公開日 2022/11/04 06:30
続編劇場公開開始!マ・ドンソクが剛腕でねじ伏せるノンストップバイオレンスアクション『犯罪都市』
【第35回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2017年製作の『犯罪都市』をご紹介します!◇
『犯罪都市』(2017年・韓国)
(配信:Netflix / U-NEXT / hulu)
国際的な活躍を見せる韓国の俳優「マブリー」ことマ・ドンソクが主演を努め、2004年に実際に起きた事件をもとに、警察・中国の新興勢力・韓国マフィアの三つ巴の抗争を描いたノンストップバイオレンスアクション。その腕っ節の強さと人柄で、対立する毒蛇組とイス組の仲を取り持ち、街の均衡を保っていた警察強力班所属の刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)。そんな中、中国からやってきたチャン・チェン(ユン・ゲサン)率いる3人組が毒蛇組を乗っ取り、手段を選ばず勢力を拡大していくのだが…。
その鍛え上げられた肉体が目を引くマ・ドンソク。彼が悪役を演じれば、とてつもなく凶悪で恐ろしい怪物と化すが、善良な役柄を演じれば、強面ながらも誠実で頼りがいのある男と化し、ナイフや斧で襲いかかってくる悪人を、拳銃を用いることなく剛腕や張り手、投げ技などを駆使してねじ伏せていくスタイルがまた悪と一線を画しており、見ていて非常に清々しい。
容赦ない暴力描写、裏社会の抗争、マ・ドンソクの「善」の演技が光る本作の人気は凄まじく、11/3からは劇場にて続編『犯罪都市 THE ROUNDUP』が公開されているほか、3作目も公開が決定。このタイミングで本作を観ておくのはいかがでしょう。
(C)2017 KIWI MEDIA GROUP & VANTAGE E&M. ALL RIGHTS RESERVED
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
『犯罪都市』(2017年・韓国)
(配信:Netflix / U-NEXT / hulu)
国際的な活躍を見せる韓国の俳優「マブリー」ことマ・ドンソクが主演を努め、2004年に実際に起きた事件をもとに、警察・中国の新興勢力・韓国マフィアの三つ巴の抗争を描いたノンストップバイオレンスアクション。その腕っ節の強さと人柄で、対立する毒蛇組とイス組の仲を取り持ち、街の均衡を保っていた警察強力班所属の刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)。そんな中、中国からやってきたチャン・チェン(ユン・ゲサン)率いる3人組が毒蛇組を乗っ取り、手段を選ばず勢力を拡大していくのだが…。
その鍛え上げられた肉体が目を引くマ・ドンソク。彼が悪役を演じれば、とてつもなく凶悪で恐ろしい怪物と化すが、善良な役柄を演じれば、強面ながらも誠実で頼りがいのある男と化し、ナイフや斧で襲いかかってくる悪人を、拳銃を用いることなく剛腕や張り手、投げ技などを駆使してねじ伏せていくスタイルがまた悪と一線を画しており、見ていて非常に清々しい。
容赦ない暴力描写、裏社会の抗争、マ・ドンソクの「善」の演技が光る本作の人気は凄まじく、11/3からは劇場にて続編『犯罪都市 THE ROUNDUP』が公開されているほか、3作目も公開が決定。このタイミングで本作を観ておくのはいかがでしょう。
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ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジンでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。 |