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公開日 2012/06/26 21:08
エプソン、プロジェクターによる「光のインスタレーション」イベントを渋谷ヒカリエで開催中
映像に“触れられる”体験
エプソンは、同社の3LCDプロジェクターによる「光のインスタレーション」イベントを、渋谷ヒカリエの8階・Creative Lounge MOVのギャラリー「aiiima(アイーーーマ)」で開催する。期間は6月27日から7月8日(日)まで。
イベントのテーマは、普段はビジネス用や文教用として使われることの多いマルチユースタイプの3LCDプロジェクターについて、これまでにない新しい活用シーンと魅力を提案するというもの。今年4月に新規オープンした渋谷ヒカリエには、ショッピング等の多くの来場者が訪れるほか、ビルの上層階にはIT系を中心に多くの企業がオフィスを構える。イベント会場となるギャラリー「aiiima」のある8階にも、Creative Lounge MOVをはじめ多くのクリエイターたちが足を運ぶスペースが集まっている。エプソンでは渋谷ヒカリエに集まる人々に向けて、「aiiima」の展示スペース「2」と「3」の2室を使って、プロジェクターによる空間演出のスタイルを紹介する。
「aiiima 2」の部屋では、天井から吊された7枚の極薄繊維「スーパーオーガンザ」に、2台の3LCDプロジェクターで映像を投写するインスタレーションが行われている。映像の投写にはエプソンの超単焦点液晶プロジェクターの「EB-435W」が使われている。
「スーパーオーガンザ」は、天地合繊(株)が開発したポリエステル系の繊維素材を編み込んだ超極薄・軽量の生地であり、プロジェクターの映像を映しながら、一定量の光を透過させる特性を備えている。インスタレーションではこの生地の特性を活かして、スクリーンに見立てた複数層の「スーパーオーガンザ」の内側に立って映像を視聴することで、羽衣のように“映像を纏い”、映像の中に浮かびながら見るような体験ができる。展示のタイトルは「fu_fu_fu(布・浮・歩)。
今回の展示をプロデュースしたセイコーエプソン(株)技術開発本部 技術開発推進部の内堀法孝氏は、「視聴者があたかも映像の中に入って、触れながら楽しめるような感覚を提供したかった」とコンセプトを語る。極薄生地のスクリーンは室内のエアコンの風で自然に揺らめくことから、映し出される映像に不思議な効果が生まれる。また繊維に独特な光沢があるため、スクリーンの“中に入る”と、光のきらめきに包まれるような心地よさが味わえる。
「aiiima 3」の部屋では、天井に4枚の「スーパーオーガンザ」を使ったスクリーンを設置し、超単焦点プロジェクターで垂直に映像を投写するインスタレーションが行われている。こちらの展示タイトルは「Another Sky」。
プロジェクターはこちらも「EB-435W」を1台使用。スクリーンとなる生地は、いちばん表側に光の反射性を強めたものを使い、背面側には3層の生地を一定間隔を設けて重ねることで、映像を映したときの立体感や空気感を高めている。投写距離約1.5mで、約100インチのスクリーンサイズとしている。
内堀氏はこの展示のコンセプトについて、「プロジェクターの映像を室内照明器具のように利用できないだろうかという発想から生まれたもの。リクライニングシートに座って、天井に映し出される環境映像の淡い光を楽しむことでヒーリング効果も得られるという、これまでにないプロジェクターの使い方を提案したかった」と説明する。
今回の展示では、女子美術大学 アート・デザイン表現学科、および日本大学 芸術学部映画学科の製作による作品も提供されており、アーティスティックな観点からも見応えある内容となっている。インスタレーション展示は、イベント開催期間中11時から20時まで体験できる。
【エプソン 3LCDプロジェクションによる光のインスタレーション】
・開催日時:2012年6月27日(水)〜7月8日(日) 11時〜20時
・会場:クリエイティブラウンジMOV ショーケース aiiima(アイーーーマ)
http://www.shibuyamov.com/access/index.html
イベントのテーマは、普段はビジネス用や文教用として使われることの多いマルチユースタイプの3LCDプロジェクターについて、これまでにない新しい活用シーンと魅力を提案するというもの。今年4月に新規オープンした渋谷ヒカリエには、ショッピング等の多くの来場者が訪れるほか、ビルの上層階にはIT系を中心に多くの企業がオフィスを構える。イベント会場となるギャラリー「aiiima」のある8階にも、Creative Lounge MOVをはじめ多くのクリエイターたちが足を運ぶスペースが集まっている。エプソンでは渋谷ヒカリエに集まる人々に向けて、「aiiima」の展示スペース「2」と「3」の2室を使って、プロジェクターによる空間演出のスタイルを紹介する。
「aiiima 2」の部屋では、天井から吊された7枚の極薄繊維「スーパーオーガンザ」に、2台の3LCDプロジェクターで映像を投写するインスタレーションが行われている。映像の投写にはエプソンの超単焦点液晶プロジェクターの「EB-435W」が使われている。
「スーパーオーガンザ」は、天地合繊(株)が開発したポリエステル系の繊維素材を編み込んだ超極薄・軽量の生地であり、プロジェクターの映像を映しながら、一定量の光を透過させる特性を備えている。インスタレーションではこの生地の特性を活かして、スクリーンに見立てた複数層の「スーパーオーガンザ」の内側に立って映像を視聴することで、羽衣のように“映像を纏い”、映像の中に浮かびながら見るような体験ができる。展示のタイトルは「fu_fu_fu(布・浮・歩)。
今回の展示をプロデュースしたセイコーエプソン(株)技術開発本部 技術開発推進部の内堀法孝氏は、「視聴者があたかも映像の中に入って、触れながら楽しめるような感覚を提供したかった」とコンセプトを語る。極薄生地のスクリーンは室内のエアコンの風で自然に揺らめくことから、映し出される映像に不思議な効果が生まれる。また繊維に独特な光沢があるため、スクリーンの“中に入る”と、光のきらめきに包まれるような心地よさが味わえる。
「aiiima 3」の部屋では、天井に4枚の「スーパーオーガンザ」を使ったスクリーンを設置し、超単焦点プロジェクターで垂直に映像を投写するインスタレーションが行われている。こちらの展示タイトルは「Another Sky」。
プロジェクターはこちらも「EB-435W」を1台使用。スクリーンとなる生地は、いちばん表側に光の反射性を強めたものを使い、背面側には3層の生地を一定間隔を設けて重ねることで、映像を映したときの立体感や空気感を高めている。投写距離約1.5mで、約100インチのスクリーンサイズとしている。
内堀氏はこの展示のコンセプトについて、「プロジェクターの映像を室内照明器具のように利用できないだろうかという発想から生まれたもの。リクライニングシートに座って、天井に映し出される環境映像の淡い光を楽しむことでヒーリング効果も得られるという、これまでにないプロジェクターの使い方を提案したかった」と説明する。
今回の展示では、女子美術大学 アート・デザイン表現学科、および日本大学 芸術学部映画学科の製作による作品も提供されており、アーティスティックな観点からも見応えある内容となっている。インスタレーション展示は、イベント開催期間中11時から20時まで体験できる。
【エプソン 3LCDプロジェクションによる光のインスタレーション】
・開催日時:2012年6月27日(水)〜7月8日(日) 11時〜20時
・会場:クリエイティブラウンジMOV ショーケース aiiima(アイーーーマ)
http://www.shibuyamov.com/access/index.html