の試聴機が出展されている。担当者によればまだ最終版ではないとのことだが、ぜひ一度試聴してもらいたいと語ってくれた。発売時期は現時点では年内の12月を目指しているとのことで、価格は未定となっている。
また先日発表された、価格を抑えつつLDACコーデックに対応するアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載完全ワイヤレス「N6 Lite」(税込11,000円)も、11月11日の発売に先駆けて試聴展示。そのほか、2つの音質から選べるMMCXリケーブル対応のハイレゾ有線イヤホン「Sound:A HDSS Hi-Res STEREO EARPHONES」などもラインナップしていた。
HIFIMANのブースでは、先日発表されたばかりの真空管ヘッドホンアンプ「GOLDENWAVE GA-10」(税込225,500円)と、グリルレスデザインの平面磁界駆動型ヘッドホン「HE 1000 UNVEILED」(税込456,500円)を中心とした製品ラインナップを展開していた。
GOLDENWAVE GA-10は、 “GOLDENWAVE” の10周年を記念したモデルで、真空管は「ECC83/12AX7」と「EL84」の2種類を搭載し、シングルエンド・プッシュプル回路(SEPP)を採用している。ブース内ではフラグシップヘッドホン「SUSVARA UNVEILED」をはじめとする同社ヘッドホンで試聴できる。
HE 1000 UNVEILEDは、上述のSUSVARA UNVEILEDの技術と経験をベースに開発したとする新ヘッドホン。ドライバーを保護するためのグリルをほぼ取り除き、バックパネルを着脱式としたデザインを採用することで、ハウジング内での反射や屈折といった音質への悪影響を排除したという。
ブース担当者によれば、より深い低域再生が特徴だとアピールしてくれた。ブース来訪者の多くはすぐにこのHE 1000 UNVEILEDを手に取るなど、注目度の高さも伺えた。そのほか、静電型ヘッドホンシステムのエントリーモデル「MINI SHANGRI-LA」など、同社製品を多数試聴展示していた。
コペックジャパンは、同社取り扱いCayinブランドの新ポータブルオーディオプレーヤー「N6iii」を世界初出展している。発売時期は年内を見込んでおり、価格は未定となっている。
DACやアナログアンプ回路で構成される「オーディオマザーボード」を交換できる「N6ii」の後継機にあたるモデル。オーディオマザーボード第一弾モデルは「C202」(CS43198 DAC×8)で、続く第2弾、第3弾モデルも開発が進んでいるとのことだ。試聴機が1台のみのため、整理券を配布しての試聴受付となっていたが、筆者がブース取材を行っていた際にも多くの方が整理券を求めてブースに訪れていた。
そのほか、据え置き型真空管アンプ「Soul 170HA」の試聴機も国内初出展されたほか、据え置きシステム「iDAP-8」「iDAC-8」「iHA-8」も参考出展されていた。
WAGNUS.のブースでは、LayficTone(レイフィックトーン)のブランド初の有線ヘッドホン「The Industrial-ist WIRED」とコラボレーションした、純正リケーブル「The Remix Cable」シリーズのWANGUS.モデル「The Remix Cable feat. WAGNUS.」を参考出展。あわせてWIREDもセットで用意され、いち早くそのサウンドをチェックすることができる。
PTFE絶縁と高精度純銅の超高純度銀メッキによるSilverと、薄巻きPTFE絶縁と高精度純銅の超高純度銅仕様のMilky Pinkの2種類のワイヤーを採用。サウンド面についてブース担当者は、モニターライクなWIREDサウンドの魅力をしっかりと引き出すと語ってくれた。
WIREDとのバンドルは30セット限定での販売予定で、発売時期は来年2025年の2月頃を見込んでいるとのことだ。そのほか、ブース内では今年8月に発売された同社イヤホンケーブル “Lilyシリーズ” の「ガラス瓶のラムネ」をモチーフとしたモデル「Ramune Soda Lily」や、Noble AudioカスタムIEM製品など、取り扱い製品を多数ラインナップしていた。
■NUARL〈バイアンプ駆動完全ワイヤレス「Inovator」新音調版を参考出品〉
NUARL(ヌアール)のブースでは、注目製品として、スウェーデン・Audiodo(オーディオドゥ)社のパーソナルサウンド技術を搭載したバイアンプ駆動完全ワイヤレスイヤホン「NUARL Inovator 2×2 Sound Earbuds」を試聴展示している。
xMEMS社のドライバーと自社開発のダイナミックドライバーを搭載し、かつそれぞれを別のDACで駆動する “バイアンプ完全ワイヤレス” と説明している。同ブランド製品の特徴であるサウンドパーソナライズ機能に対応し、一度専用アプリで測定すればイヤホンに最適化設定が保存されるため、その後はユーザーに適したサウンドでリスニングが楽しめるとのことだ。
現在は音質面などの最終調整を行っているとのことで、今回は新たな音調版の試聴機が出展されている。担当者によればまだ最終版ではないとのことだが、ぜひ一度試聴してもらいたいと語ってくれた。発売時期は現時点では年内の12月を目指しているとのことで、価格は未定となっている。
また先日発表された、価格を抑えつつLDACコーデックに対応するアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載完全ワイヤレス「N6 Lite」(税込11,000円)も、11月11日の発売に先駆けて試聴展示。そのほか、2つの音質から選べるMMCXリケーブル対応のハイレゾ有線イヤホン「Sound:A HDSS Hi-Res STEREO EARPHONES」などもラインナップしていた。
■HIFIMAN〈真空管ヘッドホンアンプや平面磁界駆動型ヘッドホンなど新製品多数〉
HIFIMANのブースでは、先日発表されたばかりの真空管ヘッドホンアンプ「GOLDENWAVE GA-10」(税込225,500円)と、グリルレスデザインの平面磁界駆動型ヘッドホン「HE 1000 UNVEILED」(税込456,500円)を中心とした製品ラインナップを展開していた。
GOLDENWAVE GA-10は、 “GOLDENWAVE” の10周年を記念したモデルで、真空管は「ECC83/12AX7」と「EL84」の2種類を搭載し、シングルエンド・プッシュプル回路(SEPP)を採用している。ブース内ではフラグシップヘッドホン「SUSVARA UNVEILED」をはじめとする同社ヘッドホンで試聴できる。
HE 1000 UNVEILEDは、上述のSUSVARA UNVEILEDの技術と経験をベースに開発したとする新ヘッドホン。ドライバーを保護するためのグリルをほぼ取り除き、バックパネルを着脱式としたデザインを採用することで、ハウジング内での反射や屈折といった音質への悪影響を排除したという。
ブース担当者によれば、より深い低域再生が特徴だとアピールしてくれた。ブース来訪者の多くはすぐにこのHE 1000 UNVEILEDを手に取るなど、注目度の高さも伺えた。そのほか、静電型ヘッドホンシステムのエントリーモデル「MINI SHANGRI-LA」など、同社製品を多数試聴展示していた。
■コペックジャパン〈Cayinの新DAP「N6iii」世界初出展〉
コペックジャパンは、同社取り扱いCayinブランドの新ポータブルオーディオプレーヤー「N6iii」を世界初出展している。発売時期は年内を見込んでおり、価格は未定となっている。
DACやアナログアンプ回路で構成される「オーディオマザーボード」を交換できる「N6ii」の後継機にあたるモデル。オーディオマザーボード第一弾モデルは「C202」(CS43198 DAC×8)で、続く第2弾、第3弾モデルも開発が進んでいるとのことだ。試聴機が1台のみのため、整理券を配布しての試聴受付となっていたが、筆者がブース取材を行っていた際にも多くの方が整理券を求めてブースに訪れていた。
そのほか、据え置き型真空管アンプ「Soul 170HA」の試聴機も国内初出展されたほか、据え置きシステム「iDAP-8」「iDAC-8」「iHA-8」も参考出展されていた。
■WANGUS.〈LayficTone「WIRED」専用ケーブルが参考出展〉
WAGNUS.のブースでは、LayficTone(レイフィックトーン)のブランド初の有線ヘッドホン「The Industrial-ist WIRED」とコラボレーションした、純正リケーブル「The Remix Cable」シリーズのWANGUS.モデル「The Remix Cable feat. WAGNUS.」を参考出展。あわせてWIREDもセットで用意され、いち早くそのサウンドをチェックすることができる。
PTFE絶縁と高精度純銅の超高純度銀メッキによるSilverと、薄巻きPTFE絶縁と高精度純銅の超高純度銅仕様のMilky Pinkの2種類のワイヤーを採用。サウンド面についてブース担当者は、モニターライクなWIREDサウンドの魅力をしっかりと引き出すと語ってくれた。
WIREDとのバンドルは30セット限定での販売予定で、発売時期は来年2025年の2月頃を見込んでいるとのことだ。そのほか、ブース内では今年8月に発売された同社イヤホンケーブル “Lilyシリーズ” の「ガラス瓶のラムネ」をモチーフとしたモデル「Ramune Soda Lily」や、Noble AudioカスタムIEM製品など、取り扱い製品を多数ラインナップしていた。