公開日 2016/12/27 17:00
【特別企画】
「どこにもない音を生み出す」− Campfire Audio ボールCEOが語る “モノ作りの信念”
山本 敦
アメリカのCampfire Audio(キャンプファイヤー・オーディオ)は、創立からわずか1年の間に話題性の高いイヤホンを連発し、いま最も波に乗るブランドのひとつだ。ポタフェス2016冬の会場で、本国から来日したブランドのプレジデント兼ファウンダーであるケン・ボール氏を訊ね、Campfire Audioの“モノづくり”にかける信念を聞くことができた。
■ブランド名は「オレゴンの大自然からインスパイアされた」
2015年冬に設立されたCampfire Audioは、アクセントの効いた7種類のイヤホンを直近のラインナップに揃えている。独自性の高いリスニング体験は、同じくケン・ボール氏がCEOを務めるALO audioの開発思想と密接にリンクしたところから生まれている。
Campfire Audioが拠点を構えるオレゴン州・ポートランドは、アメリカの中でも特に気候が温暖であり、住みやすい“人気の街”として知られている。市街地から車で30分も郊外に走ると大らかな自然に囲まれる緑恵まれた土地であることから、週末には家族でキャンプを楽しむ文化が発展しているのだとボール氏は語る。
ユニークなブランド名の由来についても「私もキャンプが大好きなんです。大自然の中で仲間たちと夜空の下、キャンプファイヤーを見つめながら過ごす穏やかなひとときは何よりの幸せです。音楽を聴くときもそんなリラックスした時間であってほしいと考えて、ブランドの名前を“Campfire Audio(キャンプファイヤー・オーディオ)”と命名しました」と説明してくれた。
7つのイヤホンのネーミングもすべて「アンドロメダ」「ベガ」「オリオン」など星座の名前にちなんでいる。雄大なアメリカの星空を思い浮かべながら、Campfire Audioのイヤホンで音楽に浸るのもきっと乙なものだ。
現在、総勢9人のスタッフでCampfire Audioのイヤホンと、兄弟ブランドであるALO audioの製品をハンドメイドで作っている。察しが付くとおり、一度に多くの数は生産できない。だが、その分一つひとつ細部まで丁寧に作りこまれたプロダクトの高い完成度と信頼性が、品質にこだわる日本のオーディオファンを唸らせ、惹き付けている。
穏やかにインタビューに応えるボール氏の実直な人となりに触れると、楽しそうに、そしてひたむきにイヤホンを組み立てている製作現場の様子が思い描かれて、両ブランドの製品に一段と興味が湧いてくる。
なお、イヤホンのハウジングなど機械加工については、同じオレゴン州の隣町にあるボール氏の友人宅の工場で行われているという。生産・品質管理は細かな部品の一点ずつから独自に厳しい審査基準を設け、個別検査も行ったうえで出荷される。
■ブランド名は「オレゴンの大自然からインスパイアされた」
2015年冬に設立されたCampfire Audioは、アクセントの効いた7種類のイヤホンを直近のラインナップに揃えている。独自性の高いリスニング体験は、同じくケン・ボール氏がCEOを務めるALO audioの開発思想と密接にリンクしたところから生まれている。
Campfire Audioが拠点を構えるオレゴン州・ポートランドは、アメリカの中でも特に気候が温暖であり、住みやすい“人気の街”として知られている。市街地から車で30分も郊外に走ると大らかな自然に囲まれる緑恵まれた土地であることから、週末には家族でキャンプを楽しむ文化が発展しているのだとボール氏は語る。
ユニークなブランド名の由来についても「私もキャンプが大好きなんです。大自然の中で仲間たちと夜空の下、キャンプファイヤーを見つめながら過ごす穏やかなひとときは何よりの幸せです。音楽を聴くときもそんなリラックスした時間であってほしいと考えて、ブランドの名前を“Campfire Audio(キャンプファイヤー・オーディオ)”と命名しました」と説明してくれた。
7つのイヤホンのネーミングもすべて「アンドロメダ」「ベガ」「オリオン」など星座の名前にちなんでいる。雄大なアメリカの星空を思い浮かべながら、Campfire Audioのイヤホンで音楽に浸るのもきっと乙なものだ。
現在、総勢9人のスタッフでCampfire Audioのイヤホンと、兄弟ブランドであるALO audioの製品をハンドメイドで作っている。察しが付くとおり、一度に多くの数は生産できない。だが、その分一つひとつ細部まで丁寧に作りこまれたプロダクトの高い完成度と信頼性が、品質にこだわる日本のオーディオファンを唸らせ、惹き付けている。
穏やかにインタビューに応えるボール氏の実直な人となりに触れると、楽しそうに、そしてひたむきにイヤホンを組み立てている製作現場の様子が思い描かれて、両ブランドの製品に一段と興味が湧いてくる。
なお、イヤホンのハウジングなど機械加工については、同じオレゴン州の隣町にあるボール氏の友人宅の工場で行われているという。生産・品質管理は細かな部品の一点ずつから独自に厳しい審査基準を設け、個別検査も行ったうえで出荷される。
Campfire Audioの信念は「どこにもない音を生み出すこと」
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