公開日 2019/05/27 06:00
「Sonos Amp」スクープレビュー! 欧米で圧倒的人気、Sonosオーディオアンプの実力とは?
【特別企画】DDFA搭載ネットワークプリメイン
Sonosからネットワーク対応プリメインアンプ「Sonos Amp」が登場する。Wi-Fiを内蔵し、ストリーミングから音楽ファイル、さらにはアナログ入力やHDMI入力までを再生できる、まだ正式発表前の本機を、オーディオ評論家の土方久明氏がいち早くテスト。さらには、ワイヤレスオーディオのトップを走るSonosの先進性についても分析していく。
▶▶Sonos AmpをはじめとするSonos製品を実際に体験できるPHILE WEB特別イベントが、6月15日(土)に開催決定! 現在、参加者を募集中です。詳細はこちらから。
■次世代ホームオーディオの最先端を行く米Sonos
近年、オーディオは音楽ソースと再生方法の両面で大きく変化している。音楽ソースの主流は、CDから音楽ファイルのダウンロード、そしてストリーミングサービスへと移ってきた。それに呼応して再生方法も進化。デジタルデータの再生においては機器の大きさや形状など制約も少なくなり、いまやスマートフォンが音楽再生の主役だ。
いつでも、どこでも、膨大な音楽を楽しめる時代だからこそ、オーディオ機器には優れた操作性やインターフェース、そしてあらゆる音楽を再現できる優れたサウンドが求められる。「Sonos(ソノス)」は、そんな現在最先端の音楽再生スタイルを家庭に普及させた立役者とも言えるオーディオブランドである。
■ライフスタイルに合わせて選べる多様なラインナップを用意
Sonosは2002年に米カリフォルニア州サンタバーバラで創業された。Wi-Fi搭載のワイヤレススピーカーを中心にラインナップし、そこに独自の操作アプリを組み合わせ、スムーズかつ快適なリスニングを提案する。欧米を中心に人気メーカーとしての地位を確立し、2018年8月にNASDAQに上場した際の時価総額が2,000億円以上というエピソードからもその勢いは想像できる。
2018年10月には満を持して日本市場に本格参入し、多彩なラインナップを展開する。代表的な製品として、Amazon AlexaとGoogleアシスタント(※日本ではGoogleアシスタントは来年以降対応)という2大音声アシスタントに対応したコンパクトなワイヤレススピーカー「Sonos One」とサウンドバー「Sonos Beam」、そしてフラグシップモデルの大型ワイヤレススピーカー「Play:5」などが挙げられる。
いずれも日本では50以上のストリーミングサービスに対応するほか、AirPlay 2も対応。オーディオファン的にはRoon Readyに対応することも注目だ。複数のスピーカーを同期できるマルチルーム再生も主要機能で、その完成度も実に高い。
スピーカーマウント用ブラケットや、Wi-Fiを安定化させる「Sonos Boost」、現在使用中のオーディオ機器をSonos化するブリッジ「Sonos Connect」など、周辺機器やアクセサリー類も豊富で、様々な生活環境に導入できるよう配慮されている。
■レガシーなスピーカーもSonosシステムに組み込める「Sonos Amp」
同社の最新製品「Sonos Amp」は、コンパクトなボディに125W+125Wのパワーを備えたステレオアンプである。一般的なアンプのようにアナログ入力も備えるが、本機も他のSonos製品と同様に、Wi-Fi/有線LANのネットワーク経由で再生するストリーミングやファイルがメインソースになる。もちろん、Sonosアプリからの操作にも対応。Sonos Ampがあれば、ストリーミングやファイルの再生を縦横無尽に楽しめるSonosならではの音楽体験を、お好みのパッシブ型スピーカーシステムで味わえるようになるのだ。
音質面では、クアルコム社のフルデジタルアンプ「DDFA」を採用したことが特徴だ。独自のフィードバック技術を備えたDDFAは、クラスDアンプならではの高効率とアナログアンプを凌駕する高い特性を兼ね備えている。DDFAはオーディオファンの間でも評価の高いデバイスであり、ご存じの方も多いはずだ。
音声入力については、アナログRCA入力に加え、HDMI入力も搭載。従来型のオーディオソースからテレビの音声までを楽しめる接続性も備えている。
■設定の手軽さはダントツだ
Sonos Ampはその佇まいもクールだ。マットブラックの落ち着いたカラーリングに、天面の丸い窪みがデザインのアイコンになっている。この丸い窪みは放熱のために空気を排出するスリットになっていて、機能とデザインを見事に融合させている。フロントパネルにあるのは3つのタッチセンサー式のボタンのみで、再生/一時停止や音量調整に用いる。
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■次世代ホームオーディオの最先端を行く米Sonos
近年、オーディオは音楽ソースと再生方法の両面で大きく変化している。音楽ソースの主流は、CDから音楽ファイルのダウンロード、そしてストリーミングサービスへと移ってきた。それに呼応して再生方法も進化。デジタルデータの再生においては機器の大きさや形状など制約も少なくなり、いまやスマートフォンが音楽再生の主役だ。
いつでも、どこでも、膨大な音楽を楽しめる時代だからこそ、オーディオ機器には優れた操作性やインターフェース、そしてあらゆる音楽を再現できる優れたサウンドが求められる。「Sonos(ソノス)」は、そんな現在最先端の音楽再生スタイルを家庭に普及させた立役者とも言えるオーディオブランドである。
■ライフスタイルに合わせて選べる多様なラインナップを用意
Sonosは2002年に米カリフォルニア州サンタバーバラで創業された。Wi-Fi搭載のワイヤレススピーカーを中心にラインナップし、そこに独自の操作アプリを組み合わせ、スムーズかつ快適なリスニングを提案する。欧米を中心に人気メーカーとしての地位を確立し、2018年8月にNASDAQに上場した際の時価総額が2,000億円以上というエピソードからもその勢いは想像できる。
2018年10月には満を持して日本市場に本格参入し、多彩なラインナップを展開する。代表的な製品として、Amazon AlexaとGoogleアシスタント(※日本ではGoogleアシスタントは来年以降対応)という2大音声アシスタントに対応したコンパクトなワイヤレススピーカー「Sonos One」とサウンドバー「Sonos Beam」、そしてフラグシップモデルの大型ワイヤレススピーカー「Play:5」などが挙げられる。
いずれも日本では50以上のストリーミングサービスに対応するほか、AirPlay 2も対応。オーディオファン的にはRoon Readyに対応することも注目だ。複数のスピーカーを同期できるマルチルーム再生も主要機能で、その完成度も実に高い。
スピーカーマウント用ブラケットや、Wi-Fiを安定化させる「Sonos Boost」、現在使用中のオーディオ機器をSonos化するブリッジ「Sonos Connect」など、周辺機器やアクセサリー類も豊富で、様々な生活環境に導入できるよう配慮されている。
■レガシーなスピーカーもSonosシステムに組み込める「Sonos Amp」
同社の最新製品「Sonos Amp」は、コンパクトなボディに125W+125Wのパワーを備えたステレオアンプである。一般的なアンプのようにアナログ入力も備えるが、本機も他のSonos製品と同様に、Wi-Fi/有線LANのネットワーク経由で再生するストリーミングやファイルがメインソースになる。もちろん、Sonosアプリからの操作にも対応。Sonos Ampがあれば、ストリーミングやファイルの再生を縦横無尽に楽しめるSonosならではの音楽体験を、お好みのパッシブ型スピーカーシステムで味わえるようになるのだ。
音質面では、クアルコム社のフルデジタルアンプ「DDFA」を採用したことが特徴だ。独自のフィードバック技術を備えたDDFAは、クラスDアンプならではの高効率とアナログアンプを凌駕する高い特性を兼ね備えている。DDFAはオーディオファンの間でも評価の高いデバイスであり、ご存じの方も多いはずだ。
音声入力については、アナログRCA入力に加え、HDMI入力も搭載。従来型のオーディオソースからテレビの音声までを楽しめる接続性も備えている。
■設定の手軽さはダントツだ
Sonos Ampはその佇まいもクールだ。マットブラックの落ち着いたカラーリングに、天面の丸い窪みがデザインのアイコンになっている。この丸い窪みは放熱のために空気を排出するスリットになっていて、機能とデザインを見事に融合させている。フロントパネルにあるのは3つのタッチセンサー式のボタンのみで、再生/一時停止や音量調整に用いる。