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公開日 2022/07/26 18:22
Anker、新たな独自の充電技術を搭載した「GaNPrime シリーズ」を発表。USB充電器やモバイルバッテリーなど8/29より順次発売
今冬にはGaN搭載のポータブル電源も発売予定
Ankerは、新たな独自の充電技術を搭載した「GaNPrime シリーズ」を発表。その第1弾製品として、USB急速充電器や電源タップ、モバイルバッテリーなど各モデルを順次発売する。ラインナップの詳細と価格は以下の通り(表記いずれも税込)。
■USB急速充電器
※8月29日発売予定
・「735 Charger(GaNPrime 65W)」7,990円
・「737 Charger(GaNPrime 120W)」12,990円
※9月中旬発売予定
・「747 Charger(GaNPrime 150W)」14,990円
・「717 Charger(140W)」9,990円
■USB急速充電器&モバイルバッテリー(8月29日発売予定)
・「733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)」14,990円
■電源タップ(8月29日発売予定)
・6-in-1「727 Charging Station(GaNPrime 100W)」12,990円
・5-in-1「615 USB Power Strip(GaNPrime 65W)」6,990円
■モバイルバッテリー(9月中旬発売予定)
・「737 Power Bank(PoweCore 24000)」19,990円
新たな独自の充電技術「GaNPrime」は、「電源ICの分離配置」と、「PCBA 3Dスタッキング」の2つを組み合わせることで、100W以上にも対応する超高出力とさらなる小型化を実現するというもの。
従来の一体型の電源ICではなく、分離配置が可能な制御ICとGaNトランジスタを採用。GaNのリーディングカンパニー5社とパートナーシップを締結し、各社最先端の電源ICを組み合わせることで、熱源を分散させるだけでなく、より効率的な立体配置が可能になったと説明する。なお、これら仕様は100W出力以上のUSB充電器に採用している。
加えて、電源ICの分離配置によって生まれた空間を活用し、プリント基板および電子部品の配置を工夫する「PCBA 3Dスタッキング」を採用。これにより、充電器内部のスペースを無駄なく活用し、回路構造を最適化したとアピールする。
接続された機器を即座に認識し、その機器に適した最大速度で充電可能な独自技術「PowerIQ」では、充電器の高出力化や、周辺機器の多様化に合わせて「PowerIQ 4.0」へと進化。これにより、100W以上の高出力に対応するとしている。
また、PowerIQ 4.0の新機能として、接続機器がその時に必要な電力に合わせて供給電力を調整する「 Dynamic Power Distribution」を搭載。接続された各USB-Cポートで必要な電力を電源ICが毎秒ごとに感知し、電力を最適かつ流動的に配分し続けることで、機器の充電をより効率化するという。
さらに、継続的な温度管理機能と出力制御によって、接続端末を保護する「ActiveShield」が「ActiveShield 2.0」へと進化。温度上昇の監視回数が従来の2倍に増加。充電器本体が規定の温度に達した場合は、電流/電圧の負荷度合いを調節することで、過度な温度上昇を未然に防ぐとしている。
GaNPrimeシリーズでは、上述の本技術を搭載した各製品をラインナップ。USB充電器「735 Charger(GaNPrime 65W)」は、USB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポート搭載の65Wのモデル。最大出力は単ポート、および合計で65Wに対応。一般的な67W充電器と比較して、約55%の小型化を実現している。外形寸法は約66×38×29mm、質量は約132g。
「737 Charger(GaNPrime 120W)」は、同じくUSB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポート搭載の120Wモデル。最大出力は単ポートで100W、合計で120Wに対応。一般的な96W以上の充電器と比べて、約40%の小型化を実現している。外形寸法は約80×43×32mm、質量は約187g。
「747 Charger(GaNPrime 150W)」は、USB-A×1ポート、USB-C×3ポートの計4ポート搭載の150Wモデル。最大出力は単ポートで100W、合計で150Wまで対応。一般的な140Wの充電器と比較すると、約40%の小型化を実現している。外形寸法は約68×61×31mm、質量は約232g。
「717 Charger(140W)」は、最新USB規格「USB Power Delivery 3.1」に対応し、単ポート(USB-C)搭載で最大140W出力を実現するモデル。一般的な140Wの充電器と比較して約40%の小型化を実現している。外形寸法は約68×59×31mm、質量は約235g。
モバイルバッテリー「737 Power Bank(PoweCore 24000)」は、USB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポートを搭載し、単ポートの最大出力140Wに対応するモデル。24,000mAhの超大容量バッテリー内蔵によって、MacBook Airなどにも1回以上の充電が可能。また、本体には充電の進捗をモニタリング可能なディスプレイも備える。外形寸法は約156×55×49mm、質量は約632g。
また、モバイルバッテリー機能を搭載したUSB急速充電器「733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)」も登場。USB-A×1ポート、USB-C×2ポートを備え充電器として使用できるほか、10,000mAhの大容量バッテリーも搭載。最大出力はAC充電利用時で65W、バッテリー利用時で30Wまで対応する。外形寸法は約111×63×31mm、質量は約320g。
電源タップは全2種を展開。「727 Charging Station(GaNPrime 100W)」は、最大6台の機器に同時充電が可能な6-in-1電源タップ。USB-C×2ポート、USB-A×2ポートを搭載し、単ポートおよび合計ともに最大出力は100Wに対応。AC差込口は2ポート備え、iPhone 13Proと同等の小型化を実現している。外形寸法は約161×79×18mm、質量は約400g。
「615 USB Power Strip(GaNPrime 65W)」は、最大5台の機器に同時充電が可能な5-in-1電源タップ。USB-A×1ポート、USB-C×2ポートを備え、単ポートおよび合計ともに最大出力は65Wに対応。AC差込口は2ポート備える。また、ケーブルは製品本体に収納が可能で、旅行などの持ち運びにも適している。外形寸法は約119×59×47mm、質量は約300g。
そのほか、世界初のGaN搭載のポータブル電源「Anker767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」を、2022年冬頃発売を予定している。販売価格は未定。
一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命を実現する、2,047Whの大容量バッテリーを搭載。ほか、計13基の出力ポートも備え、複数の家電に充電・給電が可能となる。
■USB急速充電器
※8月29日発売予定
・「735 Charger(GaNPrime 65W)」7,990円
・「737 Charger(GaNPrime 120W)」12,990円
※9月中旬発売予定
・「747 Charger(GaNPrime 150W)」14,990円
・「717 Charger(140W)」9,990円
■USB急速充電器&モバイルバッテリー(8月29日発売予定)
・「733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)」14,990円
■電源タップ(8月29日発売予定)
・6-in-1「727 Charging Station(GaNPrime 100W)」12,990円
・5-in-1「615 USB Power Strip(GaNPrime 65W)」6,990円
■モバイルバッテリー(9月中旬発売予定)
・「737 Power Bank(PoweCore 24000)」19,990円
新たな独自の充電技術「GaNPrime」は、「電源ICの分離配置」と、「PCBA 3Dスタッキング」の2つを組み合わせることで、100W以上にも対応する超高出力とさらなる小型化を実現するというもの。
従来の一体型の電源ICではなく、分離配置が可能な制御ICとGaNトランジスタを採用。GaNのリーディングカンパニー5社とパートナーシップを締結し、各社最先端の電源ICを組み合わせることで、熱源を分散させるだけでなく、より効率的な立体配置が可能になったと説明する。なお、これら仕様は100W出力以上のUSB充電器に採用している。
加えて、電源ICの分離配置によって生まれた空間を活用し、プリント基板および電子部品の配置を工夫する「PCBA 3Dスタッキング」を採用。これにより、充電器内部のスペースを無駄なく活用し、回路構造を最適化したとアピールする。
接続された機器を即座に認識し、その機器に適した最大速度で充電可能な独自技術「PowerIQ」では、充電器の高出力化や、周辺機器の多様化に合わせて「PowerIQ 4.0」へと進化。これにより、100W以上の高出力に対応するとしている。
また、PowerIQ 4.0の新機能として、接続機器がその時に必要な電力に合わせて供給電力を調整する「 Dynamic Power Distribution」を搭載。接続された各USB-Cポートで必要な電力を電源ICが毎秒ごとに感知し、電力を最適かつ流動的に配分し続けることで、機器の充電をより効率化するという。
さらに、継続的な温度管理機能と出力制御によって、接続端末を保護する「ActiveShield」が「ActiveShield 2.0」へと進化。温度上昇の監視回数が従来の2倍に増加。充電器本体が規定の温度に達した場合は、電流/電圧の負荷度合いを調節することで、過度な温度上昇を未然に防ぐとしている。
GaNPrimeシリーズでは、上述の本技術を搭載した各製品をラインナップ。USB充電器「735 Charger(GaNPrime 65W)」は、USB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポート搭載の65Wのモデル。最大出力は単ポート、および合計で65Wに対応。一般的な67W充電器と比較して、約55%の小型化を実現している。外形寸法は約66×38×29mm、質量は約132g。
「737 Charger(GaNPrime 120W)」は、同じくUSB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポート搭載の120Wモデル。最大出力は単ポートで100W、合計で120Wに対応。一般的な96W以上の充電器と比べて、約40%の小型化を実現している。外形寸法は約80×43×32mm、質量は約187g。
「747 Charger(GaNPrime 150W)」は、USB-A×1ポート、USB-C×3ポートの計4ポート搭載の150Wモデル。最大出力は単ポートで100W、合計で150Wまで対応。一般的な140Wの充電器と比較すると、約40%の小型化を実現している。外形寸法は約68×61×31mm、質量は約232g。
「717 Charger(140W)」は、最新USB規格「USB Power Delivery 3.1」に対応し、単ポート(USB-C)搭載で最大140W出力を実現するモデル。一般的な140Wの充電器と比較して約40%の小型化を実現している。外形寸法は約68×59×31mm、質量は約235g。
モバイルバッテリー「737 Power Bank(PoweCore 24000)」は、USB-A×1ポート、USB-C×2ポートの計3ポートを搭載し、単ポートの最大出力140Wに対応するモデル。24,000mAhの超大容量バッテリー内蔵によって、MacBook Airなどにも1回以上の充電が可能。また、本体には充電の進捗をモニタリング可能なディスプレイも備える。外形寸法は約156×55×49mm、質量は約632g。
また、モバイルバッテリー機能を搭載したUSB急速充電器「733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)」も登場。USB-A×1ポート、USB-C×2ポートを備え充電器として使用できるほか、10,000mAhの大容量バッテリーも搭載。最大出力はAC充電利用時で65W、バッテリー利用時で30Wまで対応する。外形寸法は約111×63×31mm、質量は約320g。
電源タップは全2種を展開。「727 Charging Station(GaNPrime 100W)」は、最大6台の機器に同時充電が可能な6-in-1電源タップ。USB-C×2ポート、USB-A×2ポートを搭載し、単ポートおよび合計ともに最大出力は100Wに対応。AC差込口は2ポート備え、iPhone 13Proと同等の小型化を実現している。外形寸法は約161×79×18mm、質量は約400g。
「615 USB Power Strip(GaNPrime 65W)」は、最大5台の機器に同時充電が可能な5-in-1電源タップ。USB-A×1ポート、USB-C×2ポートを備え、単ポートおよび合計ともに最大出力は65Wに対応。AC差込口は2ポート備える。また、ケーブルは製品本体に収納が可能で、旅行などの持ち運びにも適している。外形寸法は約119×59×47mm、質量は約300g。
そのほか、世界初のGaN搭載のポータブル電源「Anker767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」を、2022年冬頃発売を予定している。販売価格は未定。
一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命を実現する、2,047Whの大容量バッテリーを搭載。ほか、計13基の出力ポートも備え、複数の家電に充電・給電が可能となる。