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公開日 2020/06/04 14:49
バッファロー、「Wi-Fi 6」対応ルーターを拡充。1万円弱から3万円弱の3機種を順次発売
オンライン発表会を開催
メルコホールディングスは、バッファローの「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax、以下11ax)」対応Wi-Fiルーター3モデルを発売する。価格はオープン、以下すべて税抜の予想実売価格。
・ハイパフォーマンスモデル「WXR-5700AX7S」 28,000円前後(8月下旬発売)
・プレミアムモデル「WSR-5400AX6シリーズ」16,500円前後(7月上旬発売)
・エントリーモデル「WSR-1800AX4シリーズ」9,000円前後(7月上旬発売)
いずれも第6世代のWi-Fi規格規格「Wi-Fi 6(11ax)」に対応するルーター。Wi-Fi 6では通信速度の向上、帯域を分割し複数端末の同時通信を可能にする高速化・低遅延技術「OFDMA」や、空間を多重化し複数端末と同時通信することで高速化する「MUMIMO」など、複数台の機器を同時かつ安定的に利用できる技術が利用できる。既発売の「WXR-5950AX12」をフラグシップとし、今回はその下位モデルが拡充される格好だ。
WXR-5700AX7Sは、動画やゲームに強い10GbEポートを搭載したハイパフォーマンスモデルとして位置づけられる。新電波法に準拠し、5GHz帯でさらに高速な通信が可能となり、5GHzのWi-Fi仕様は理論値で最大4803Mbpsと、Wi-Fi 5(11ac)の約2.7倍の高速化を実現する。5GHz帯では、従来の80MHzチャネルから160MHzチャネルに拡大。ワイドバンド化によりトップスピードが向上することになる。
また、2.4GHzは3ストリーム最大860Mbps(理論値)となる。有線LANは最大10GbpsのINTERNETポート×1、最大1GbpsのLANポート×4を搭載。10Gbps回線を無駄にしないWAN 10Gbps対応ポートにより、ストリーミングやネットゲームなど大容量ネットサービスが快適に楽しめるとしている。
設計においては、熱源の分離にこだわった部品配置、高排気効率で異物が入りにくい二重構造を採用しながら、筐体の小型化も実現。加えて、特定方向に電源を強化できる独自の「3軸回転外付けダイポールアンテナ」で、80MHz/160MHzそれぞれのパフォーマンスを同時に最大化。3軸回転機構で、前後や前後左右、上下など特定方向の端末へ強力に電波を届けることが可能となっている。
ほか、Wi-Fi 6の新機能「TWT(Target Wake Time)に対応により、スマートフォンの待ち受け時間を制御してバッテリーを節約できるとしている。
WSR-5400AX6は、5GHzで4ストリーム最大4803Mbps、2.4GHzが2ストリーム最大573Mbps(ともに理論値)のWi-Fi仕様を備えたプレミアムモデルとして、パソコンやスマホを最大限に活用できるとアピールしている。
有線LAN仕様は最大1GbpsのINTERNETポートを1つ、最大1GbpsのLANポートを4つ搭載。WXR-5700AX7Sと同様、ワイドバンド5GHz 160MHz対応を実現する。インテリアを参考に設計されたというデザインを採用し、カラーはシャンパンゴールドとマットブラックの2色展開となる。
WSR-1800AX4は、今回発表されたWi-Fi 6対応ルーターのなかでエントリーモデルとして位置づけられる。Wi-Fi仕様は5GHzが2ストリーム最大1,201Mbps、2.4GHzが2ストリーム最大573Mbps(ともに理論値)。有線LANはINTERNETポートが最大1Gbps×1、LANポートに最大1Gbps×4を備えている。
アンテナ内蔵のスッキリとしたデザインで、カラーバリエーションはホワイトとブラックをラインナップする。
また本日6月4日、同社はオンライン発表会を実施。バッファロー 取締役 事業本部コンシューママーケティング部 部長 石丸 正弥氏がバッファロー無線LANのビジョンを語った。
「AirStation製品は発売20周年を迎え、累計販売台数5,000万台を突破できた。これは、それだけ多くのお客様から学ばせていただいたということだと捉えている。バッファローでは実際に使用する環境を想定したモデルハウスを自社テスト環境に用意し、性能の最大化を目指してチューニングを繰り返している。利用範囲が拡大し、接続端末も増加・多様化している。昨今はテレワークでのビデオ会議や、高品質な動画配信など、負荷の大きな通信が当たり前。Wi-Fiは電気・水道・ガスに並ぶインフラと考えている。つながりやすく、安定的で、使いやすいルーターを提供していきたい」(石丸氏)。
また公開されたデモンストレーション映像では、Wi-Fi 5対応ルーターと今回発表されたWi-Fi 6対応モデルの通信速度を比較。Wi-Fi 5対応フラグシップルーターとWXR-5700AX7Sとの比較では、Wi-Fi 5対応ルーターが最大937Mbpsのところ、WXR-5700AX7Sは最大3175Mbpsと、約3.3倍の数値を記録していた。
・ハイパフォーマンスモデル「WXR-5700AX7S」 28,000円前後(8月下旬発売)
・プレミアムモデル「WSR-5400AX6シリーズ」16,500円前後(7月上旬発売)
・エントリーモデル「WSR-1800AX4シリーズ」9,000円前後(7月上旬発売)
いずれも第6世代のWi-Fi規格規格「Wi-Fi 6(11ax)」に対応するルーター。Wi-Fi 6では通信速度の向上、帯域を分割し複数端末の同時通信を可能にする高速化・低遅延技術「OFDMA」や、空間を多重化し複数端末と同時通信することで高速化する「MUMIMO」など、複数台の機器を同時かつ安定的に利用できる技術が利用できる。既発売の「WXR-5950AX12」をフラグシップとし、今回はその下位モデルが拡充される格好だ。
WXR-5700AX7Sは、動画やゲームに強い10GbEポートを搭載したハイパフォーマンスモデルとして位置づけられる。新電波法に準拠し、5GHz帯でさらに高速な通信が可能となり、5GHzのWi-Fi仕様は理論値で最大4803Mbpsと、Wi-Fi 5(11ac)の約2.7倍の高速化を実現する。5GHz帯では、従来の80MHzチャネルから160MHzチャネルに拡大。ワイドバンド化によりトップスピードが向上することになる。
また、2.4GHzは3ストリーム最大860Mbps(理論値)となる。有線LANは最大10GbpsのINTERNETポート×1、最大1GbpsのLANポート×4を搭載。10Gbps回線を無駄にしないWAN 10Gbps対応ポートにより、ストリーミングやネットゲームなど大容量ネットサービスが快適に楽しめるとしている。
設計においては、熱源の分離にこだわった部品配置、高排気効率で異物が入りにくい二重構造を採用しながら、筐体の小型化も実現。加えて、特定方向に電源を強化できる独自の「3軸回転外付けダイポールアンテナ」で、80MHz/160MHzそれぞれのパフォーマンスを同時に最大化。3軸回転機構で、前後や前後左右、上下など特定方向の端末へ強力に電波を届けることが可能となっている。
ほか、Wi-Fi 6の新機能「TWT(Target Wake Time)に対応により、スマートフォンの待ち受け時間を制御してバッテリーを節約できるとしている。
WSR-5400AX6は、5GHzで4ストリーム最大4803Mbps、2.4GHzが2ストリーム最大573Mbps(ともに理論値)のWi-Fi仕様を備えたプレミアムモデルとして、パソコンやスマホを最大限に活用できるとアピールしている。
有線LAN仕様は最大1GbpsのINTERNETポートを1つ、最大1GbpsのLANポートを4つ搭載。WXR-5700AX7Sと同様、ワイドバンド5GHz 160MHz対応を実現する。インテリアを参考に設計されたというデザインを採用し、カラーはシャンパンゴールドとマットブラックの2色展開となる。
WSR-1800AX4は、今回発表されたWi-Fi 6対応ルーターのなかでエントリーモデルとして位置づけられる。Wi-Fi仕様は5GHzが2ストリーム最大1,201Mbps、2.4GHzが2ストリーム最大573Mbps(ともに理論値)。有線LANはINTERNETポートが最大1Gbps×1、LANポートに最大1Gbps×4を備えている。
アンテナ内蔵のスッキリとしたデザインで、カラーバリエーションはホワイトとブラックをラインナップする。
また本日6月4日、同社はオンライン発表会を実施。バッファロー 取締役 事業本部コンシューママーケティング部 部長 石丸 正弥氏がバッファロー無線LANのビジョンを語った。
「AirStation製品は発売20周年を迎え、累計販売台数5,000万台を突破できた。これは、それだけ多くのお客様から学ばせていただいたということだと捉えている。バッファローでは実際に使用する環境を想定したモデルハウスを自社テスト環境に用意し、性能の最大化を目指してチューニングを繰り返している。利用範囲が拡大し、接続端末も増加・多様化している。昨今はテレワークでのビデオ会議や、高品質な動画配信など、負荷の大きな通信が当たり前。Wi-Fiは電気・水道・ガスに並ぶインフラと考えている。つながりやすく、安定的で、使いやすいルーターを提供していきたい」(石丸氏)。
また公開されたデモンストレーション映像では、Wi-Fi 5対応ルーターと今回発表されたWi-Fi 6対応モデルの通信速度を比較。Wi-Fi 5対応フラグシップルーターとWXR-5700AX7Sとの比較では、Wi-Fi 5対応ルーターが最大937Mbpsのところ、WXR-5700AX7Sは最大3175Mbpsと、約3.3倍の数値を記録していた。