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公開日 2020/12/23 16:43
KDDI、H.266|VVC対応のリアルタイムコーデックを用いた4Kライブ伝送の実証実験に成功
モバイル回線でも安定伝送
KDDI総合研究所は、最新の映像符号化方式H.266|VVC対応のリアルタイムコーデックを用いた4Kライブ伝送の実証実験に、世界で初めて成功したと発表した。
実験ではブロードバンド回線が一般的な4Kライブ中継において、モバイル回線での実現性を確認。受信会場の設置が容易になることで、今後は全国のドームシアター向けに、イベントの高精細映像を一斉配信したり、スマートフォンやタブレット向けのサービスとして展開したりできるようになるとしている。
実験の概要としては、12月22日に原宿のスタジオで無観客の音楽ライブを実施。会場に設置した4K VRカメラの映像をH.266|VVC対応の4Kリアルタイムエンコーダーで圧縮し、モバイル回線経由で汐留のドームシアターにライブ伝送した。
このエンコーダーでは、従来方式のH.265|HEVCと比較して映像の画質を維持したままデータ量を約半分に削減できるとのこと。これにより、モバイル回線でも安定的に高精細映像が伝送できたという。
実験ではブロードバンド回線が一般的な4Kライブ中継において、モバイル回線での実現性を確認。受信会場の設置が容易になることで、今後は全国のドームシアター向けに、イベントの高精細映像を一斉配信したり、スマートフォンやタブレット向けのサービスとして展開したりできるようになるとしている。
実験の概要としては、12月22日に原宿のスタジオで無観客の音楽ライブを実施。会場に設置した4K VRカメラの映像をH.266|VVC対応の4Kリアルタイムエンコーダーで圧縮し、モバイル回線経由で汐留のドームシアターにライブ伝送した。
このエンコーダーでは、従来方式のH.265|HEVCと比較して映像の画質を維持したままデータ量を約半分に削減できるとのこと。これにより、モバイル回線でも安定的に高精細映像が伝送できたという。