• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/01/11 09:53

プロが使いたくなる理由は? フルテックのケーブルインシュレーターの活用術を専門店に聞いた<part1>

「NCF Booster-Signal」
季刊オーディオアクセサリー編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオ再生の音質向上には欠かせない、電源から信号経路までのさまざまなケーブル類のグレードアップ。しかしケーブルを交換しただけで、安心はできない。大きなクオリティアップ・ポイント、“ケーブルの環境整備”がまだ残されているからだ。

ケーブルは振動や静電気などさまざまな外乱要因を受け、音質的に悪影響を被っているのが実状だ。その対策としていま特に注目されているのが、製品の進化と充実が際立つ「ケーブルインシュレーター」である。その筆頭として、導入効果も高く評価されているのが、フルテックの「NCF Booster-Signal」である。海外を含め、すでに多くの実績を上げるこの「NCF Booster-Signal」にはどんな効果があるのか、そしてどう使いこなせば良いのか。本記事では、音のプロフェッショナルであるオーディオ専門店の視点と、実際に導入したユーザー達の率直な感想から、そのお薦め度を2回に分けて検証していく。


フルテックの「NCF Booster-Signal」は、ケーブル受け(クレイドル)部がフラット形状のケーブル/コネクターで、ケーブルインシュレーターの発展型といえる製品

NCF Booster-Signal とは?
ケーブルの環境を整えて本来の伝送性能を引き出す

フルテックが開発した「NCF Booster-Signal」(19,800円・税抜)とはどんな製品なのか。「ケーブル/コネクターホルダー」というジャンルの製品になり、弛みや垂れ下がり、また無用な力がかかりがちな各種オーディオケーブルとその端子周りを支えて安定させるとともに、振動や静電気による悪影響を取り去る効果を発揮し、クオリティアップを実現してくれるものだ。

静電気除去効果を持つ特殊素材NCF(ナノ・クリスタル・フォーミュラ)を採用するケーブル受け(クレイドル)部、そして強力な制振効果を発揮する「マルチマテリアルハイブリッド構造」など、音質改善のために吟味された素材と入念な構造、そして応用のできる巧みな作りを採用していることが、この製品ならではといえる大きな特徴となっている。

加えて「NCF Booster-Signal」は、従来のケーブルインシュレーターと比べて画期的な特徴を多く備えている。豊富なオプションが揃えられ、使う場所に合わせて連結支柱で高さを伸張できること。さらにオプションでホルダーを増やすなど発展・増強していくこともでき、段階的なステップアップも図ることができる。

また姉妹品として「NCF Booster」(32,800円・税抜)もあり、その違いはケーブル受け部が「NCF Booster-Signal」がフラット形状であるのに対し、「NCF Booster」は電源コネクターに対応させたカーブ形状で、こちらには重しとして上から押さえるトップクランプ(上部ウエイト)も付属されている。この「NCF Booster」と「NCF Booster-Signal」は共通仕様で、複合させた使い方ができるのも特徴だ。

フルテックの「NCF Booster」は、ケーブル受け(クレイドル)部が凹形状で、より電源ケーブルのプラグやコネクターに合致する

このように、単純にケーブルを支えるケーブルインシュレーターとは異なり、機能や効果、そして使い勝手などで、大きな進化を遂げた先端アイテムということができるだろう。「優れたケーブル」が機器の性能を引き出すための必須アイテムならば、「NCF Booster-Signal」はケーブル本来の性能を最大限に引き出すための環境を“置くだけで作ってくれる”たいへん便利なクオリティアップアイテムなのである。
「NCF Booster-Signal」の紹介記事はこちらへ

「NCF Booster-Signal」の効果は、すでに国内外のオーディオファイルからリピーター購入が相次いでいるほか、高音質レーベルとして知られるオランダの「TRPTK」の録音にも本格導入されている。ケーブルにまつわるさまざまな外乱要因を取り去ることでケーブルが持つ本来の伝送性能を取り戻し、埋もれてしまっていたソース元の微細な音の情報を伝達可能にするというのが、このアイテム導入による効果の総評といえるだろう。
「TRPTK」の情報はこちらへ

実際に「NCF Booster-Signal」を導入したユーザーの実例と感想、そして経験豊富な販売店の推薦ポイントをご紹介

次項では、たくさんの製品を知る“音のプロ”、オーディオ販売店の実例に見る「NCF Booster-Signal」の使いこなしと、ユーザーの導入事例と感想をご紹介する。

次ページNCF Booster-Signalのお薦めする使いこなし − 福岡・アートクルー

1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX