• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/08/08 11:00

【レビュー】テレビを手軽に高音質化!ソニーとヤマハの注目サウンドバー/HTシステムを徹底比較

安蔵靖志のAV調査隊【第3回】
安蔵靖志
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
「安蔵靖志のAV調査隊」は、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏が、毎回体当たりで最新のAVトレンドを「調査」していく企画。第3回目は、今注目のサウンドバー/ホームシアター3モデルを徹底分析。手軽に臨場感あるサウンドが得られるのはどのモデルなのかを検証した。

■テレビ周りのサウンド製品の主役となった「サウンドバー」

ここ数年で、「サウンドバー」(テレビ画面の下に設置するバータイプのスピーカー)を中心としたホームシアター・スピーカーシステムの注目が高まっている。薄型テレビの画質が飛躍的に向上し、今や大型テレビでは「4K」が主流になろうとしている。しかしその半面、ほとんどのテレビの音質はおざなりのままだ。そこで、手軽にテレビの音質をアップできるサウンドバーが人気になっているというわけだ。

今回は安蔵氏が注目のサウンドバー&ホームシアターシステムを視聴。そのサウンドをチェックした

米TechNavioが2014年2月に発表した「Global Soundbar Market 2014-2018」では、グローバルなサウンドバー市場が、2013年から2018年の間に約28.22パーセントの年平均成長率で成長すると予測している。住宅事情が米国などとは異なる日本では、今後もサウンドバーの人気は続くことだろう。

そこで今回は、サウンドバータイプ2機種に、ディスクリート5.1chタイプ1機種も加えた全3機種のホームシアタースピーカーを試聴してみることにした。価格帯もタイプも異なるスピーカーだが、それぞれ音質や楽しみ方に違いはあるのだろうか。

■約3万円から約10万円まで3タイプを試聴

今回テストしたのは、サウンドバータイプはソニーが2014年5月に発売した「HT-CT370」(実勢価格3万4840円)とヤマハが7月に発売した「YSP-2500」(同9万9190円)、ディスクリート5.1chタイプはソニーが5月に発売したBDプレーヤー一体型の「BDV-N1B」(同5万1600円)だ。

まずは、今回試聴した各モデルの特徴を紹介しよう。

・ワイヤレスウーファーが手軽なソニー「HT-CT370」

ソニーの「HT-CT370」はサウンドバーとサブウーファー、どちらも薄型フォルムを採用したモデルだ。カラーはブラックとホワイトの2色をラインアップする。サブウーファーと本体(サウンドバー部)との接続には2.4GHz帯の無線を採用している。縦置き・横置きどちらも可能なので、部屋のデッドスペースに置いたり、テレビラックの中に置いたりできる設置の自由度も魅力だ。

SONY「HT-CT370」(ブラック)

SONY「HT-CT370」(ホワイト)

Bluetooth機能を内蔵しているので、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの音楽をワイヤレスで楽しめる。NFC(近距離無線通信規格)にも対応しているので、NFCやおサイフケータイに対応するスマホ・タブレットをタッチするだけでBluetoothの接続が完了する。

次ページYSP-2500とBDV-N1Bのスペックを検証

1 2 3 4 5 6 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX