公開日 2023/04/25 06:30
大画面を手軽に楽しもう!プロジェクターのトレンドはネット対応の“カジュアル”モデル
新生活を豊かにするオーディオ・ビジュアルアイテム
映画館のような大画面を映し出すプロジェクターは、ホームシアターで花形と呼ばれる機器だが、近年は携帯が可能なほど小型軽量で価格面も手頃になった“カジュアル”なモデルが多数登場しており、プロジェクターが今まで以上に身近なアイテムになった。
ぜひ、この春の新生活シーズンを機に、気軽に導入できるプロジェクターで大画面&高画質な映像を楽しんでみてはいかがだろうか。非日常といえる楽しい時間を過ごせること請け合いだ。そこで本稿では、カジュアルプロジェクターのお薦めポイントをご紹介していきたい。
カジュアルプロジェクターの中でも人気なのが、バッテリー内蔵のコンパクトモデル。500mlのペットボトルに近いサイズのモデルが多く、「モバイルプロジェクター」と呼ばれるジャンルだ。室内で移動が自由なことはもちろん、外に持ち出してアウトドアシーンで使うことも可能で、アイデア次第で使用用途が膨らむ。
バッテリー内蔵なだけでなく、Wi-Fi対応のモデルが多く、またスピーカーも搭載しているモデルが大半のため、プロジェクター一台で楽しめることも人気の理由だ。また、従来は電球のようなランプを光源に用いることが多かったが、最近のモデルは消費電力が低いLEDやレーザー光源を採用するケースが増えたことも、モバイルプロジェクターのラインナップの増加に繋がっているだろう。
また、レーザー光源を搭載しているプロジェクターは、従来モデルよりも映像が明るいことも特徴。特に据え置きタイプのプロジェクターは、明るい映像で高画質を狙ったモデルも増えている。モバイルプロジェクターは、数百ルーメン(ANSI)が標準だが、レーザー光源を使用した据え置きタイプは2000ルーメン(ANSI)を超えるモデルも登場している。
ある程度遮光すれば暗室でなくても100インチ程度の大画面映像が、コントラスト高く、色表現も鮮やかな映像で十分に楽しめるレベル。解像度もフルHDに対応しているモデルが多く、また手軽に設置できる4K対応プロジェクターもラインナップするブランドもある。
カジュアルプロジェクターのトレンド機能のひとつが、ネット動画対応だ。Android TVやAndroid OSに対応しているモデルなら、YouTubeやAmazon Prime Video、またNetflixやディズニープラスなどのアプリをインストールすることができるため、プロジェクターだけでネット動画を楽しめる。
加えて、スマホからの「キャスト」機能を利用すると、スマホで観ていた映像をプロジェクターに引き継ぐことができる。例えば「Chromecast」搭載なら、スマホ内の写真や動画もプロジェクターで映すことが可能だ。また、スマホ画面をそのままプロジェクターに映し出す「ミラーリング」機能もあるので、各プロジェクターでスマホ連携の機能もチェックしてほしい。
プロジェクターは、ピント調整や投写画面の調整が必要なため、初めてのユーザーには少し使いにくい部分があるが、カジュアルプロジェクターには設置の問題を簡単に解決してくれる機能を搭載したモデルも登場している。
ピントを自動で調整する「オートフォーカス」、下からや斜めから投写しても投写映像を補正して出してくれる「自動台形補正」など、自動調整の機能性が向上。またブランドによっては、スクリーンの自動アジャスト機能や、障害物を避けて映像を投写する「障害物自動回避」など、プロジェクター初心者にも設置しやすい機能が追加されている。
また、プロジェクターの機構を独自に工夫することで、壁投写だけでなく天井にも投写できるモデルも誕生している。どうしても壁にスペースが空いてない場合でも、天井のスペースを活かすことで大画面を堪能できるのだ。
プロジェクターというと、ビジネスシーンでも活躍していることもあり、重々しいデザインをイメージする方も多いかもしれないが、最新のカジュアルプロジェクターはデザインもシンプルで洗練されているものを多数あり、モデルによってはインテリアマッチを高めたプロジェクターも店頭に並んでいる。
ここではカジュアルプロジェクターでトレンドとなっている機能や要素を紹介してきたが、従来のモデルから備わっているHDMI入力によるストリーミングプレーヤーやBDレコーダーとの接続も、標準で対応している。
テレビやモニターでは手軽に味わうことのできない大画面エンターテイメントを、カジュアルプロジェクターで手に入れてみてほしい。これからの生活を彩ってくれるに違いない。
ぜひ、この春の新生活シーズンを機に、気軽に導入できるプロジェクターで大画面&高画質な映像を楽しんでみてはいかがだろうか。非日常といえる楽しい時間を過ごせること請け合いだ。そこで本稿では、カジュアルプロジェクターのお薦めポイントをご紹介していきたい。
■バッテリー内蔵のモバイルモデルが人気
カジュアルプロジェクターの中でも人気なのが、バッテリー内蔵のコンパクトモデル。500mlのペットボトルに近いサイズのモデルが多く、「モバイルプロジェクター」と呼ばれるジャンルだ。室内で移動が自由なことはもちろん、外に持ち出してアウトドアシーンで使うことも可能で、アイデア次第で使用用途が膨らむ。
バッテリー内蔵なだけでなく、Wi-Fi対応のモデルが多く、またスピーカーも搭載しているモデルが大半のため、プロジェクター一台で楽しめることも人気の理由だ。また、従来は電球のようなランプを光源に用いることが多かったが、最近のモデルは消費電力が低いLEDやレーザー光源を採用するケースが増えたことも、モバイルプロジェクターのラインナップの増加に繋がっているだろう。
また、レーザー光源を搭載しているプロジェクターは、従来モデルよりも映像が明るいことも特徴。特に据え置きタイプのプロジェクターは、明るい映像で高画質を狙ったモデルも増えている。モバイルプロジェクターは、数百ルーメン(ANSI)が標準だが、レーザー光源を使用した据え置きタイプは2000ルーメン(ANSI)を超えるモデルも登場している。
ある程度遮光すれば暗室でなくても100インチ程度の大画面映像が、コントラスト高く、色表現も鮮やかな映像で十分に楽しめるレベル。解像度もフルHDに対応しているモデルが多く、また手軽に設置できる4K対応プロジェクターもラインナップするブランドもある。
■ネット動画対応モデルならもっと手軽に楽しめる
カジュアルプロジェクターのトレンド機能のひとつが、ネット動画対応だ。Android TVやAndroid OSに対応しているモデルなら、YouTubeやAmazon Prime Video、またNetflixやディズニープラスなどのアプリをインストールすることができるため、プロジェクターだけでネット動画を楽しめる。
加えて、スマホからの「キャスト」機能を利用すると、スマホで観ていた映像をプロジェクターに引き継ぐことができる。例えば「Chromecast」搭載なら、スマホ内の写真や動画もプロジェクターで映すことが可能だ。また、スマホ画面をそのままプロジェクターに映し出す「ミラーリング」機能もあるので、各プロジェクターでスマホ連携の機能もチェックしてほしい。
■ハイテクな設置機能で置き場所広がる
プロジェクターは、ピント調整や投写画面の調整が必要なため、初めてのユーザーには少し使いにくい部分があるが、カジュアルプロジェクターには設置の問題を簡単に解決してくれる機能を搭載したモデルも登場している。
ピントを自動で調整する「オートフォーカス」、下からや斜めから投写しても投写映像を補正して出してくれる「自動台形補正」など、自動調整の機能性が向上。またブランドによっては、スクリーンの自動アジャスト機能や、障害物を避けて映像を投写する「障害物自動回避」など、プロジェクター初心者にも設置しやすい機能が追加されている。
また、プロジェクターの機構を独自に工夫することで、壁投写だけでなく天井にも投写できるモデルも誕生している。どうしても壁にスペースが空いてない場合でも、天井のスペースを活かすことで大画面を堪能できるのだ。
■インテリアマッチに優れるモデルも
プロジェクターというと、ビジネスシーンでも活躍していることもあり、重々しいデザインをイメージする方も多いかもしれないが、最新のカジュアルプロジェクターはデザインもシンプルで洗練されているものを多数あり、モデルによってはインテリアマッチを高めたプロジェクターも店頭に並んでいる。
ここではカジュアルプロジェクターでトレンドとなっている機能や要素を紹介してきたが、従来のモデルから備わっているHDMI入力によるストリーミングプレーヤーやBDレコーダーとの接続も、標準で対応している。
テレビやモニターでは手軽に味わうことのできない大画面エンターテイメントを、カジュアルプロジェクターで手に入れてみてほしい。これからの生活を彩ってくれるに違いない。