公開日 2019/04/25 06:10
知ってた? USB Type-Cのオーディオには2種類ある!
【連載】ガジェットTIPS
USB Type-Cポートに差し込むタイプのオーディオデバイスを見たことがありますか? 3.5mmステレオミニジャック変換アダプタもあれば、イヤホンに直結している "Type-Cイヤホン" もあり、種類はいろいろ。しかし、端子がType-Cのオーディオデバイスは大きく2種類に分かれます。
そのうちの1つは、最終出力部(イヤホン本体かイヤホンジャック)の前段にDACチップを使用する「DAC型」です。Type-Cポートを流れるデジタル信号からオーディオ信号を取り出し、DACチップでアナログ信号に変換、その後増幅などの処理を経てイヤホンジャックまたはイヤホンに出力を行います。
もう1つは、Type-Cポートを流れる信号からアナログのオーディオ信号を取り出し、増幅などの処理を経てイヤホンジャックに出力する「アナログ型」です。
知っておきたいのは、後者の「アナログ型」は、利用する端末を選ぶということです。Type-C端子を経由するアナログオーディオ信号はオプション扱いのため、限られたスマートフォン/タブレットしか対応していません。たとえば、iPad Pro(2018)のType-Cポートはアナログオーディオ信号を出力しないため、アナログ型のType-Cオーディオデバイスは動作しません。
一方、Type-Cポートを備えるスマートフォン/タブレットはほぼ例外なくデジタルオーディオ信号を出力するため、DAC型のType-Cオーディオデバイスであれば動作します。この点において、DAC型のほうが、より多くの環境で動作するオーディオデバイスと言って間違いないでしょう。
ただし、DAC型とアナログ型を、外観で区別することが困難です。パッケージに「96kHz/24bit対応DAC搭載」などと謳っているか、「Type-C端子からの(アナログ)音声出力に対応していない機種では利用できません」などと書かれていないかといった情報から判断するしかありません。
そのうちの1つは、最終出力部(イヤホン本体かイヤホンジャック)の前段にDACチップを使用する「DAC型」です。Type-Cポートを流れるデジタル信号からオーディオ信号を取り出し、DACチップでアナログ信号に変換、その後増幅などの処理を経てイヤホンジャックまたはイヤホンに出力を行います。
もう1つは、Type-Cポートを流れる信号からアナログのオーディオ信号を取り出し、増幅などの処理を経てイヤホンジャックに出力する「アナログ型」です。
知っておきたいのは、後者の「アナログ型」は、利用する端末を選ぶということです。Type-C端子を経由するアナログオーディオ信号はオプション扱いのため、限られたスマートフォン/タブレットしか対応していません。たとえば、iPad Pro(2018)のType-Cポートはアナログオーディオ信号を出力しないため、アナログ型のType-Cオーディオデバイスは動作しません。
一方、Type-Cポートを備えるスマートフォン/タブレットはほぼ例外なくデジタルオーディオ信号を出力するため、DAC型のType-Cオーディオデバイスであれば動作します。この点において、DAC型のほうが、より多くの環境で動作するオーディオデバイスと言って間違いないでしょう。
ただし、DAC型とアナログ型を、外観で区別することが困難です。パッケージに「96kHz/24bit対応DAC搭載」などと謳っているか、「Type-C端子からの(アナログ)音声出力に対応していない機種では利用できません」などと書かれていないかといった情報から判断するしかありません。