• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/05/30 18:30

モトローラ、2万円台からのSIMフリースマホ「moto g7」シリーズ。約3日間もつロングバッテリーモデルなど

5G展開も予定
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォンの新製品「moto g7」「moto g7 plus」「moto g7 power」を、6月7日より販売する。価格はオープンだが、ストア販売価格はmoto g7が30,800円(税抜)、Moto g7 plusが38,800円(税抜)、Moto g7 powerが25,800円(税抜)を予定する。

「moto g7 plus」(ビバレッド)

同社が展開する「moto g」シリーズの第7世代モデル。処理スピード、画面サイズ、カメラ機能、バッテリー駆動時間などのスペック、そして価格の異なる3モデルを揃えることで、ユーザーが環境に応じて機種を選べるとしている。またmoto g7、moto g7 plusはドコモ、ソフトバンク、KDDIすべての通信キャリアで利用可能。moto g7 powerはドコモおよびソフトバンクに対応となる。

「moto g7」(クリアホワイト)

moto g7は、シリーズ最大の画面サイズとなる6.2インチ、アスペクト比19:9の「フルHD+ Max Visionディスプレイ」を搭載したモデル。カラーはセラミックブラック、クリアホワイトの2色を展開する。

メインカメラには1200万画素(f1.8、1.25μm)+500万画素デュアルカメラを採用。さらに4倍ハイレゾ・ズームを搭載することで、ズーム撮影においても、細部まですっきり、がたつきなく見えるよう自動補正するとしている。フロントカメラは800万画素(f2.2、1.12μm)で、スクリーンフラッシュで光量を補うなどセルフィー撮影にも強いとアピールする。

デュアルカメラを搭載

Qualcomm Snapdragon 632 1.8GHzオクタコアプロセッサを搭載し、「moto g6」に対して約50%パフォーマンスを向上。15Wターボパワーチャージャーで、15分の充電で最長9時間の動作を可能とする。メモリーは4GB、内部ストレージは64GBで、外部メディアは最大512GBのmicroSDに対応。

インターフェースにはUSB-C、イヤホンマイクジャック、microSDスロットを装備。また4G+3GデュアルSIMデュアルスタンバイで、1台のスマートフォンで2つの電話番号が利用できる。外形寸法は約75.3W×157H×7.92Dmm、質量は約174g。

moto g7 plusは新シリーズの最上位モデルに位置づけられ、筐体はコーニングゴリラガラス仕上げで、ビバレッドとディープインディゴの2色が用意される。

「moto g7 plus」(ビバレッド/左、ディープインディゴ/右)

イヤホンジャックを備える

こちらもアスペクト比19:9の6.2インチフルHD+ Max Visionディスプレイを搭載。さらに、ドルビーオーディオに対応することで、エンターテインメントコンテンツをより楽しめる仕様とした。

ドルビーオーディオによる臨場感あるサウンドを実現

カメラ性能も向上させており、メインのデュアルカメラは1600万画素(f1.7、1.2μm)+500万画素と解像度を高めるとともに、光学式手振れ補正(OIS)を搭載。特に低光量撮影時において、ディテールまでクリアに明るく写し出せるとしている。またフロントカメラは1200万画素(f2.0、1.25μm)で、背景に自然なぼかし効果を入れるなどセルフィーを高いレベルで撮影できるとのこと。

「ポートレート」や「タイムラプス」など多彩な撮影モードを備える

そしてQualcomm Snapdragon 636 1.8GHzオクタコアプロセッサー搭載による処理能力で、moto gシリーズ史上最速を実現することも特徴だ。ターボパワーチャージャーは27Wとなっており、15分で最長12時間駆動の充電が可能。

インターフェースはUSB-C、イヤホンマイクジャック、microSDスロット、SIMは4G+3GデュアルSIMデュアルスタンバイ。メモリーは4GBで内部ストレージは64GB。外部メディアは最大512GBのmicroSDに対応する。外形寸法は外形寸法は約75.3W×157H×8.27Dmm、質量は約172g。

moto g7 powerはバッテリー性能の高さを謳うモデル。5,000mAh大容量バッテリーの搭載により、約3日間のロングバッテリーを実現したことが特徴となる。充電も15Wターボパワーチャージャーにより、15分で約8時間分を充電可能。カラーはセラミックブラックのみ。

「moto g7 power」

画面は6.2インチのHD+ Max Visionディスプレイで、1200万画素(f2.0、1.25μm)のメインカメラと800万画素(f2.2、1.12μm)のサブカメラを搭載。ハイレゾズームにも対応し、SNSに最適で鮮やかな色調を提供すると同社は説明している。

「moto g7 power」はセラミックブラックの1色展開

プロセッサーにはQualcomm Snapdragon 632 1.8GHzオクタコアCPUを搭載。メモリーは4GBで内部ストレージは64GB。外部メディアは最大512GBのmicroSDに対応。インターフェースはUSB-C、イヤホンマイクジャック、microSDスロットを備え、SIMは4G+3GデュアルSIMデュアルスタンバイ。外形寸法は約75.3W×159.4H×9.3Dmm、質量は約193g。

モトローラは本日5月30日、「moto g7」シリーズの発表会を実施。同社代表取締役社長のダニー・アダモポロウス氏が登壇し、同社の展開について説明を行った。

ダニー・アダモポロウス氏

「モバイルビジネスグループでは一時期、赤字を出していたが、2018年に大規模な事業の見直しを図り、利益は回復基調にある」と語るダニー氏は、日本展開を“中核”であるとし、日本市場ではモトローラが3四半期連続で黒字推移し、SIMフリー市場で2%のシェアを獲得、そして年度比で端末起動30%数増であることなど、その重要性を説いた。

日本市場での展開が好調であることを説明

今年度の展開については、大型量販店や郊外店、オンラインストアでの販売促進や、MVNOとSIMフリースマホのバンドル強化、パートナーと連携強化などを行うとともに、18,000円から40,000円のミドルレンジの価格帯にフォーカスし、「moto E」「moto g」シリーズで“価値”を提供していくと述べた。

またファーウェイを取り巻く現状について問われると、「何が我々にとって有益なこととなるのかは常に考えている。我々が取って代わるチャンスがあるならば目を光らせていきたい」とコメント。

5Gへの対応については、「モトローラとして誇りを持って話せるのは、我々の歴史はイノベーションとともにあることだ。米国ではすでに5G製品をリリースしており、他のベンダーがキャッチアップする頃には、我々は5Gの第二、第三、第四世代機を出しているだろう。日本での展開について、いつ、どのくらいの製品数を提供していくかは秘密としたい」と語られた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX