公開日 2014/11/28 11:30
【Phile-web読者が体験!】エプソンのメガネ型ディスプレイ端末“MOVERIO”のある新しい生活
MOVERIOを2名の読者が使ってみた!
エプソンから登場したウェアラブルディスプレイ“MOVERIO”の最新モデル「BT-200」シリーズ。様々な分野から注目を集めているこのMOVERIOを、2名のPhile-web読者に約2週間使っていただきました。ユーザーの数だけ活用方法があるMOVERIO。果たしてPhile-web読者はどんな使い方をしたのか? 実際のユーザーならではの“生の声”をお届けします!(特設サイト「MOVERIOでスタートする新しい生活」はこちら)
MOVERIOで風景映像を観ながらルームランナーで走ってみた
眼鏡の上からでも装着できるのがポイント!
福岡県・Tさんのレポート
1人目は、福岡県在住のTさん。MOVERIOで風景映像を投影しながら、ルームランナーで走ってみたそうです。さらに、普段から使用している眼鏡をかけたまま上からMOVERIOを装着した使い方でレポートして下さっていることにも注目! その使用感はいかに?
■はじめに
いわゆるウェアラブルディスプレイ/ヘッドマウントディスプレイといった端末は、常にディスプレイが目に対して同じ位置にあるので、ブレが抑えられるのではないだろうか? だとすると、電車・バスなどの揺れを伴う交通機関内で使用しても映像が観やすいのではないか。また、視界の占有率が高いウェアラブルディスプレイ端末ではどれほどの没入感が得られるのかも気になる。…今回はそれらの点に注目して、MOVERIOを使用してみた。
■普段の眼鏡をしたまま装着できることがポイント
まずは装着性から。MOVERIOを使う上で最初に気になっていたのがここだ。私は普段、眼鏡を常用している。映画館で3D映画を観る際など、眼鏡の上に3Dグラスをかけなくてはならない不便さを知っているだけに、メガネ型ウェアラブルディスプレイであるMOVERIOの場合はこのあたりの装着性がどうなのだろうかと気になっていた。
MOVERIOは、普段かけている眼鏡をディスプレイ部の内側に固定して、そのまま眼鏡とディスプレイ部を一緒に装着することができる。固定したことによって、通常のディスプレイだけの使用時よりは少々重さを感じるものの、不便というほどではない。最初にちゃんと眼鏡を固定しておけば、眼鏡をつけたままで非常に安定してストレス無く装着できる。同じ眼鏡の上からの装着でも、映画館の3Dグラスをかけたときのように不安定にならない。
ヘッドマウントディスプレイは、眼鏡を外した状態での使用が前提である製品も多い中、MOVERIOは普段と同じように眼鏡をしたままで装着できることが嬉しい。これはMOVERIOの大きなポイントだと思う。(※編集部注:本体に同梱される専用のレンズホルダーを使用すれば、自分の度数にあうレンズをMOVERIO本体にはめて使用することもできます)
■生活空間の中で使用するのに実用的なちょうど良い没入感
ヘッドマウントディスプレイに代表されるウェアラブル型ディスプレイというと、視界を覆うその形状から、良くも悪くも視界の占有率が高いものだと思っていた。MOVERIOの場合この観え方が特徴的で、視界の中心に大画面がありながら、シースルー表示なので同時に周囲の状況も確認できる。これにより、電車・バスに乗車しているときなども周囲の状況を確認しながら映像を楽しめるので、ふだんの生活空間の中で使用するにあたって実用的だ。
実際の観え方としては、大画面の映像が目の前に現れるのだが、そこで“自分が映像の中に居る没入感”というよりも、“大きな窓から別の場所を見ている感覚”で映像を楽しめる。これを応用して列車の車窓動画を視聴してみたところ、自分が列車に乗っている感覚になれて、これはMOVERIOだからこその楽しみ方だと思った。
■MOVERIOで風景映像を観ながらルームランナーで走ってみた
また、MOVERIOを装着してストリートビュー的な動画を流しながら、ルームランナーで運動するという使い方も楽しんでみた。海外の町並みを映した動画を再生すれば、海外の公園や町中を走っている気分になれた。
もともと、MOVERIOを装着しながら屋外で運動をすることは推奨されていないが、室内でルームランナーを使った運動であれば問題ないだろう。実際、軽いジョギング程度であれば、MOVERIOの程よい重さで顔に密着して本体がずれることもなく、ストレスを感じずに使用できるので「ルームランナー×MOVERIO」は、お薦めの使いこなし方だ。
■日常生活の中で大画面を楽しめる、面白い機械
今回のモニター期間を通して、MOVERIOが手元にあることで日常の時間を有効活用して大画面を楽しんだり、ちょっとした気分転換がかなった。なお、軽いとは思うけれどさすがに普通の眼鏡ほどではないので、長時間継続しての使用は難しいかもしれないが、手元にあれば確実に大画面を楽しみたくなる、面白い機械だ。
MOVERIOで風景映像を観ながらルームランナーで走ってみた
眼鏡の上からでも装着できるのがポイント!
福岡県・Tさんのレポート
1人目は、福岡県在住のTさん。MOVERIOで風景映像を投影しながら、ルームランナーで走ってみたそうです。さらに、普段から使用している眼鏡をかけたまま上からMOVERIOを装着した使い方でレポートして下さっていることにも注目! その使用感はいかに?
■はじめに
いわゆるウェアラブルディスプレイ/ヘッドマウントディスプレイといった端末は、常にディスプレイが目に対して同じ位置にあるので、ブレが抑えられるのではないだろうか? だとすると、電車・バスなどの揺れを伴う交通機関内で使用しても映像が観やすいのではないか。また、視界の占有率が高いウェアラブルディスプレイ端末ではどれほどの没入感が得られるのかも気になる。…今回はそれらの点に注目して、MOVERIOを使用してみた。
■普段の眼鏡をしたまま装着できることがポイント
まずは装着性から。MOVERIOを使う上で最初に気になっていたのがここだ。私は普段、眼鏡を常用している。映画館で3D映画を観る際など、眼鏡の上に3Dグラスをかけなくてはならない不便さを知っているだけに、メガネ型ウェアラブルディスプレイであるMOVERIOの場合はこのあたりの装着性がどうなのだろうかと気になっていた。
MOVERIOは、普段かけている眼鏡をディスプレイ部の内側に固定して、そのまま眼鏡とディスプレイ部を一緒に装着することができる。固定したことによって、通常のディスプレイだけの使用時よりは少々重さを感じるものの、不便というほどではない。最初にちゃんと眼鏡を固定しておけば、眼鏡をつけたままで非常に安定してストレス無く装着できる。同じ眼鏡の上からの装着でも、映画館の3Dグラスをかけたときのように不安定にならない。
ヘッドマウントディスプレイは、眼鏡を外した状態での使用が前提である製品も多い中、MOVERIOは普段と同じように眼鏡をしたままで装着できることが嬉しい。これはMOVERIOの大きなポイントだと思う。(※編集部注:本体に同梱される専用のレンズホルダーを使用すれば、自分の度数にあうレンズをMOVERIO本体にはめて使用することもできます)
■生活空間の中で使用するのに実用的なちょうど良い没入感
ヘッドマウントディスプレイに代表されるウェアラブル型ディスプレイというと、視界を覆うその形状から、良くも悪くも視界の占有率が高いものだと思っていた。MOVERIOの場合この観え方が特徴的で、視界の中心に大画面がありながら、シースルー表示なので同時に周囲の状況も確認できる。これにより、電車・バスに乗車しているときなども周囲の状況を確認しながら映像を楽しめるので、ふだんの生活空間の中で使用するにあたって実用的だ。
実際の観え方としては、大画面の映像が目の前に現れるのだが、そこで“自分が映像の中に居る没入感”というよりも、“大きな窓から別の場所を見ている感覚”で映像を楽しめる。これを応用して列車の車窓動画を視聴してみたところ、自分が列車に乗っている感覚になれて、これはMOVERIOだからこその楽しみ方だと思った。
■MOVERIOで風景映像を観ながらルームランナーで走ってみた
また、MOVERIOを装着してストリートビュー的な動画を流しながら、ルームランナーで運動するという使い方も楽しんでみた。海外の町並みを映した動画を再生すれば、海外の公園や町中を走っている気分になれた。
もともと、MOVERIOを装着しながら屋外で運動をすることは推奨されていないが、室内でルームランナーを使った運動であれば問題ないだろう。実際、軽いジョギング程度であれば、MOVERIOの程よい重さで顔に密着して本体がずれることもなく、ストレスを感じずに使用できるので「ルームランナー×MOVERIO」は、お薦めの使いこなし方だ。
■日常生活の中で大画面を楽しめる、面白い機械
今回のモニター期間を通して、MOVERIOが手元にあることで日常の時間を有効活用して大画面を楽しんだり、ちょっとした気分転換がかなった。なお、軽いとは思うけれどさすがに普通の眼鏡ほどではないので、長時間継続しての使用は難しいかもしれないが、手元にあれば確実に大画面を楽しみたくなる、面白い機械だ。