公開日 2016/08/30 15:00
【レビュー】革新的バックライト搭載、ソニーの “マスター” テレビ。 BRAVIA「Z9D」を見た
折原一也が開発陣を直撃
ソニーが今年1月のCES 2016で初披露した、圧倒的なHDR表現を実現するバックライトシステム「Backlight Master Drive」(関連ニュース)。革新的バックライトを搭載した液晶テレビは、米国・欧州では7月に先行発表されていた。そして本日、“BRAVIA”「Z9D」がついに日本国内で発表された。
圧倒的にハイスペックな「Backlight Master Drive」や、それを搭載したフラグシップテレビ「Z9D」はなぜ、そしてどのように誕生したのか。ソニービジュアルプロダクツ株式会社 技術戦略室の小倉敏之氏、商品企画担当の武上有里氏に直撃した。
「Z9D」は、ソニーとして久々に技術の粋が詰められた、まさに頂点と呼ぶべきモデル。2014年から構想が始まったという。
「Backlight Master Drive」の技術名称に含まれる「Master」には、「道を切り開く人」「道を極めた人」「熟練者」「指導者」など様々な意味がある。「Z9D」はまさにそうした様々な意味を込め、ソニーが培ってきたHDR技術を極めた「Master」とも呼べるモデルなのだ。
CES 2016に展示されていたデモ機と今回の「Z9D」の違いとして、まずは画面サイズが挙げられる。デモ機は80インチだったが、Z9Dは100インチ、75インチ、65インチの3サイズ展開へと変更となっている。
100インチは税抜700万円と、まさに価格面でも頂点を極めたモデルとなるが、75インチ(100万円前後)、65インチ(70万円前後)と続くのは「ご家庭で導入していただけるサイズ、価格にしたい」(武上氏)という思いが反映した格好だ。
圧倒的にハイスペックな「Backlight Master Drive」や、それを搭載したフラグシップテレビ「Z9D」はなぜ、そしてどのように誕生したのか。ソニービジュアルプロダクツ株式会社 技術戦略室の小倉敏之氏、商品企画担当の武上有里氏に直撃した。
「Z9D」は、ソニーとして久々に技術の粋が詰められた、まさに頂点と呼ぶべきモデル。2014年から構想が始まったという。
「Backlight Master Drive」の技術名称に含まれる「Master」には、「道を切り開く人」「道を極めた人」「熟練者」「指導者」など様々な意味がある。「Z9D」はまさにそうした様々な意味を込め、ソニーが培ってきたHDR技術を極めた「Master」とも呼べるモデルなのだ。
CES 2016に展示されていたデモ機と今回の「Z9D」の違いとして、まずは画面サイズが挙げられる。デモ機は80インチだったが、Z9Dは100インチ、75インチ、65インチの3サイズ展開へと変更となっている。
100インチは税抜700万円と、まさに価格面でも頂点を極めたモデルとなるが、75インチ(100万円前後)、65インチ(70万円前後)と続くのは「ご家庭で導入していただけるサイズ、価格にしたい」(武上氏)という思いが反映した格好だ。
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