公開日 2021/10/28 06:30
ULTRASONEの新“Signatureシリーズ”3モデル一斉レビュー!「S-Logic 3」がもたらす一段上の聴き心地
【特別企画】従来モデルとの違いも比較
音質と耳への負担軽減を両立させる「S-Logic」などの独自技術や個性的なデザインなどから高い注目を集め続けるドイツのヘッドホンメーカー、ULTRASONE。同社より、新たに“Signature”の名を冠したヘッドホン3モデル「Signature MASTER」「Signature NATURAL」「Signature PULSE」が発売された。
そもそも “Signature” という名前は、「プロユースとしてもリスニング用としても満足できるクオリティに纏め上げた製品」へ与えられてきた。実際の製品としては、これまでに「Signature PRO」「Signature STUDIO」、DJ向け派生モデルの「Signature DJ」「Signature DXP」など様々なモデルがあり、それぞれキャラクターも異なっていたりする。
そんな “Signature” の新モデルが一気に3つも登場する、というのだから驚いた。しかしながら、製品の詳細を見ていくと、3製品がそれぞれ確固たる特徴を持っているし、価格も大分異なっている。
そこで、今回は新 “Signature” 3モデルについて、共通する点と異なっている部分を、順を追って分かりやすく紹介していきたいと思う。
■音質向上の決め手は、独自技術の最新バージョン「S-Logic 3」
まずは共通している部分から。ボディ外観は、3モデルともほとんど同じ。“PROシリーズ”の流れをくむ、プロモニター然としたスタイルだ。小柄ながらもアラウンドタイプ(耳全体をすっぽり覆う)のイヤーパットと折りたたみ機構により、装着感と持ち運びのし易さを両立している。
また、片側出しのケーブルは着脱式となっていて、1.2mストレートケーブル(3.5mm端子)に加え、3mカールケーブル(6.3mm端子)が付属。「Signature MASTER」「Signature NATURAL」には1.2mリモコンマイク付きケーブル(3.5mm端子)も同梱されている。ちなみに、3製品ともに自社工場の職人によりハンドメイド製造されているが、こちらも共通の特徴といえるかもしれない。
そもそも “Signature” という名前は、「プロユースとしてもリスニング用としても満足できるクオリティに纏め上げた製品」へ与えられてきた。実際の製品としては、これまでに「Signature PRO」「Signature STUDIO」、DJ向け派生モデルの「Signature DJ」「Signature DXP」など様々なモデルがあり、それぞれキャラクターも異なっていたりする。
そんな “Signature” の新モデルが一気に3つも登場する、というのだから驚いた。しかしながら、製品の詳細を見ていくと、3製品がそれぞれ確固たる特徴を持っているし、価格も大分異なっている。
そこで、今回は新 “Signature” 3モデルについて、共通する点と異なっている部分を、順を追って分かりやすく紹介していきたいと思う。
■音質向上の決め手は、独自技術の最新バージョン「S-Logic 3」
まずは共通している部分から。ボディ外観は、3モデルともほとんど同じ。“PROシリーズ”の流れをくむ、プロモニター然としたスタイルだ。小柄ながらもアラウンドタイプ(耳全体をすっぽり覆う)のイヤーパットと折りたたみ機構により、装着感と持ち運びのし易さを両立している。
また、片側出しのケーブルは着脱式となっていて、1.2mストレートケーブル(3.5mm端子)に加え、3mカールケーブル(6.3mm端子)が付属。「Signature MASTER」「Signature NATURAL」には1.2mリモコンマイク付きケーブル(3.5mm端子)も同梱されている。ちなみに、3製品ともに自社工場の職人によりハンドメイド製造されているが、こちらも共通の特徴といえるかもしれない。
次ページULTRASONE独自の技術のニューバージョン「S-Logic 3」とは