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公開日 2023/03/03 19:41
イトーキ、オフィスチェアの技術を注いだ約15万円のゲーミングチェア「Act Gaming」
プロゲーマー向け新ブランドも設立
オフィス家具や学習机を中心に手がけるイトーキは、プロゲーマーなどエクストリームプレーヤー向けのゲーミングブランド「Daidara(ダイダラ)」を設立。第1弾製品として、ゲーミングチェア「Act Gaming(アクトゲーミング)」を本日2023年3月3日に発売する。価格は149,900円(税込)。
同社直販サイトやAmazonなどECサイトで取り扱うほか、実店舗としてヤマダデンキで先行販売する。東京タワーフットタウン内にあるeスポーツ施設「RED° TOKYO TOWER」でも展示を行う。
Act Gamingは、2018年に発売したオフィスチェア「Actチェア」をベースに、デザインや構造をエクストリームプレーヤーの使用に最適化したモデル。昨年開催されたイベント「東京ゲームショウ2022」に出展したコンセプトモデルを正式発売するかたちだ。
アンカー型の支柱1本のみとすることで肩の動きを柔軟に受け止め、見た目にもスッキリとした印象を与える「サイドフレームレスデザイン」を筆頭に、先端を内側に丸めて太ももの圧迫を軽減できるスライド式シート、柔らかい素材と適度にたわむ構造で座部の体圧を分散する「ペンディングシート」、レバーを引くだけで上下左右に自在に動かせる4Dアームレストなど、Actチェアの技術を数多く継承する。
同時に、オフィスと異なり靴を履かない環境での使用が想定されることから、座面の高さを低めに設定。Actチェアでは別売りオプションだったヘッドレストも標準搭載するなど、ゲーミング環境に合わせた変更を加えている。
東京ゲームショウ2022のコンセプトモデルから変更した点として、座面の張地をレザーからファブリック素材に変更。通気性を高め、ポリジン(株)の加工技術「ViralOff(バイラルオフ)」により抗ウイルス/抗菌/防臭加工も施している。
本日行われた製品発表会では、イトーキ代表取締役社長の湊宏司氏が「椅子というのは実はテクノロジーのかたまり。人間との接地面が大きく、人間工学の粋が集まっている」とこだわりを語り、Act Gamingには同社が長年オフィス家具で培った技術を存分に活用しているとアピールした。
同時に発表したDaidaraレーベルについても、本製品のように同社ならではのノウハウを活かした製品を、プロゲーマーやプロを目指すユーザーに届けるブランドとして、カジュアルなゲーミング家具とは独立して展開していくと説明した。
なお、ブランド名は日本各地の伝承に登場する巨人「ダイダラボッチ」から名付けたもので、土地を整えることで人々を助けたという巨人の献身性と強さを込めているとのこと。
エピソードのひとつに「富士山を作るため近江の土を掘り、その掘った跡地が琵琶湖となった」というものがあり、製造拠点がある滋賀県近江八幡市と関わることもきっかけになったそうだ。
発表会には実際にAct Gamingを使用したeスポーツ選手2名もゲストとして登壇。VARREL スプラトゥーン部門に所属するらきょるンさんは「調整幅の広い肘置きなどのおかげで、これまでのチェアよりも自然な姿勢でスプラトゥーンのジャイロ操作ができるようになった。座面が柔らかいのもお気に入りで、お尻が痛くならない」と好印象を抱いた様子。
TEQWING スマブラ部門に所属するよっシィさんは「いつも背もたれに寄りかかってプレイするが、姿勢に追従してくれるので楽にプレイできる。展示施設でぜひ実際に座ってみてほしい」と感想を述べた。
同社直販サイトやAmazonなどECサイトで取り扱うほか、実店舗としてヤマダデンキで先行販売する。東京タワーフットタウン内にあるeスポーツ施設「RED° TOKYO TOWER」でも展示を行う。
Act Gamingは、2018年に発売したオフィスチェア「Actチェア」をベースに、デザインや構造をエクストリームプレーヤーの使用に最適化したモデル。昨年開催されたイベント「東京ゲームショウ2022」に出展したコンセプトモデルを正式発売するかたちだ。
アンカー型の支柱1本のみとすることで肩の動きを柔軟に受け止め、見た目にもスッキリとした印象を与える「サイドフレームレスデザイン」を筆頭に、先端を内側に丸めて太ももの圧迫を軽減できるスライド式シート、柔らかい素材と適度にたわむ構造で座部の体圧を分散する「ペンディングシート」、レバーを引くだけで上下左右に自在に動かせる4Dアームレストなど、Actチェアの技術を数多く継承する。
同時に、オフィスと異なり靴を履かない環境での使用が想定されることから、座面の高さを低めに設定。Actチェアでは別売りオプションだったヘッドレストも標準搭載するなど、ゲーミング環境に合わせた変更を加えている。
東京ゲームショウ2022のコンセプトモデルから変更した点として、座面の張地をレザーからファブリック素材に変更。通気性を高め、ポリジン(株)の加工技術「ViralOff(バイラルオフ)」により抗ウイルス/抗菌/防臭加工も施している。
本日行われた製品発表会では、イトーキ代表取締役社長の湊宏司氏が「椅子というのは実はテクノロジーのかたまり。人間との接地面が大きく、人間工学の粋が集まっている」とこだわりを語り、Act Gamingには同社が長年オフィス家具で培った技術を存分に活用しているとアピールした。
同時に発表したDaidaraレーベルについても、本製品のように同社ならではのノウハウを活かした製品を、プロゲーマーやプロを目指すユーザーに届けるブランドとして、カジュアルなゲーミング家具とは独立して展開していくと説明した。
なお、ブランド名は日本各地の伝承に登場する巨人「ダイダラボッチ」から名付けたもので、土地を整えることで人々を助けたという巨人の献身性と強さを込めているとのこと。
エピソードのひとつに「富士山を作るため近江の土を掘り、その掘った跡地が琵琶湖となった」というものがあり、製造拠点がある滋賀県近江八幡市と関わることもきっかけになったそうだ。
発表会には実際にAct Gamingを使用したeスポーツ選手2名もゲストとして登壇。VARREL スプラトゥーン部門に所属するらきょるンさんは「調整幅の広い肘置きなどのおかげで、これまでのチェアよりも自然な姿勢でスプラトゥーンのジャイロ操作ができるようになった。座面が柔らかいのもお気に入りで、お尻が痛くならない」と好印象を抱いた様子。
TEQWING スマブラ部門に所属するよっシィさんは「いつも背もたれに寄りかかってプレイするが、姿勢に追従してくれるので楽にプレイできる。展示施設でぜひ実際に座ってみてほしい」と感想を述べた。